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東京は暑くて暑くて……と、愚痴る毎日ですが、
いやいや、実は数字で言うと気温は北海道だって負けないくらいに高いし、
今や日本国中、亜熱帯と化した感があります……。
カポックやガジュマル、ゴムの樹……以前は観葉植物として室内栽培だった植物が、
今や当たり前に街路樹化し、ごくごく普通に冬を越しますもんね。
カポックなんて花咲いてるし。もうビックリですよね(笑)
毎年行っている北海道では湿度がないからコンガリ美味しそうに焼けちゃうし(笑)
去年の長岡の丘陵公園も暑かった……。

で……チョッと行く用事があった国営越後丘陵公園。
メインの用事はこちらで読んで戴くとしましょう。
そして、もう一つの目的は、新しいカメラの試し撮りでした。
早く慣れないと大事なポートレート撮影の仕事が迫っていましたから……。
薔薇のシーズンと言うことで、何と開園が朝の7時!
東京から始発で駆け付けても結構、掛かります。
だとしたら前日に長岡入り……だよねぇ(笑)
14日は、朝から山のような用事を済ませ、
夕方、日生劇場で麻実れいさんの「昔の日々」を鑑賞。
終演後は仲間と「銀座キャンドル」で楽しいテーブルを囲み、
新幹線の最終で長岡入りしました。

改札に出迎えた秘書のペギーに連れられて、
(あけがこの度ペギーに改名。Miss.ピギーじゃないよ。ペギラでもない(笑)
先日、前の職場の両国でスカウトされたみたいだし、
僕的には星誕期にあやかって肉団子の方がいいと思うのだけど……。)
辿り着いたのは深夜まで営業しているアイリッシュ・パブ?
そこに待ち構えるは、自分では「緑園の天使」の頃の……と、夢見心地のリズこと、りえんぞうさん。
春先に観た芝居の影響でマドレーヌと改名したMayのオネエさま……地蔵の方がお似合いなのに……。
そして、周囲の「可哀想に!」の声をよそに、
実は自らは大層お気に入りのハンドルネーム「極悪姐さん」を「かれん」に変えた景子姐(笑)

「かれん」って一体どんな字を書くの?なぜ平仮名?
「可憐」か?それとも「加齢」と書いて「かれん」と読ませるか……(笑)
どうしちゃったの皆、改名ブームなの?(笑)
若者で賑わう店内、一際、平均年齢をググッと上げ、異彩を放つロートル5人集でした(笑)
だけど、愚連隊のオバサン……じゃなかった!結構な年齢の主婦が、
深夜12時を回ったパブにたむろしている姿は凄かったです(爆)
不良主婦軍団?(笑)溌剌とした若者の間に川の澱みのような主婦4人(爆)
兎に角、東北遠征でお疲れにもかかわらず、
改名ムード、バッリバリのお姐さまたちと小一時間テーブルを囲み、
未練たらたら、もっと飲みたそうなリズを引っ張って、
翌朝の約束をしてそれそれの宿に向ったのでした……。

翌朝、リズとマドレーヌは「雪国植物園」へ。
僕とペギーとかれんは一路、越後丘陵公園を目指します。


ハァ……越後丘陵公園!ここは本当にいいですねぇ。
空気が綺麗!ダイナミック!加えて薔薇のいい匂いで園内が凄いことになっています。
世界中でこんなにいい匂いの薔薇園が他にあるでしょうか!
何回、深呼吸した?都会の排気ガスで汚れた肺が綺麗になるようです。
出迎えてくれた、つぐみちゃんスナッフィーちゃん、久しぶり!
おぉぉぉぉ……roseさんがはるばる東京からやってきました!
もうチョッと早かったらソフトクリームのご相伴にありつけたのに(笑)
少し遅れてバンビさんアンさんもやってきました。
皆さん、いつもいつも温かく迎えてくれてありがとうね。
あなたたちに会えるのも丘陵公園に来る目的でもあるんですよ。
関東の色黒の喋るじゃが芋連中は、

  「皆、色白で可愛いよねぇ……。」

と、大層、羨ましいご様子。 ふふふふ、そりぁあそうだろう(笑)
と、ここで、ソックリ瓜二つのチビちゃんを連れてからももさん登場。
いやいや、彼女のフットワークは軽いです(笑)見習わなくちゃいけません。
あっ!りきさんが素敵なご主人を従えて登場。
来るかどうか迷われていたのにお目にかかれて良かった!
午後からはメインの用事の表彰式があったので、
午前中の内に走るようにして撮りまくった写真、47枚を御覧くださいね。
……って!いきなりポプラの樹に潜るかい?(笑)
1枚目の写真は早朝のホテルの近くで撮りました。何だかヨーロッパみたい。
どうかな、新しいカメラにチョッと慣れてきたように思います。
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驚いちゃったのは、カメラを持ってウロウロしていると、
園内で写真の仕事をしている男性が、

 「それ、5D?」って声を掛けてくれました。

遠くからでも大きさとかで分かるのだそうです。

ここ越後丘陵公園は本当に素敵です。
スタッフの皆さんの親切と笑顔。ボランティアの方々の、
しっかりした仕事のお陰で薔薇園がとても綺麗。
明るい対応に、こちらまでホッとした気分になります。
秋にもまた訪れる予定にしています。
その時を目標に暑い夏を乗り切らなきゃね!


21. 06. 2014


Benoit。


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# by souslarose | 2014-06-21 22:00 | Raindrops on Roses | Comments(12)
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梅雨入りした途端、雨がザァザァ降っています……。
今日で4日目じゃん!

 「それにしてもよく降る雨だねぇ……。」

有吉佐和子が大女優杉村春子に当てて書いた傑作戯曲、
「ふるあめりかに袖はぬらさじ」の幕切れの台詞を思い出します。
窓の外を見ながら思い切り抑揚を付けて、杉村春子を真似て言ってみたりして(笑)

しかしよく降る……うぅむ……どうだろう。
止むかなぁ……大丈夫、僕、晴れ男だし(笑)

梅雨入りと同時に、結構、強い雨が続いた日曜日、
新しいカメラの試し撮りに行って参りました。
さて、どこへ?「横浜イングリッシュガーデン」?
それとも「The Treasure Garden Tatebayashi」……候補地は色々考えました。
薔薇の一番花は終わりじゃないかって?いえいえ、
薔薇が満開じゃなくてもいいのです。庭や風景は薔薇が全てではありませんからね。
幾つかあった候補地を止めて、行ってきました「The Natural Gardens of Sakano」
極悪の景子姐と2人でデートです(笑)

駅で待ち合わせて一路、筑波へ。先ずは腹拵えね。
景子姐が見つけてきてくれた人気のイタリアンでテーブルを囲みます。
お腹も一杯になったし、いざ「The Natural Gardens of Sakano」です。
ところが、一旦、上がったかに見えた雨がまた降り出しました。
晴れ男の神通力はどこへ?あっ!これは景子姐が極悪的に雨女に違いない(笑)
結構しっかりと降られた中、新しいカメラで撮影してきた写真、25枚ほど御覧くださいね。
スッカリ写真の編集が面倒臭くなったブノワ。さんは、
今回も安易に時系列で並べてみました(笑)
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いやいや、素敵な薔薇園でした。
薔薇園といっても薔薇だけじゃないのね。
主役はあくまでも、鬱蒼と繁る木々でしょうか……。
苦労して大木に誘引した薔薇の圧倒的な存在感ね!
それからね、赤い色の薔薇や草花の使い方が非常に上手。
強い長雨で薔薇は終盤に差し掛かっていましたが、
なかなかどうして、美しい風景に雨を忘れて無我夢中で試し撮りと相なりました。
景子姐ってね、極悪を任じているけど心優しくてね、
僕が思う存分写真が撮れるように気遣ってくれたりします。

カメラは随分と慣れてきましたが、
気が付くとレンズにキャップしていなかったり鞄に放り込んであったり(苦笑)
僕にとってのカメラの扱いはそんなものなのでしょう……。

一つ、思いがけず嬉しいビックリだったのは、
昔の知り合いに再会したこと。
その可愛らしい男の子は、僕が薔薇デビューした年の西武ドームで、
コマツガーデンの前のブースで薔薇の販売のお手伝いをしていた男の子なんです。
初めてのドーム、接客、販売……こんな強面の僕でも何だか心細くてね。
そんな時、彼の元気な声、威勢のいい様子に随分と元気付けられたものです。
一生懸命に薔薇の苗を売る姿……気持ち良くてねぇ。
毎日〜顔を合わせる内に仲良くなり、
確か「Under the Rose」を買ってくれたんでしたっけ……。
かれこれ4年ぶりの再会、いやいや、一人前になって、
薔薇園を美しい奥方と一緒に切り盛りしていました。
それからね、彼はね、薔薇の育種の仲間でもあるんです。
可成りアカデミックですから、各薔薇の美点を上手く取り入れた、
素晴らしい薔薇を作るんじゃないかな。
僕みたいに出たとこ勝負、出会い頭の何ちゃって交配じゃないのね。
今をときめく薔薇作りの先輩たちの次の世代……。
将来の日本の薔薇を背負って行く大事な人材になると思うの。
僕も負けないようにしないとね……薔薇は勝ち負けじゃないんだけどね。

また秋にも訪れてみたい「The Natural Gardens of Sakano」
どうやら一年中何かしらの見所があるにたいですよ。
皆さんもどうぞ足を伸ばしてみてくださいね!


14. 06. 2014


Benoit。


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# by souslarose | 2014-06-14 22:00 | Raindrops on Roses | Comments(12)
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雨ですねぇ……梅雨でも何でもいいけれど、この雨はないわ。
東京の薔薇はそろそろお仕舞いだったからいいようなものの、
これから見頃を迎える地方の皆さんは大変ですね。
どうぞ、あまり被害がないように。薔薇を楽しめますように。心から願っています。

さて、もう一つのブログ「匂いのいい花束。」の方に、
新しいカメラ「Canon EOS 5D MarkIII」が来たことを書きました。

大体、予測していましたし、自分のことですから重々分かっていましたが、
チョッと触ったらスゥ〜っと興味の糸が消えてしまいました(笑)
取扱説明書を10ページほど捲ったら、プッつり忍耐の糸が切れ、
買うまでのワクワク感、ドキドキ感がどこかに消えちゃった(爆)
新しいカメラ、どうでもいい訳じゃないんですよ。
勿論、今までよりもいい写真が撮れるようになりたいし、
お高いカメラならではの機能も付いているハズなので、
それらを駆使して、だれにも撮れない写真を撮ってみたい……。
そうは思うんですけどねぇ……こればかりは性格だから仕方ないですね。

さて、本来なら新しいカメラを持って、
どこかに撮影に繰り出したい所なんですが、この雨じゃ無理。
「Canon EOS 5D MarkIII」で撮る一番最初の写真は何にしよう?
あれこれ考えていたんですけど……結局、一番最初に撮ったのはアレ(爆)
一番最初に撮る写真によって、これからのカメラ人生が変わるような気がしません?(笑)

まぁ、アレはアレで可愛く撮れたのでいいとして(笑)
ベランダから僕の未発表のオリジナルの薔薇を一輪カットして来て、
今までのカメラ「Konicaミノルタ α-7」と「Canon EOS 5D MarkIII」の撮り比べをしてみました。
それが今日の1枚目と2枚目の写真です。どっちがどっちか分かりますか?
レンズが違いますからね、全く同じとは行きませんが、
ISOとシャッタースピードは同じにして、なるべくカメラとカメラの違いを際立たせるようにしました。
「Konicaミノルタ α-7」は単焦点レンズ50ミリ(デジタル換算80ミリ)
「Canon EOS 5D MarkIII」は24〜70ミリの中望遠の70ミリで撮りました。
いつも素敵なメッセージをくださるムーさんも心配してくれたように、
新しいカメラでどれだけ作風が変わってしまうのか……僕も心配でありました。
でも、新しいカメラで、全く違った作風に変わりたい訳じゃなかったけど、
新しいカメラで、僕が今まで全く持っていなかったものを引き出したかったのも事実。
今までのカメラを踏襲した作風は堅持して、
さらにその先に新しい可能性を見つけたいです。

どうかなぁ……色々と機能もあるみたいだし、
追々、ビックリするような写真を皆さんにお見せできるか?
はたまた、新しい機能を使いこなせるようになる前に、
カメラに飽きちゃって、最低限の機能しか使わなくなるか……。
僕は自分で後者だと思っています(笑)限りなく後者、99.9パーセント後者(爆)

今日の写真はね、1枚目が「Konicaミノルタ α-7」、
2枚目が新しくお迎えした「Canon EOS 5D MarkIII」です。
どうですか?結構、違いますねぇ……。
オートフォーカスの時のピントが合う早さとシャッター音の静かさ。
肌理の細やかさは、さすがに10年の歳月を感じますね。
やっぱり「Konicaミノルタ α-7」の方が絵画っぽいですね。
「Canon EOS 5D MarkIII」は写真!って言う感じ。
さてさて、皆さんはどちらがお好きですか?


08. 06. 2014


Benoit。


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# by souslarose | 2014-06-07 22:00 | Under the Rose | Comments(10)

女房元気で留守がいい。

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 「あっ……しまった!」

三枝子が大事にしている薔薇のテラコッタを倒してしまった……。
岳夫は今日はチョッと飲み過ぎだとは思ったものの、
どうせ三枝子は2泊3日で仲間と薔薇ツアーの真っ最中。
明日は日曜で休みだし、会社の同僚に誘われて、もう一杯、もう一杯……。
ついつい飲み過ぎてしまったのだ。

岳夫はそっとしゃがんで様子を窺おうとしたが、
酔っているせいかチョッと足下が心もとない……。
エイっと腰を落としたが、今度はお尻で何かを折る音がした……マズい。
ポキって……この世の何よりも嫌な響き、もう目の前が真っ暗だ。
辺りは暗くてよく見えないので、取り敢えずテラコッタを起こして、
明日の朝、様子を見ることにした。

翌朝、昨日のテラコッタを見て愕然とした。
そろそろ咲き始めそうな枝が一本、見事に付け根から折れていたのだ。
お尻で折ったのは房になって付いている薔薇の蕾だ……。
三枝子の芝居がかった金切り声が聞こえてくるようだ……。
近所に響き渡る三枝子のソプラノ……脇の下に変な汗が出てきた。
さらに岳夫を愕然とさせたのは、テラコッタの縁が少し欠けてしまっているのだ。
ボ、ボ、ボ、ボンド!ボンドで貼り合わせればいいじゃん!
だが、欠片はどこにも見えい……アッ!そう言えば夕べ足下で何か鈍い音がしたのは……。
岳夫は焦って欠片を自分の足で粉々に踏み砕いてしまったのだった。

 「あぁ……もうダメ。絶対に許して貰えない……。」

この前、ゴルフクラブで素振りをしていてツル薔薇の枝を折った時の代償は、
三ツ星レストランのディナーとカルティエの指輪だった。
ディナーは兎も角、枝一本でカルティエだと?!
どうしよう、どうしよう……このウィッチ、ウィッチ、ウィッチブレード?
ウィッチ何とか言うイギリスのテラコッタを三枝子が大事にしているのは重々知っている。

 「安物よ!」

と、三枝子は口では言うものの、扱いが他のテラコッタとは全然違う。
そう言えば、このテラコッタを買った後、オレにポロシャツを買ってくれたじゃないか……。
そこはかとなく感じる薄気味悪さは三枝子の後ろめたさの現れなのだ。
それに岳夫は付き合わされた園芸店で、偶然、値段を見てしまったのだ。
この小ささでこの値段って言うことは、三枝子が買ったテラコッタは一体!
オレのこずかいで幾つ買える?唖然、呆然、愕然としたのを覚えている。
しかも三枝子は何でもシンメトリーに置きたがるクセがある。
何でも、倍、倍でモノが増えて行く。倍、倍で出費が嵩んで行く……。
これを知ったら狂乱の修羅場と化すことは火を見るより明らかだ。
当分、口も聞いて貰えないだろう。それどころか家に入れて貰えないかも。
真っ白になった頭で考えても隠蔽工作、アイデアなんて浮かばない。
取り敢えずこぼれた土をテラコッタに戻し、下を掃き掃除した。
何か妙案はないものか……枝が折れた部分とテラコッタが欠けた部分は同じ位置なので、
その部分を反対側の薔薇の茂みの方に向けてみた。

 「お……なかなかいいかも。」

両サイドのテラコッタを少し動かし、名前も知らない草花を、
折れた枝の方に寄せ、少し弄ったら何とか見られるようになって来た。
あとは運命を天に任せるのみ。どうせ帰宅は明日の深夜だ。
翌日も朝から近所の仲間とどこかの薔薇園で開催される、
何とか言う先生のガイドツアー?とらやに行くらしい。
三枝子はあちこちの薔薇園で開催されるガイドツアーや講習会、イベントに欠かさず出席する。
写真の講座もだ。先生、師匠の類が一体何人いることか。
その割には薔薇をバンバン枯らすし、写真の腕前も一向に良くならない。
栽培方法、写真の撮り方が全然違う人たちに習って何が身につくものか……。
岳夫は喉元まで出かかった台詞を何回飲み込んだことか分からない。
元々、三枝子にはセンスというものがないのだ。
美しい庭を見ても感激こそすれ、それを自分の庭に応用出来ない。応用力ゼロ!
まぁいい、それで三枝子がご機嫌ならお安いものだ。
どこぞの韓流のタレントに入れあげて家を出てしまう女たちよりはマシだ。
それにこの薔薇のシーズンは気持ち悪いくらいにオレに優しい……。
「おはよう!」「お帰りなさい!」……声が半音上がっている(苦笑)
少しは遅い帰宅や外泊に後ろめたさを感じているらしい。

偽装工作がうまく行ったのと、毎年のこのシーズンの、
三枝子の行動を考えたら何だか気が楽になってきた。
どうせ自分の家の薔薇なんてロクすっぼ見もしないのだ。
ただ新しい薔薇を持っていたいだけなのだ。名前すら覚えたためしがないし(苦笑)
三枝子が気が付く頃には折れた部分も乾き、欠けた部分も周りと馴染むに違いない。
念のため、もう一度、欠けた部分に苔と土を塗っておこうか……。
そうだ!ヨーグルト、ヨーグルト!冷蔵庫にヨーグルトがあったハズ。
ヨーグルトを塗るといい感じに苔むすと三枝子が自慢げに言っていたっけ……。
自分の自慢の一言が夫の犯罪の隠蔽工作に使われると露程も思うまい……あはは!

家に入った岳夫は冷蔵庫からヨーグルトを取り出し、
机の上の携帯で会社の同僚で近所に住む親友の泰彦にメールを打った。

 「おはよう!全て予定通りです。貰い物だけどワインもあるよ!
  簡単なつまみ作るからビールよろしく!」

泰彦の女房もウチの三枝子と一緒だと聞いた。
今日は思い切り飲むぞぉ!はぁ……ほんの束の間のやすらぎの時間。
こんな時は精々、羽根を伸ばさなきゃ。


女房元気で留守がいい……。


04. 06. 2014


Benoit。


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# by souslarose | 2014-06-04 00:00 | Raindrops on Roses | Comments(15)

Milady de Winter。

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関東一円、特に東京の薔薇は一段落しましたね。皆さん、如何お過ごしですか?
あとはランブラー系の薔薇を楽しみ、
それから北上して、桜前線ならぬ薔薇前線を追い掛けて、
まだこれから開花する地域の薔薇を楽しむ算段をしている頃でしょうか……。

さて、今年の「国際バラとガーデニングショウ」……あまり行けませんでした。
なかなかね、タイミングが合わなくてね……。
終わってみて、皆さんからは色々と質問のメールや電話を戴いています。
そう、ドームでお披露目になるハズだった僕の新しい薔薇。
秋から本格的に展開になる薔薇はどうしたのかって……。
初日にみどりさんとお話したんですが、
なんと、例の大雪で接いだ苗の大半がダメになってしまったそうなんです。
みどりさんも長い薔薇人生で初めてのことだったらしいです……。
大雪なんて遥か昔の記憶になっていたのにね(笑)こんなところに影響が出るなんて……。

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さて、今日は新しい薔薇についてお話しましょう。
今日の写真は僕の今年の薔薇「Milady de Winter」です。
リシュリュー卿に仕えたフランス社交界の悪の華。
映画で言うと近年のものではなくて、40年前の「三銃士」と「四銃士」に出てくる、
フェイ・ダナウェイが演じたミラディー・ドゥ・ウィンターがイメージです。
辺りを払う圧倒的な容色とは裏腹に、その美しい仮面の下には、どす黒い悪の華が咲いている……。
確か映画では、薄いガラス製のナイフを持っていて(中が空洞になっている)、
その中に毒薬を仕込んでありましたね。刺してガラスが割れると毒薬が流れ出て……。
ハァ、考えただけでも恐ろしい(笑)
壮絶なほど美しく、姦智に長け血も涙もない冷血な悪女……。
僕ね、薔薇に聖女や可憐な女性の名前を付ける気は毛頭ないのね。
薔薇は悪女にこそ似付かわしい……。
「Marquise de Merteuil」もそうでした。フランス社交界に咲く悪の華一輪。
富士には月見草が(笑)美しい悪女には薔薇がよく似合う……僕はそう思います。
秋にはほんの少しだけ大苗が出るハズです。
交配親に「New Dawn」を使っていますから育て方は「New Dawn」に準じます。
淡いピンク・グレーの花弁に薄らピンクの糸ピコです。
開花時期は「Cardinal de Richelieu」と同じですから、
どうぞ、一緒に咲かせてみてください。
並べて写真を撮るのも薔薇栽培の楽しみでもあります。
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最後の写真は「Milady de Winter」のラベルに使われる写真です。


29. 05. 2014


Benoit。


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# by souslarose | 2014-05-28 22:00 | Under the Rose | Comments(10)

お人柄そのままに……。

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右に檀 れい、左に木暮実千代をはべらせて(笑)楽しい夕食と相成りました。
明日はまだ日も昇らぬうちに毎年恒例の黒田邸詣でです。
素晴らしい庭を夢中になって歩き、写真を撮っているとついつい時間を忘れ、
当然、体力も消耗します。栄養付けて万全の態勢にしておかないとね。
僕は新幹線で、檀 れいと木暮美千代は岐阜から車で、三々五々集まりました。
一夜干しの海の幸、新鮮な野菜や肉を炭火で炙ってくれるお気に入りの店です。
3人ともお酒が入り微酔い気分に……あぁ、美女2人が色っぽい、艶っぽい、婀娜っぽい(笑)

まだ薄暗い朝の4時30分にフロントに集合です。
檀 れい、木暮実千代、昨晩、遅くに車を飛ばしてやってきた新横綱あけの海、
そして先日、鬼の攪乱でぶっ倒れたハズなのに、しぶとく復活した極悪姐さん……。
そしておぐしを短くし、爽やか系に華麗なる変身をした僕の5人です。
あれこれあだ名を並べましたが、何ていうことはない、ただのお喋りな薔薇のマダムたち。
ただの喋るじゃが芋と思ってください(笑)男子1人が美女4人に囲まれて……。
全く嬉しくもないのはこれ如何に?(爆)

早朝のガラガラの道を一路、黒田邸へ……ピッタリお決まりの、定刻の5時に到着です。
常識人だったら考えられない時間の訪問です。しかも大人数で。
それなのに黒田さんも奥さまも嫌な顔一つせずに温かく歓待してくださいます。
奥さまは、「この日を心待ちにしていたんですよ……。」と、仰有いますが、
やっぱり、一年に一度、珍獣、奇獣が一堂に会するのが楽しみなのでしょう(爆)
いつもお言葉に甘えちゃって本当にゴメンなさいね。

はぁ……しかし、なんて言う光景。今年も圧巻です。
朝日が昇りはじめた庭園に息をするのを忘れるほど見入ってしまいます。
毎年〜少しずつ庭の様子が違います。確実に植物が育ち、庭の表情が変わっています。
高低差を付けたデザインは小径を歩くと色々な表情を見せてくれます。
マダムたちはお喋りに余念がないので、僕は撮影と洒落こみましょう。

壁面に誘引された雄大な薔薇、コーナー、コーナーに配置された薔薇。
その間、隙間に色々な楽しいオブジェが隠れています。
そんな小物を探すのも黒田邸の楽しみの一つです。
チョッとね、カメラの調子が悪いので程々に、怒濤とは行きませんがお楽しみください。
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如何でしたか?庭園内をクルクルクルクル……。
可憐なミツバチに変身したブノワ。さんが飛び回っている様子が手に取るようでしょう?(笑)

さてさて、ここ数年、親しくさせて戴き、迷惑も顧みず、
早朝からお邪魔させて貰っていますが、 チョッと気になることもあります。
黒田さん、とても気遣いのいい、優しい方だから、
お付き合いで僕の薔薇を育ててくれています。
しかも腕がいいと来ています。所謂、グリーンフィンガーね。
漆黒のブラックホールなあけや、チョッと黒っぽいグリーンの僕とは違います(笑)
株が見事に育つでしょう?しかもお高い見事なテラコッタに入れてくださっている……。
僕が遊びに行くのでわざわざガーデン・テーブルのところに置いてくださる訳。
何だか申し訳なく思っちゃうのね。大きくなれば場所も取るし、
他に育てたい薔薇もあるでしょうに……このまま僕が薔薇を出し続けると、
ついには黒田邸は僕の薔薇だけの庭園になっちゃうかも……(笑)

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今日の写真は時系列に並べてあります。
朝日で黄金色に染まる壁面からご覧戴きました。
チョッとカメラの調子が悪い、怒濤じゃないと言いつつ、
やっぱり怒濤の75枚、巻き紙式アップでした(笑)スライドショウ作った方がいいですね。
全然足りない、もっと見たいという方はこちらから。怒濤の140枚です(笑)

最後の一枚は黒田さんの肖像。超美麗ポートレートです。
どうでしょう、黒田さん、気に入ってくれるでしょうか。
写真を掲載する条件が一つだけありました……見事にクリアしていると思うのだけど……。
この温かな笑顔、破顔一笑、屈託のないナチュラルで素敵なお顔……。
庭は心の様相です。黒田さんの庭はこの素晴らしい笑顔そのままの庭!


25. 05. 2014


Benoit。


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# by souslarose | 2014-05-25 22:00 | Raindrops on Roses | Comments(18)
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薔薇、たけなわです……そろそろピークを過ぎたところもあります。
街を歩いていると焦りますね……結構、咲いてる!
大雪の影響を心配された割りには、好天に恵まれ、
例年より少し早い薔薇の開花……ウチはチョッと遅いくらいなんですが。
毎年のことだけど、スケジュール帳と睨めっこしながら薔薇の見学の予定を立てます。
見に行くところは決まっているけど、問題はその時期です。
早く行き過ぎちゃって花が全く咲いていないのも悲しいけど、
ピークを過ぎているのも何となくドンヨリしちゃいます。
遠いところはそう何度も足を運べる訳じゃないし……情報収集して一発勝負(笑)

さて、我が家から比較的軽いフットワークで遊びに行ける、
「The Treasure Garden Tatebayashi」に行ってきました。
薔薇の開花はまだまだだけど、チョッと見たいものもあったし……。
関東で一番暑いと言われている館林のお隣り、
茂林寺駅に程近いところにある「The Treasure Garden Tatebayashi」。
意外と開花は遅目かもしれません。白のモッコウバラが満開でした。
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そしてこの日のお目当てはこれ……壮大な「Lijiang Road Climber」です。
凄いですね、ギンドロの樹に這い上がり、絡まり、枝垂れ……。
枝の先端を下に誘引するやり方で、まるで夏の夜の大玉の花火みたいです。
来園の皆さんも口々に感嘆の声を上げています。
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他に終わりに近づいたネモフィラ、藤の花……何れも枯れかけた風情に魅力を感じます。
「The Treasure Garden Tatebayashi」は一年を通していつの季節に行っても魅力的です。
皆さん、群馬、群馬と言うけれど、飛翔する鶴の姿に例えられる群馬県の、
そのスルリと伸びた頭の部分に位置する「The Treasure Garden Tatebayashi」。
浅草からスグだし、半蔵門線に乗れば神奈川からも比較的簡単に遊びに行けます。
これから下旬に向けて薔薇の最盛期を迎えます。
どうぞ皆さんも遊びに行ってみてくださいね。


20. 05. 2014


Benoit。


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# by souslarose | 2014-05-19 19:57 | Raindrops on Roses | Comments(18)

薔薇シーズン開幕です。

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連休が明けて穏やかな日々が続きます。
やってきました薔薇シーズン……昨日の風と今日の雷雨は余計でしたが(苦笑)
皆さんのお宅は被害大丈夫でしたか?風は本当にイヤなものです。

さて、本格的な薔薇のシーズンを告げるように、
今年も明日から「国際バラとガーデニングショウ」が開催されます。
今年はどんな風景が見られるでしょうね……今から楽しみでなりません。
今回、僕は3回くらいかな……足を運ぶつもりですが、
今年は時間の関係や、友人や大事なお客さまを案内する都合上、
コマツガーデンのお手伝いはできないのです。
まぁ、大して助っ人としても頼りないのでいいのかなぁ……と。
各日、何れも午後過ぎからの訪問になりますので、
怪しげで派手派手しい出で立ちの謎の男を見たら声を掛けてくださいね(笑)
目印?そうね……赤いトートバッグかな。
今日の写真は一足早く咲いた我が家の「Remi Chang」。
地味な薔薇ですけど、徐々に人気が出てきているようです。

今のところ、ドームに行くのは明日の初日10日、13日、15日……です。
ではでは、会場でお目にかかりましょう!


09. 05. 2014


Benoit。


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# by souslarose | 2014-05-09 23:22 | Under the Rose | Comments(14)
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先日のこと。仕事の打ち合せで郊外の小さな街を訪れました。
春ですねぇ……桜はスッカリ終わっちゃいましたが、
素晴らしい匂いの八重桜が満開です。道明寺が樹からぶら下がっているみたい(笑)
誰が植えたか立派な街路樹と化した枇杷に小指の先程の実がビッシリ付いています。
花水木も満開!あれはいいですね、清々しくて。
濃いピンクの万作も臙脂の葉と対照的で綺麗だし……。
驚いたのは、モッコウバラが5分咲のお宅があったのね、
黄色いモッコウバラ。僕、モッコウバラは白が好きだけど、
黄色のモッコウバラを見て一目惚れ、苗を買う人の気持ちは良く分かります。
あの色は独特ですものね……「Lady Hilingdon」と一緒で他にはない色。
いよいよですね、薔薇のシーズン。今年はここまで順調!
チャイナ系など早い品種は咲き始めていますもんね。


さて、このブログも既に6年目に入っています。
バタバタしていてご挨拶が遅れちゃいました。
僕が忙しいことを知っていて、心配してメールをくださる方も……。
もう一つの「匂いのいい花束。」に比べると更新の頻度は低いですが、
テーマを薔薇だけに限定したブログの形式には満足しています。
内容はねぇ……僕だけにしか書けない薔薇についてのあれこれ……。
と、思うんですが、なかなかどうして。
意気込みと内容と大きくかけ離れている感もあります。

僕にとって薔薇は生活の中のごくごく一部です。
薔薇が全てではないし、もっと大切なことが一杯ありますから。
薔薇の優先順位はかなり低いです……えっ?意外ですか?
でもそうなんです。薔薇で生計立てている訳じゃないし……。
先ず、何より大事なのは仕事ね。次に猫が来ます。
猫は僕に依存しているから。その次が……。
勿論、春先はシーズンですから薔薇中心の生活になりますが、
他の季節はサッパリ(笑)家の薔薇も全く手入れしなくて、
ギリギリの水しかあげなくなっちゃう。肥料?気が向けばね(笑)
自分ではそれがいいと思っているんですよ。薔薇中心、薔薇一辺倒じゃないところがね。
他の全てのことがバランス良く均衡が取れていることが重要。
何事もバランスが大事でしょう?そう思いませんか?


今日の1枚目の写真は僕のオリジナルの薔薇です。
面白いことに、この薔薇は「Bella Donna」と同じ実から採れた種から発芽しました。
全く違う薔薇が同じ実から採れる……大自然の神秘です。
だから交配はやめられないと思ったものです。
2品種並べてみるとその違いが良く分かりますね。

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薔薇のデビューと同時にはじめたこのブログも6年目に入ります。
新しい試みも大事ですけど、今年も気張らずやって行きたいかな。
今年は僕の新しい薔薇も出ますし、気持ちを切り替えて頑張らねば(笑)
どうぞこれからも宜しくお願いします!


19. 04. 2014


Benoit。


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# by souslarose | 2014-04-18 00:00 | Under the Rose | Comments(18)
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車窓からの眺めは格別でした。
4月上旬、春の嵐に耐えた一番美しい桜を眺めながら、
浅草から特急に乗って「バラの家」に行ってきました。
桜は満開を過ぎ、少し散りはじめた頃が一番美しいです。
花弁が風に舞った分、臙脂色の萼が見えて、より艶っぽく見えるから。
お座敷に出始めたばかりの芸妓じゃなくて、
芸に色恋に身をやつした、むせるような色香の年増の芸者の魅力ね(笑)
若さの美しさは誰にでも平等にあるけるど、
年輪を重ねた本当の美しさを持つ人は稀だから。


この日は嵐の後の快晴……空は所謂「シスレー・ブルー」。
アルフレッド・シスレーが描く独特のブルーです。勿論、雲一つない晴天ではいけません。
シスレーの描く空には心地いい雲が浮かんでいなければ……。

さて、この日の「バラの家」訪問の目的は、交配に使う薔薇の苗を仕入れるためでした。
ブノワ。さん、やっぱり黒薔薇を作りたいのね。長年の夢だから。
黒薔薇、黒水仙、黒百合、黒ビオラ、黒チューリップ……。
♪ 黒ぉい花びらぁ……不思議です。黒い花は人を惹きつけてやみません。
現在、所謂、黒薔薇と言うと、深みのある赤薔薇を指して言うことが多いです。
僕は赤みの少ない黒、青黒い薔薇、紫がかった黒薔薇をつくりたいな……。
黒薔薇を作るにはそれなりに苗を揃えなければいけません。白やピンクや黄色は使えないからね。
ご存じのように「バラの家」には可成珍しい品種が揃っています。
世界一の品種数が揃う園芸店を目指しているとしか思えない、
木村拓功さんの根性の入ったラインナップが揃っています(笑)

一人でこっそり行こうと思っていたのに、
どこからか僕の「バラの家」行きを嗅ぎつけたヒマな主婦3人が、
金魚の糞よろしくくっついて来ました(笑)
既に文豪の風格があるA(爆)Aに負けず劣らず食べること大好き、花より団子系なR、
木村さんが僕と話したくても我慢して忙しくしているのに(?)
全く空気読めず、汗して働いている木村さんをとっ捕まえて、
「この薔薇ってどういう?」「在庫はあるかしら?」……。
自分のことだけしか頭にない、超スーパー我儘なM(笑)

人呼んで「ヒマな主婦三銃士」(笑)
七面倒くさ……ま、いっか。僕、ヒマな主婦救済委員会の委員長ですから(爆)


この日、僕が買ったのは、随分前に取り扱いがなくなり、
今は市場になかなか出回らない某黒薔薇(笑) 以前にも交配に使ったことがあります。
現在、黒薔薇の最高峰は、勿論、越後丘陵公園の「香りのばらコンテスト」で、
3冠を獲った河合伸志さんの「真夜」だと思うのだけど、素晴らしい黒薔薇を作って、
敢えて河合さんに挑戦状を叩きつけるのです!あはは!(笑)

この日のもう一つの目的は、「バラの家」に併設されているカフェ「糀まつり・はなまつり」のランチ。
季節の野菜ランチを頼んでみました。どれも素材を大事にしたオリジナリティ溢れる一皿。

メニューは…………。

 先 柑橘と独活のマリネ
 菜 甘酒きゃらぶき
 炒 春トマトとアスパラガスの炒め物
 鉢 春野菜と手作り沢庵のグリル
 揚 しんじゃがと和布の天麩羅
 香 新玉葱の桜ピクルス
 飯 古代米と芥子菜の土鍋炊きご飯
 汁 熟成味噌汁(22ヶ月)
 甘 フルーツ甘酒

こちらのブログでは珍しく料理の写真を御覧くださいね。
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薔薇の苗を買いに行ってよし。疲れたらお茶をするのもよし。
ランチを中心にした予定を立てるのもよし……。
入り口に新たに阿部容子さんによるボーダーが作られましたし、
温室の入口に木村さんの「Mon Cœur」が実際にツルで仕立てられていて、
参考にしながら栽培のあれこれを思案しに行くもよし。
「バラの家」の愉しみ方がまた1つ増えました。


09. 04. 2014


Benoit。


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# by souslarose | 2014-04-09 22:00 | Raindrops on Roses | Comments(8)

Let's talk about roses。


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