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薔薇の下で……。

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もう5月も終わりだと言うのに何と肌寒い日曜日!
久し振りにゆっくりとした時間が出来たので、
かねてからゆっくり訪れたいと思っていた友人のお宅を訪ねてみました。

以前、撮影の仕事で一回、薔薇の最盛期にご馳走に誘惑されて一回(笑)
今回で3回めの訪問は僕一人の気ままなものでした。

天気予報はあまりいいものではなかったけれど、
カメラを持ってイザ出陣!カンカン照りの日よりこう言う日の方がいいのです。
きっと素晴らしい写真が撮れるでしょう。

入り口を入り、薔薇や宿根草で見事な細道を奥に向かいます。
辺りは人気もなく、大声で挨拶をするのも憚られる雰囲気……。
細道を覆うようにアーチになった薔薇のせいか、辺りに素晴らしい匂いが漂います。
遠慮しながら奥に入って行くと……。

何やらかがみ込んで一生懸命に作業をする人影が……。

 「おはようございます!」

そう声を掛けると「ハッ!」として振り向くO嬢。
まるで悪戯を見咎められたかのような表情がその顔に浮かんでいます(笑)
どうやら僕が来る前に「Benoit Magimel」をプラスチックのポットから、
素敵なテラコッタに植え替えてくれていたようです。
嬉しいですよね、その温かい気遣いに感激してしまいました。
僕の「Benoit Magimel」も普段着からタキシードに着替えた感じ?
一段とハンサムに、とても素敵に見え、開いた花も誇らし気でした。


僕は以前、ブログの記事に書いた事があります。
「庭は心の様相……。」……と。
友人O嬢の庭は、手入れが行き届きアイデアが満載で、
日々、どれだけ苦心して庭を作りあげて来たかが窺えます。
本人の姿そのままに、清楚で美しい庭、そして逞しい!(笑)
薔薇や宿根草を選ぶ色使いも人柄を表しているようでした。
美味しいケーキと珈琲、さらにハーブ・ティーをご馳走になり、
久し振りにゆっくりと寛いだ休日を過ごす事が出来ました。
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写真は庭の一番奥から母屋を覗いた1枚と、
美しく花開いた「Ash Wednesday」……初めて実物を見ました。
そして、まるで2階から流れ落ちるかのようなピンクと白の薔薇の競演!
Under the rose……薔薇の下で……。
薔薇は矢張り下から見上げるのが一番美しいです。


31. 05. 2010


Benoit。


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by souslarose | 2010-05-31 00:00 | Under the Rose | Comments(6)
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去年から楽しみにしていた、第12回「国際バラとガーデニングショウ」。
終わってしまえばアッと言う間、既に1週間以上が経とうとしています。

今年は去年までと違って、コマツガーデンのブースでお手伝いする事になりました。
大した事は出来ないけれど、気持ちだけハイ!勘弁して下さいね(笑)
沢山の方達とお話しをし、今までとは違った角度から薔薇を見る事が出来ました。
今年から僕の薔薇が発売になった事もありますが、
市場調査?(笑)皆さんがどんなことに関心を持っているか興味津々でした。

で、僕の独断と偏見から導き出した答えがこれ!

キーワードは「……か・わ・い・い……。」です。

殆どの人が薔薇を選ぶ基準はこれ、「……か・わ・い・い……。」でした。
老若男女を問わず、必ず口にする言葉が「……か・わ・い・い……。」。
どの薔薇のどの部分を「……か・わ・い・い……。」と、感じるかは人それぞれですが、
皆さん、必ずこの言葉を口にします……「……か・わ・い・い……。」。
キーワードは「……か・わ・い・い……。」……薔薇に関しては絶対にこれです。

何も小輪房咲きの薔薇を「……か・わ・い・い……。」と感じるだけではなく、
僕の「Under the Rose」に「……か・わ・い・い……。」と、一言、
小走りに駆け寄って開花株の花を手にする人もいました。
あちらから「……か・わ・い・い……。」こちらから「……か・わ・い・い……。」……。

薔薇を選ぶ時のポイントは「……か・わ・い・い……。」……。
薔薇を商売にするならキーワードは「……か・わ・い・い……。」……かな(笑)

さて、僕が薔薇のどこに「……か・わ・い・い……。」と感じるかは良く分かりません。
でも、やっぱり小さい花にそう感じるかな?

皆さんは何に「……か・わ・い・い……。」と、感じますか?
例えば、薔薇を「……か・わ・い・い……。」感じる時はどの部分に?
やっぱり花の姿?それとも花の大きさ?それとも樹形?
それとも葉?もしかして刺だったりして!(笑)

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今日の薔薇は僕のオリジナルの薔薇。
こんな薔薇も作っています。但し、交配親は不明……。
天国にいる染ちゃんが後ろ足で苗箱を引っくり返してくれたのです(笑)


05. 28. 2010


Benoit。


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by souslarose | 2010-05-28 00:00 | Under the Rose | Comments(20)
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 「よし!まだ降っていない!」

早朝の3時に起きたエラさをお天道さまがかってくれたのか、
普段の行いがいいのか運が強いのか良く分からないけれど、
目覚めた時には雨が降っていませんでした。
天気予報は残酷に言い切るように夜の内から雨……。
雨だったら諦めるかなぁ……そう思っていただけに嬉しい天気予報外れでした。

友達のPさまからすかさずメール。

 「おはようございます。まだ降っていないけれど行きます?」

入園までどうにかこうにか保ってくれれば大丈夫……。
空は今にも雨がこぼれて来そうな曇天だけれど、
降り出して雨粒が花弁にコロコロと弾くくらいならそれもまた美しい。

 「Raindrops on roses……。」

スグにお気に入りのメロディーを口ずさむお気楽な僕(笑)
しとしとしとしと……長雨で花が汚くなったらお仕舞いです。

 「行こう!」

そう決断して家の近くまでチャッカリ迎えに来て貰って念願叶って行って来ました。
京成バラ園が開催している薔薇のハイ・シーズンのイベント「おはようローズ・ガーデン」に。
何と朝の6時にオープンするんですよ!薔薇を撮るのに一番いい時間帯に!
数年前から行ってみたかったんですが、ギュウギュウ詰めのスケジュールに断念。
親切なPさまのお陰で素晴らしくも満開の薔薇園を歩く事が出来ました。

ササッと撮影すること2時間30分……。
初めはお喋りしながら撮影して歩いていた2人は段々無口に(笑)
いやいや、Pさまは何やら独り言を言いながら写真を撮っています。

 「可愛いなぁ……この子は今年は咲いてくれなかったなぁ……。」

パラパラパラ……降って来ました。
丁度、イングリッシュ・ローズのコーナーを最後に残した時でした。
オールドローズはタップリ撮ったし、早々に切り上げて朝食を摂りにカフェへ……。
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非常に有意義な時間を過ごす事が出来ました。
京成バラ園に来たのはハイブリッド・ティーの「丹頂」が発表されてスグだから……。
ななな、何と24年振りぃ?「オマエは一体幾つなんだ?」と自分に突っ込み(笑)
そう言えば、いつもは苗を買いに来ていたから訪れていたのは晩秋……。
満開の薔薇園を見るのはこれが初めてとなりました。
撮った写真をザッと眺めてみましたが、矢張りオールドローズの美しさ、
花だけではなく動きのある樹形の見事さに言葉を失います。
この素晴らしい薔薇の一群……責任を持って後世に伝えなければね!

それにしても花のアップを撮ることが少なくなりました。
勿論、その時々の自分の中のブームもあります。
新しく買ったレンズやフィルターの影響もあるけれど、
薔薇を少し離れて客観的に見るようになったのかな?
自分で自分を分析してみるけれど何だか良く分かりません(笑)
くれぐれも薔薇の名前は聞かないでね(笑)
撮った時は覚えていても3歩、歩くと忘れちゃうんだから!

Pさま、今日は本当にありがとう!
コーヒー美味しかった!今度はサンドイッチもね!(笑)



23. 05. 2010


Benoit。


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by souslarose | 2010-05-24 00:00 | Under the Rose | Comments(14)
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 「エミール・ディッケンズの本を探しているのですけど……。」

極度の栄養失調でフラフラになりながら、
恐る恐るソフィーは図書館で係の男に尋ねた。
男の威丈高で冷たい対応、侭ならない言葉にくらくらし、
ソフィーはその場に倒れてしまいます。
間髪置かず倒れたソフィーに駆け寄るのはネイサン……。

ネイサンのアパートで蠟燭の灯りに点されながら、
滋養のある料理と共に開けるのはシャトー・マルゴー。

 「いい行いをした人だけが天国で飲むワインね。」

ソフィーの瞳には既にネイサンに対する恋心が芽生えています。
ポーランド生まれのソフィーは辛い収容所生活を経て、
命からがらニューヨークに辿り着き、極貧の生活に耐えながら、
それでも知への渇望から図書館に赴きネイサンと出会う訳です。

アラン・J・パクラ監督作品、映画「ソフィーの選択」のワン・シーンです。
結局、ソフィーが探していたのはエミリー・ディキンソンの詩集でした。

 「女性だったのね!」

語学学校で感銘を受けて図書館に本を探しに行ったまではいいのですが、
ポーランド訛りで上手く意思が伝わらなかったのです。
笑いながらグラスを傾けるソフィーとネイサン。
彼等の行く先に待つ壮絶な最期……哀しみのソフィーとネイサン、2人を見守るスティンゴ。
今世紀最大の女優、メリル・ストリープを一夜にして大女優にした傑作です。
通称「ピンク・ハウス」……女主人の旦那が「安いから」と、買い集めた、
大量のピンクのペンキで塗られたアパート。
そこに新入りとしてやって来たスティンゴ(作者スタイロンの分身)の
目を通して語られる、ソフィーとネイサン。「ソフィーの選択」。
新入りスティンゴを歓待するシーンで、ネイサンはソフィーを薔薇に例えます。
ソフィーはここでも拙い言葉を披露し、

 「ネイサンが薔薇に花開かせてくれた……。」と、言い間違えます。

ネイサンの愛を一身に受け薔薇のように美しく変身したソフィー……。

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エミリー・ディキンソン……。

1830年生まれのアメリカ人の詩人。
隠遁生活を送っていたエミリーの詩は、生前、たった7編の詩が発表されるだけでした。
未だに謎が多く残るアメリカを代表する詩人を研究していた、
黒柳徹子さんと薔薇界の人気者、僕が「弟」と、可愛がる大野耕生さん、
そして、僕が「お兄さん」と、敬愛してやまない佐藤 進さんが作ったのが1枚目の写真です。
そこここに、今回の「国際バラとガーデニングショウ」のポスターでおなじみの
HISAKOさまが撮られた「トットちゃん」が植栽に使われていました。
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今回の、第12回「国際バラとガーデニングショウ」……。
今までのお気楽な、一入場者と違って、
今年は訳あってコマツガーデンのスタッフとして働く事になりました。
まともに写真を撮る時間はほぼゼロ!
でも、何枚か撮った中からお気に入りの写真を是非、ご覧になって下さい。
働いてみて思った事、感じた事などはまた日を改めて書いてみたいと思っています。

1枚目は、見た瞬間に冒頭の「ソフィーの選択」のワン・シーンを彷彿とさせた、
素晴らしい大野耕生さんと佐藤 進さんのコラボレーション。
ギリギリの命を生きたソフィー……そんなソフィーの目に映るディキンソンの庭。
少しフォーカスをかけて撮ってみました。
いつも大きな友情を貰っている小山内健さん。
「うそはち……」……じゃなくて(笑)「おさはち亭」の素晴らしいディスプレイから、
薔薇が「和」のテイストを持っている事を証明したカットを2枚。
毎回、豊潤なフランスを感じさせてくれるローラン・ボーニッシュさんのブースから2枚。
そして、見事なコンテスト参加者の皆さんの渾身の庭から数ショット。
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最後に、いたいた!
今回のメイン・キャラクターのピーター・ラビット!(笑)


18. 05. 2010


Benoit。


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by souslarose | 2010-05-18 00:00 | Under the Rose | Comments(26)
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考えられない天候不順が続いた今年の4月。
一般の僕等、薔薇ファンは勿論、シーズン中に薔薇を展示する関係業者は、
さぞかし気を揉んだことでしょう。

……って、他人事みたいに書いているけれど、
ブノワ。さん、アナタの薔薇だって関係あるんですよ!(笑)
そうでした、コマツガーデンのブースや「New Roses」のブースに飾って貰うんでした。
どうでしょう、蕾は順調に綻んでいるかな?
チョッと早咲きの傾向がある僕の薔薇たちだけれど、
「国際バラとガーデニングショウ」の期間中にキチンと咲いてくれるかな?

作るだけ作って後はコマツさんに任せっきり……。
コマツガーデンの皆さんには頭が下がる思いで一杯です。

5月も連休が終わり、怒濤の薔薇シーズンの開幕です。
既に皆さんは予定ビッシリなんでしょうね(笑)
ガーデニングショウ、薔薇園廻り、オープンガーデン……。
そう、一番楽しみなのはお友達のお宅の庭を尋ねることでしょうか。
僕もそろそろ予定を決めないといけません。
無理なくらいに予定を詰めて行かないと、
アッと言う間に薔薇のシーズンは終わってしまいますからね。



さて、この場を借りてチョッと告知です。
今回、僕の薔薇が発表になるにあたって、
折角の機会ですからコマツさんのブースをチョッと手伝おうかと……。
手伝うって言っても接客は出来ないし、薔薇に詳しくないし……。
立っているだけ、カーネルおじさんやってみます(笑)
12日(火)〜16日(日)の朝から夕方まで、
コマツさんのブースの辺り、及び「New Roses」のブース辺りを
ソワソワ、モジモジ、ウロウロしている怪し気な人間は僕です(笑)
ただ、もしかしたら15日(土)の午後と16日(日)の午前中はいないかもしれません。
チョッとトンボ帰りで関西に行く用事が入るかもしれませんので……。

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今日の薔薇は例年通りに一番最初に咲いた「Under the Rose」。
残念ながら引っ越しのドタバタでカメラの電池の充電器が行方不明!
先日、猫の写真を撮っていたら電池がなくなってしまいました。
仕方ないから去年撮った写真でゴメンなさいね。

皆さん、「国際バラとガーデニングショウ」で会いましょうね!
花に関係ない酒池肉団子系の僕の悪友たち!
鯨飲馬食、優雅な薔薇には関係ないだろうけど、こう言う時こそ遊びに来なくちゃね!
「オレは薔薇なんて関係ないよ!」なぁ〜んてうそぶいているそこの君!
ブノワ。さんの晴れ舞台なんですよ。お祝いに駆けつけなきゃ!(笑)
薔薇好きの皆さん、ブログを通してお友達になった皆さん、
メッセージのやり取りだけでまだお目に掛かったことのない方達……。
是非、声を掛けて下さいね。スグに分かります、僕って怪し気だから(笑)
そこのアナタ!味噌汁なんか作っていたら電車に乗り遅れますよ!
こう言う時は取る物も取り敢えず……皆さん、ドームに走りましょう(笑)


06. 05. 2010


Benoit。


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by souslarose | 2010-05-06 00:00 | Under the Rose | Comments(51)

Let's talk about roses。


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