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早いもので今年も5月下旬になりました。
今年はどこの地域も薔薇が早かったですね……。
皆さんのお宅でもそろそろ一段落でしょうか?
どうでしたか?思ったように薔薇は咲きましたか?
虫害は?病気とかは大丈夫でしたか?

我が家は例年のごとく、まったく何の手入れもしないのに、
そこそこ薔薇も咲き、おクレマチスも全く剪定せずに大きく育ちました。
殆どがビチセラ系なんですが、こうして無手入れ&無剪定で綺麗に咲いてしまうと、
来年はもっと味をしめてズボラ管理になりそう(笑)
「Benoit Magimel」なんて3年前のドームで買って以来植え替えなし。
小さいポットに入ったままなんですが、今年は太いシュートが4本も!
手抜き管理にさらに拍車がかかりそうです(苦笑)

さて、今日の写真。
僕の新しい薔薇「Milady de Winter」と「Cardinal de Richelieu」です。
前に記事にしましたが、アレクサンドル・デュマの「三銃士」の中で、
稀代の悪女「Milady de Winter」は、ルイ13世の宰相を務めた「Cardinal de Richelieu」に仕えました。

「Cardinal de Richelieu」の灰色がかった紫の色は大変に貴重ですね。
ファンの方も多くいらっしゃるようです。ただ、ルーブルで見た実際のリシュリュー卿の法衣は、
もう少し明るいローズ色でしたけど……。

薔薇がここまで人と共に反映して来た理由の一つは、その名前にあると僕は思っています。
歴史上の偉人、小説の主人公、映画スターの名前、最愛の妻や娘の名前……。
作出家は、憧れと尊敬と愛情を込めて薔薇に名前を付けました。
薔薇を育て楽しむ僕たちの楽しみの一つは、美しい薔薇の姿を楽しむ他に、
匂いを試し、絵に描き、写真の撮ることもその一つです。
お気に入りの薔薇をランダムに集めて写真に撮るのも面白いですが、
何か1つキーワードを決めて写真に撮るのも一興です。
例えば、ナポレオンとジョセフィーヌ、そして息子のウジェーヌの薔薇とか、
オースチン家にゆかりの薔薇を集めるとか、小説の登場人物を集めるとか。
数年前の僕の「Marquise de Merteuil」と木村卓功さんの「Cecil de Volanges」
ラクロの「危険な関係」を想像しながら隣り合わせて育ててみるのもいいし、
イングリッシュローズの新品種「Desdemona」と「Othello」を並べてみるのも面白いです。

「Milady de Winter」はグレーがかった淡いピンク、糸ピコになります。
「Cardinal de Richelieu」と開花時期が一緒です。
是非、一緒に育ててみてください。薔薇の面白さが倍増するハズです。

ガーデニングショウを楽しみにしていてくださった方々、
本当にゴメンなさいね、苗の販売は秋からになりそうです……。


20. 05. 2015


Benoit。


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by souslarose | 2015-05-20 20:00 | Under the Rose | Comments(6)

イコロの森……光射す。

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 「ガバッ!……。」

朝の4時……ほのかに明るくなった窓に慌ててベッドから身を起こします。
こんなに早く明るくなるとは……そう言えば、去年の夏もそうだった……。
朝の4時に明るくなって焦ったんだっけ。寝呆け眼で慌てて着替え。
カメラを引っ掴んで庭に出ます……はぁ、吐く息が白い!(笑)
昼間はいい天気だったのでTシャツの上に軽く1枚羽織って出たのはいいけれど、
パタゴニアのウィンドブレーカーは風は通さないけど防寒にはチョッと物足りないかも……。
歩いていると身震いするくらいの冷える朝、夢中になって撮影した写真を御覧ください。
こちら「Under the Rose。」では6日と7日の早朝の様子、日の出から太陽が昇るまでを。
もう一方の「匂いのいい花束。」では、2日間に渡って撮影した暮れなずむ「イコロの森」を……。
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僕が「イコロの森」に惹かれる理由……写真を撮りながら色々と考えてみました。
僕はオリジナルの薔薇を出していますが、所謂、園芸愛好家ではありません。
美しいガーデンや個人の庭は物凄く好きだけれど、自分で実践はしません。
本当にやる気なら庭のある家を選びましたが、庭は僕の人生の最優先ではありませんから。
花や木々の美しい様子には感動してカメラを向けるけれど、
敢えて名前を覚えようとはしないし、その植物の生態を調べようとはしません。

そんな僕が心酔してやまない「イコロの森」……。
その魅力は、園芸の世界に限らず、芸術など、総てについて言えること、
真に美しいものと言うのは、あらゆる余分を取り去った、
極限までシンプルに削ぎ落としたところに、究極の「美」が存在するからです。
花を隙間がないくらいにビッシリと植え込み、飾りをこれでもかと言うくらいに施したもの(庭)
……一瞬、その形や色彩、物量に驚き感嘆しますが、
その上辺だけの美しさはスグに飽きが来てしまいます。
物凄く不思議な感覚にとらわれるのは、「イコロの森」のガーデンを巡っていると、
自分も植物たちと同等の高みにまで昇華したような気がするんです。
植物と、森と一体になったような錯覚。さえずる小鳥たちと同じ目線で森にいる感覚。
前に「見えている土までもが主役……。」と書きましたが、
北の大地の気候や植物の性質を熟知したスタッフのテクニックで、
まだまだ早い春の北海道のガーデンにも見所が沢山できています。
いつ見ても美しい庭……僕が愛してやまないガーデンがここにあります。

今日の1枚目はボーダーガーデンで撮りました。
花の名前は分かりませんが、背後から朝日が射して来て、
ほんの一瞬、大舞台の暗転でピンスポットを浴びた大女優のようです。
この写真は、この時間にここにいないと絶対に撮れない1枚……お気に入りです。
それにしても「ナルキスス・テータテート」の多いこと!(笑)
モノクロームの森の中に春を告げる黄色の水仙……余程、気に入ったのでしょう。
カメラはキヤノン。レンズはこの「イコロの森」のために新調した EF85mm F1.2Lです。
自ずと撮れる写真は決まってきます。僕が目を凝らして見つけてきた春の息吹。
その瞬間を切り取るには最適なレンズだと思いました。
それにしても太陽って有り難いですね。曇天でそれなりに撮るのは楽しいです。
何だか課題を与えられたようでね。でも、ほんの一筋の太陽光線で、
場面が劇的に変化して行きます。ハイスピードカメラで花の開花を見ているよう……。

10000球のスノードロップを見る気満々でやって来て見事撃沈したあけ(笑)
いつもなら「神が降りた!」と無游状態になる景子姐(爆)
「イコロの森」だけは同時アップと相成りました。
皆さん、遊びに行って3人の視点の違い、楽しんでみてください。


15. 05. 2015


Benoit。


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by souslarose | 2015-05-15 20:00 | Raindrops on Roses | Comments(8)
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今年は全般的に花の開花が早いようです。
穏やかで暑いくらいの陽気が続きましたからね。
植物を仕事にされている方々は気がきじゃないでしょうね……。
予定が狂っちゃいますから。天気と植物には勝てませんものね。

さて、もう一つのブログ「匂いのいい花束。」に僕のツツジに対する熱ぅ~い思いを書きました(笑)
予定をやり繰りして清水公園にカメラを引っ掴んで走ったもう一つの理由は、
あっちゃんのブログの最後に黄色のモッコウバラの写真が載っていたからです。
皆さんは白と黄色……どっちが好きですか?満開のモッコウバラ……それはそれは見事ですよね。
可憐な花がビッシリ付いた様を見てモッコウバラを買い、
大きくなり過ぎて大変な思いをされた方も一杯いると思います(笑)

今日は清水公園の黄色のモッコウバラの写真を見てくださいね。
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あれはもう10年以上前でしょうか……。
年末年始にパリのベルシー駅から夜行でフィレンツェに入り、
1週間、明けても暮れても美術三昧した時のこと。
ボッティッチェリやフラアンジェリコを目の当たりにし、
イタリア絵画の歴史に改めて感動した後、チョッと気になる美術館に行ったのです。
ピッティ宮はラファエロなどの泰西名画で有名ですが、
実はその3階に素晴らしいイタリア現代絵画が多数収蔵されているんです。
フランスから世界に波及した印象派……イタリアの印象派がメインです。
まだ時間的な余裕があると思って入館しましたが、
僕以外には誰もいない館内……僕が観終わった部屋からバタンバタンと扉が閉まります(笑)
背後に迫る閉め出されの危機!(笑)お尻に扉の音を聞きながら、
ハイハイ、お時間取らせません。追い立てられるように鑑賞し、
圧倒的な質と量に感動も冷めぬ足で、フラフラと庭を散策してポッカリと出た小さなテラス。
思わず、オールドローズだけの小さな薔薇園がありました。

1月のことですから、花どころか葉も落ちて色味はまったくありません。
花後に切り戻されぬまま放置さられた花は黴びてもいます。
でも、シーズン全盛期の素晴らしさを伺わせるに十分な雰囲気。
切り立った城壁から遥か向こうを見渡せば、トスカーナの丘陵地帯とオリーブの古木の畑……。
靄がかかり、傾いた日差し、恋人たちの寛ぐ姿と、僕の脱ぎ捨てたダウンの上で丸くなる野良猫(笑)
そして、入り口の方を振り向けば、僕の手首よりも太く大きく育った、
モッコウバラが壁一面に雄大に誘引されていましたっけ……。
勿論、花は咲いていませんでしたが、ひび割れて皮が剥けた木肌、
特徴のある葉など、どう見てもモッコウバラでした。
咲いたら見事でしょうね……白?黄色?何色なのでしょうか。
それを確かめる日は来るのか?果たして僕がフィレンツェの土を再び踏む日が来るのでしょうか……。


05. 05. 2015


Benoit。


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by souslarose | 2015-05-04 20:00 | Raindrops on Roses | Comments(4)
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暖かい日が続きます。皆さんお元気ですか?
暖かい何て言う半端な陽気じゃありませんよね……スッカリ夏日、暑いです(苦笑)
いつも遊びに行っている友達のブログを拝見していると、
そろそろ咲き出した一番花の開花が嬉しそうに記事になっています。
今年はチョッと早そうですね……もっとも、何だかんだ言って、
最後には帳尻が合うのが自然界の決まりなんですけどね……。

さて、先日のこと、自分の部屋の窓からベランダを見ていて、

 「・・・・・・・・・・?」

あらら、年度末の忙しさにかまけて手入れを怠っている間に、
な、な、な、何と!おクレマチスが2階のベランダにまで到達していました(苦笑)
僕ね、殆どがビチセラ系なんですが、今まで一回も剪定したことないんです。
だって、気が付くともう新芽が動いていたりして、可哀想で切れない……。
えっ?切るの?それでも切れって?無理、無理。いいんです、性格なんだもん、仕方ないです。
今年は薔薇の剪定もしなかったの……あっ!絶対に咲かせたい種類だけ5分くらいしたかな?


写真はチョッと前に咲き始めた「Lijiang Road Climber」です。
これ、引っ越しして来た時は地植えにする気満々だったんですが、
スコップを地面に突き立ててみれば、何と、家の回り全部コンクリート!
泣く泣くいまだに鉢植えでございます。固めるテンプルみたいに根っこがビッシリ。
恐怖のブノワ。さん流、纏足栽培でございます(笑)白状しちゃうとここ数年、
もうね、何もしていません。薔薇全部、伸びっ放し、植え替え、施肥……致しません by 未知子 大門。
水だけはあげますけどね、ふふふふふ、枯れない程度に……。

毎年のお決まりですが、この「Lijiang Road Climber」と
今年は大きく育った「Mme. Alfred Carrière」が我が家の一番乗りです。
今年はまぁまぁ良く咲いてくれたかな?そうそう、皆さんにご報告!
素晴らしいスタートダッシュを見せた「Garden Diary vol.3」。
今や記名記事もこなし、華々しいガーデンライターまっしぐらのあけさま。
凄くイヤなんですが、僕と同じ「Lijiang Road Climber」をお持ちです。
でもね、僕のは有島 薫さんに戴いた由緒正しい「Lijiang Road Climber」。
どこの馬の骨とも分からない あけの「Lijiang Road Climber」とは訳が違います。
でね!何の祟りか因縁か?日頃の行いが悪いせいか?
それともやっぱり漆黒のブラックフィンガーなのか……。
あけの「Lijiang Road Climber」、今年は蕾が1つしか付いていないそうです!たったの1つ!
有り得ませ〜ん。「Lijiang Road Climber」の蕾が1個しか付かないだなんて……ぷぷぷぷぷぷ。

なぁ〜ンてね、実は僕の家、去年は蕾が3個だったの(大爆笑)
目糞鼻糞を笑うとはこのことか?(笑)
でも、今年は凄いです、10年に一度の好成績かも……。
ガーデニングショウに携わる方々、ヤキモキしているでしょうねぇ。
こう暑くちゃたまりませんね。寒い時は温度掛けるんだけど、暑い時はどうするんだろう?
まったく固い蕾もガッカリだけど、咲き終わっちゃっているのもねぇ……。

ゴールデン・ウィークたけなわです。薔薇シーズンもたけなわ!
皆さん、今年も素敵な薔薇と出会えますように!


01. 05. 2015


Benoit。


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by souslarose | 2015-05-01 00:00 | Raindrops on Roses | Comments(6)

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