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 「うへぇ……これやったらまるで蒸篭の中みたいやないかぁ……。」

不平不満を言う時だけ大阪弁になってみる。
何と昨日の湿度、殆ど不快指数500%と思われるほど(笑)
ジトぉ〜っと肌にまとわりつく感じ……。
天安門事件の直前に行った香港を思い出させます。

 「きえぇ〜っ!」

ってなもんで、外に出るなり悲鳴をあげてみる。
これじゃぁまるでウルトラマンのスペシウム光線を浴びた蟻んこのようだ……。
まだ若い頃は無謀にもこんな強烈な太陽光線の中、
日焼けオイルかなにかを塗って薔薇の手入れをしたものだった。
男の黒いは七難隠す……なぁ〜んちゃって!
今じゃ日なたに足を出すのもイヤ、木陰が一番な中年になりました(笑)

 「かぁ〜っ!」

家に帰ってドアを開けるなりむせ返るような熱気……。
この頃になるとチョッと前までは必ず出迎えてくれた猫たちもサッパリです。
部屋に入ると、朝子、お園、小芳が、まるで無名時代の
マリリン・モンローのヌード写真のポーズよろしく鉛筆のように伸びきっている(笑)
たった一匹、きんだけが伸びているのにラグビー・ボールのような形で笑えます。

人さまの前では「疲れた」と「暑い」は絶対に言わないようにしている僕ですが、
さすがに一人になると「あぁ〜暑い!はぁ〜疲れた!」を連呼します(笑)
こう暑いと薔薇どころではありませんねえ……。
薔薇もギラギラと照りつける殺人光線の中で生きて行くのがやっと。
2番花?そんなに望まないで!少し欲張り過ぎ!(by 薔薇たち一同)
雑草がそんな挫けた人間と薔薇の間隙をぬってスクスク育ちます。
秋になってハッと気が付く頃には川原のススキ畑と相成ります……。

暑いのも寒いのも全然平気な僕ですが、
さすがにこたえる暑さ……熱波で息も出来ないですもんね。
今日の写真はそんな殺人光線の中、健気に咲いた「Lady of Megginch」です。


26. 07. 2009

Benoit。


[Lady of Megginch (ER) Austin, 2007]

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by souslarose | 2009-07-26 00:00 | Under the Rose | Comments(22)
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 「雨のお花見もええやないの……。」

市川崑監督作品、映画「細雪」の冒頭で、長女の鶴子(岸惠子)が言う台詞です。
蒔岡家四姉妹の毎年恒例の嵐山の桜の花見に、
大阪に住んでいる鶴子が遅れて駆けつけると言う設定です。

水がなくては植物は育ちません。その点では僕達人間と同じですね。
命の水……薔薇を育てる僕達には欠かせない水遣り。
ただただジャブジャブあげればいいって言うものではありません(笑)
苗の様子を見ながら的確にあげなければ……。

水はとても重要な要素だし、雨に濡れた薔薇も風情があって素敵なものです。
けれど、花好きにとって悩みの種は、満開時の大雨。
折角、綺麗に咲いているのに雨でグショグショになった花を見るのは辛いです。
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さて、梅雨空を心配しつつ、久し振りに軽井沢に行って来ました。
軽井沢は前々回のオリンピック以来ですから5年振り?
目的は初めて訪れる軽井沢レイク・ガーデンです。

早めの夕方、ホテルにチェック・インした僕等は、
先ず、ホテルの前庭のテラスで休憩をしました。
実はイライラ、だって、一刻も早く薔薇園を歩きたいですもんね(笑)
暫し、友人やいつもお世話になっている「お父さん」と慕う方や、
まるで弟のように可愛く思っている大野耕生さんと歓談。
ホテルの前まで出迎えてくれた耕生さんは、
それまでの好天を一目で分からせるように逞しく日焼けしていました。

珈琲だったら我慢出来なかったかもしれませんが、
出て来たのは豪儀な友人が頼んでくれたヴーヴ・クリコ。
薔薇とヴーヴ・クリコ……やっぱりヴーヴ・クリコの勝ち(笑)
ここは我慢、我慢、タダのヴーヴ・クリコを飲まない手はありません。
ヴーヴ・クリコを飲んでいる間に薔薇が散る訳もないですしね(笑)
そわそわしているのが分かったのか、ようやくお許しが出て(笑)
取る物も取り敢えずカメラを持って庭に飛び出しました。

一緒に軽井沢に同行したものの、元来、薔薇にはさほど興味がなく、
耕生さんに「この僕のカメラで写真撮って来て!」と、
畏れ多いことを平気で頼む、ヴーヴ・クリコに微酔い加減の友人をその場において、
人影少ない夕暮れの薔薇園をそぞろ歩きます。
閉園時間を過ぎ、いつしかお供は薔薇界のプリンス、耕生さんただ一人。
丁度、見頃の薔薇園を、その薔薇園の植栽を担当した耕生さんと二人、
あれこれ説明を受けながら歩く贅沢!
彼自身も日頃、忙しくて全く撮れていなかった写真撮影に余念がありません。

僕、ブノワ。さんと耕生さん……。
薄らかかった霧で、遠目にはどちらがプリンスか全く見分けがつかないほど(笑)
まるで瓜二つの兄弟2人の散策は2時間にも及ぶのでした。
ファンから石を投げられやしないか、こん棒で後ろから殴られやしないか、
茂みから猛獣Aが飛び出して来て回し蹴りされやしないか……(笑)
手持ちで写真が撮れなくなるまで、薄暗い薔薇園で素晴らしい一時を過ごしました。

出たっきり、鉄砲玉のように一向に帰って来ない僕等……。
業を煮やした友人から静かなお怒りの帰れコール(笑)
そう、その晩は親しい仲間5人で美味しい鳥料理を戴く予定だったのです。
大野耕生さん、僕、ズボラな友人、お父さん、そして、仕事を終えて駆けつけた、
華麗な避暑地ファッションに身を包んだインテリ紳士……麗しい男5人衆!(笑)
ホテルに帰っても話しは尽きず、夜中の3時までピーチクパーチク。
翌朝は4時起きの僕、何と睡眠時間1時間なのでした。

写真の数々は霧雨とむせぶ霧の中で撮った薔薇たち。
ハァ……霧で、ピ、ピ、ピントが合わないじゃない!(笑)
なんと美しい Roses in the Mist !


19. 07. 2009


Benoit。


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by souslarose | 2009-07-19 00:00 | Under the Rose | Comments(14)

溶け込む。

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薔薇の花を撮るのは難しい……。

薔薇は花の女王……たった一輪で、辺りを払う勢いがあります。
正面から、斜めから、俯き加減に、仰ぎ見る感じに……。
撮る者の趣味や、その薔薇に対する思い入れが様々な表情を作ります。
薔薇も「そう?それなら仕方ないわね。」と、ばかりに、
今までに見たこともない美しい表情を見せてくれます。

僕の中にもその時その時のブームがあり、
今までに様々な薔薇の表情を切り取って来ました。
レンズを買ったときの気分、フィルターによっても薔薇の捉え方が違います。
白がバックの時、黒がバックの時……その年々でも違います。
ただ、一貫して言えるのは、僕の薔薇の写真の特色は、
薔薇の花のアップを撮ること、丁度、見頃の薔薇を
一輪だけ非現実的な状況で撮ることでしょうか。
まるで美しい人のポートレートを撮るように……。

薔薇好きが高じ、自分の自宅のバルコニーで薔薇を栽培し、
なかなか行けないけれども、素晴らしいと評判の薔薇園を歩き、
良く手入れされた個人の庭も沢山見せて戴きました。
フランスやスペイン、イタリア……外国を旅する目的も、
薔薇を見ること、庭園も、薔薇が素晴らしい庭園を中心に見て来ました。
それぞれに個性があり、国の色、薔薇に対する思いが様々な薔薇園を作っています。

今までに夥しい数の薔薇の写真を撮りました。
固い蕾が綻びかけた麗しい薔薇、美しく妍を競う満開の薔薇、
散りかけても最後の輝きを見せる薔薇、枯れてなお壮絶なまでの怪しさを見せる薔薇……。
どの薔薇も美しくその一瞬を切り撮って来たつもりですが、
PCの写真のファイルを覗いて見ると、矢張り、薔薇のアップが多いのです。
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軽井沢レイク・ガーデン……初めて訪れました。

それはそれは素晴らしいと評判を聞き、今年こそはと思いつつ、
新幹線で小一時間、いつでも行けるから、花期も初夏から秋までと長いから……と、
ついつい延び延びになっていました。
丁度、満開をチョッと過ぎ、雨にしっとり濡れて霧にむせぶ薔薇に酔いしれ、
夢中になってシャッターを切って来ました。
その数およそ500枚。帰宅してコンピューターに写真を取り込んで驚いたのは、
薔薇のアップの写真が殆どないのです。その殆どが、風景に溶込む薔薇の姿。
ファインダーの中で風景と一体になり自然の一部に溶込んでいる薔薇……。
また、薔薇が写っていない風景写真の多いこと!

国内外、およそ薔薇が素晴らしいとされている薔薇園や庭園を歩きましたが、
ここまでカメラを引いて撮ったことは初めてです。
大体が余計なものが写ったり、どこか人工的なものが邪魔だったりします。
自然に溶込む薔薇たち……驚きの念を禁じえませんでした。

薔薇だけが際立たず、風景の一部として溶込んだ類い稀なる庭……。
なかなかこれだけ自然な薔薇園は世界にもありません。
薔薇園と言うよりも、美しい庭園の中に薔薇も植えてある感じ。
軽井沢の気候に合った植物が選ばれ、
薔薇と見事なハーモニーを見せ、風雅な表情を見せてくれています。
雨に項垂れ、風に揺らめき、霧に霞む麗しの薔薇。
まだ薄暗い早朝から手持ちでシャッターを切れるぎりぎりの日暮れまで、
薔薇本来の樹形を楽しみ、園内に漂う香しい匂いを満喫した旅となりました。


12. 07. 2009


Benoit。


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by souslarose | 2009-07-12 00:00 | Under the Rose | Comments(16)

日曜日だけの3週間。

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皆さま、お元気ですか。
スッカリご無沙汰しておりました。
約3週間振りの更新……になりますか。
僕は相変わらずですが元気そのもの、
幾つか楽しみにしていたイベントもこなし、
親しい友人と小旅行にも行って来ました。

沢山のお返事を下さった方々、返事もせずに本当にゴメンなさいね。
重複しますからここには書きませんが、詳しいことの次第はこちらから……。
これからは以前と変わらずせっせと記事をアップして行きますので、
何卒、何卒、隅から隅までズズぃ〜っとご贔屓に!

写真は僕のオリジナルの薔薇にかかった虹。
次の記事はホッとするような美しい写真でアップです、
乞うご期待、お楽しみに!


09. 07. 2009


Benoit。


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by souslarose | 2009-07-09 00:00 | Under the Rose

Let's talk about roses。


by ブノワ。
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