木村卓功さんのシェエラザード。

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5月の上旬に素晴らしいニュースが日本国中を駆け巡りました。
木村卓功さんの「シェエラザード」がモナコの薔薇コンクールで、
フロリバンダ部門と芳香の部門で賞を獲ったのです。


凄いですねぇ……卓ちゃん、本当におめでとう!
でも、僕の中で驚きはありませんでした……。
遅かれ早かれ、この嬉しい日が来ると信じていたし、
いつか必ず木村さんの薔薇が世界にはばたくと思っていましたから。
受賞花が「シェエラザード」と言うのも納得だし嬉しいですよね。

「シェエラザード」は本当に素晴らしい薔薇で、
満開に花開いた春一番の花は華やかで辺りを払う勢いがあります。
薔薇の花は、蕾が開き切った時が美しいと言われていますが、
「シェエラザード」は、少し退色してきたその散りぎわが一番美しく、
また、側蕾が花開くと、愛らしい雰囲気で辺りを賑わせてくれます。

今、薔薇の花に新規性を求めるあまり、
一見、薔薇には見えない品種もあります。
「シェエラザード」の個性的な花弁の形、先端が尖り、
波打つ花弁は外に向かって淡くグラデーションが入ります。
写真を撮る身からすると、このグラデーションが曇天でも立体感を与えるのです。
他には見られない個性と、昔からの薔薇の花らしさを兼ね備えてもいます。
1輪の中で単なる陰影だけではなく、ニュアンスを感じることが出来る……。
そこが素晴らしいと思うのです。一言で評して「艶やか」。
そして美しい薔薇を見た時、誰しもが期待する素晴らしいダマスクの匂いも!
時にティーの匂いだったり様々なフルーツの匂いも混ざります。

これから先、一体どんな薔薇を見せてくれるでしょうね……。
木村さんの薔薇への情熱と、アカデミックなアプローチ。
卓ちゃんの薔薇の一ファンとして楽しみでなりません。

数年前にこのブログに書いた記事も併せてお読みくださいね。

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写真の1枚目ははこの5月に、
「横浜イングリッシュ・ガーデン」で撮影した「シェエラザード」。
丁度、満開を迎えた園内で、一際、華やかな異彩を放っていました。
それから「越後丘陵公園」のコンテスト会場での「シェエラザード」。
まだまだ満開には時間があるようですが、こんもりとした樹形は、
ガーデンでも扱いやすいのではないでしょうか。


25. 05. 2018


Benoit。


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by souslarose | 2018-05-24 22:07 | Raindrops on Roses

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