カテゴリ:Raindrops on Roses( 129 )

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「十勝千年の森」の次に訪れたのは「十勝ヒルズ」です。
去年、初めて訪れた「十勝ヒルズ」こちらではブュッフェ・スタイルのランチが楽しみだったのと、
新しく出来たイングリッシュ・ローズの薔薇園を見るのが目的でした。

先ずは、仕事の皆さんを差し置いて景子姐とトンボ池へ。
丁度、睡蓮が満開で、年配の女性が二人で写真を撮っていました。
最近、新しいカメラを買ってからチョッと気付いたんですが、
年配の女性で大きな一眼レフを持っている人、多いですね。
しかも、皆さんもれなく長玉(望遠)です。何でしょう……カメラのサークルとか?
薔薇のマダムたちも立派な大きなカメラを持っている人が多いです……。
重い、重い言いながら、何となくカメラが歩いているようにも見えます。
華奢な女性が大きなカメラを持っているとさらにカメラが大きく見えます(笑)

さて、トンボ池を見たところで丁度時間となりました。
腹が減っては戦は出来ぬとばかり、 楽しみにしていたランチと相成りました。
ランチは取材でこちらを訪れている「Garden Diary」のスタッフの皆さん、
それからイングリッシュローズの平岡 誠さん、
それからここ、「十勝ヒルズ」のガーデナーのTさん、
それからガーデン・デザイナーのSさんたちに同席させて戴きました。

僕、初対面は苦手なのですが(結構、人見知り……。)
Tさんには北の地での色々な語苦労などをお聞きしました。
関東な既に薔薇栽培には暑過ぎて、年々ヒドくなる酷暑対策に頭を悩ませますが、
北海道での薔薇栽培は本当に大変そう……頭が下がります。

食事は凄く美味しかったです。地の野菜タップリ堪能しましたよ。
メインは豚ね。このレストランはペースト系が美味しいなぁ……。
ついついパンに塗って食べ過ぎちゃいます。


さて、食べ過ぎて体が重くなって歩けなくならない内に薔薇園へ向います。
いやいや……凄かったです。丁度、僕らを待っていたかのように満開!
「十勝千年の森」で平岡さんが「満開ですよ!」と仰言っていましたが、
ここまで満開で、しかもピッカピカの健康な薔薇たち。なかなかお目に掛かれません。
手入れは随分と大変なんだろうと思います。ご苦労がしのばれます。
薔薇だけではなく色々な植物との共演。周りの色とりどりの木々の緑にも映え、
それはそれは素晴らしい様相を呈していました。
「Rosa Glauca 」と「Lady Emma Hamilton」の取り合わせなんて、
鳥肌が立つくらいに綺麗だったもの。物凄い色彩感覚だと思います。
皆の驚嘆の声を聞き、平岡さん、それからガーデンデザイナーのSさん、
ガーデナーのTさんも嬉しそうでした。
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トンボ池やオーガニックのポタジェ、丘の上からの素晴らしい眺めに次いで、
「十勝ヒルズ」の新しい名所が出来た感じがします。
イングリッシュローズは矢張り素晴らしいですね。
風景が出来るのね、優雅ですしね。そこが凄いと思います。

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                 Photographed by あけ 大仏殿。

最後の一枚は平岡誠さんと僕の美しきツーショット(笑)
既に僕の大嫌いな facebook で御覧になった方も多いと思います。
普通だとねぇ……写真に納まることは勿論なんですが(写真撮られるの嫌い!)、
facebook でアップされるなんてまっぴらゴメンなんですが(プライバシーがなくなる!)、
素晴らしいイングリッシュローズに大感激でご機嫌だったのと、
礼儀正しく事前に掲載を断ってくれたから快諾しました。
平岡さんのイングリッシュローズに対する情熱って凄いです。
素晴らしいローズガーデンを見せて戴いて本当に嬉しかったです。


28. 07. 2014


Benoit。


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by souslarose | 2014-07-28 00:00 | Raindrops on Roses | Comments(9)

Tokachi Millennium Forest。

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チョッと訳あって早い時間に入れて戴きました。
北海道にこのガーデンあり!2012年にイギリスの、
「The Society of Garden Designers Award 2012」の
最優秀賞を受賞した「十勝千年の森」です。

ここは2年前の夏に訪れてから大のお気に入りになりました。
今回で4回目(1度は秋)まったく飽きるということがありません。
今日の記事のタイトルはね、チョッと格好つけて欧文表記ね。
最近、何でもかんでも欧文表記が流行っているけれど、
「十勝千年の森」はそれが凄くお似合い。
スタッフの皆さんが来ているウィンドブレーカー欲しいかも。

当日は朝から曇っていました。空は持つかな?生憎のお天気……でしょうか?
いえいえ、素晴らしいガーデンは天気を選びません。
どちらかと言うとピーカンよりは曇りか小雨の方がいいかも……。
日頃の行いがいいんでしょうね(笑)曇り空から霧雨が降って来ました……。
やった!雨、雨、降れ、降れ、もっと降れぇ♫♪ 写真の神さま降りてこいぃ(笑)
霧雨に濡れるのも構わず撮りまくった写真、どうぞ御覧ください。
可成り多いです、やっと70枚に減らしました。
お茶の用意はいいですか?お酒は大丈夫?覚悟してくださいね。
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す、す、す、凄いでしょう!この感動は如何に!
このブログを10年近くやっていますが、横位置だけの写真の記事は初めて。
そして、アップの写真が全くない、引きだけの写真の記事も初めて。
広大な風景全てを1枚の写真に収めたかった……。
それだけ「十勝千年の森」のメドウガーデン全てが愛おしいです。
だれ?!あまりにも枚数が多くて目が霞んで来たって言っているのは!(笑)
それはね、目が霞んだんじゃないの。霧が出て来たの、霧!
途中から霧雨が霧になってきました……最後の方はもう何も見えないの。
皆は屋根のあるところに避難しているけど、この光景を撮らずして何を撮る?
お願いしたって、お金払ったって霧なんか出ないんだから!
千載一遇のチャンス、北海道までこの美しい光景を見に来たんじゃないの?
押して押して押して……シャッター押しまくりました(笑)
だって凄いです、これってターナーの絵の世界ですもんねぇ。

一番初めに軽井沢のレイクガーデンに行った時も深い霧だったのね。
一緒にガーデン内を廻っていた大野耕生さんが、

  「岩下さん、今度は晴れるといいですね。」って。

ううん、とんでもない!いいのまた霧で(笑)
それくらい霧が出ると興奮してしまいます。
イギリス人の写真家、サラ・ムーンになったみたい!
最後の方なんか興奮状態(笑)全身、濡れるし、カメラもしっとり。
周りの皆がカメラを心配してくれるほど無心に撮りました(爆)

さて、メドウガーデンで一際美しく輝いていたのが「ロサ・グラウカ」。
このグレーがかったプラム色の葉は出色ですね。
この色は自然界に存在する全ての植物の色味を纏めるのね。
北海道のどのお宅でも普通に見られる薔薇、ポイント高いなぁ……。
「十勝千年の森」のメドウガーデンの一番奥には薔薇園も出来ました。
イングリッシュローズの他にオールドローズも植えてあります。

関東でボンヤリ水だけやっているような僕たちの管理と違って、
北の大地での薔薇の管理はなかなか大変のようですが、
メドウガーデンの素晴らしさに驚いた後、日頃のご褒美のように、
突如、目の前に現われる薔薇園、一見の価値ありですよ。

ヘッド・ガーデナーの新谷みどりさんに(とても素敵な方!)
チョッとだけお話を伺うことが出来ました。
毎日〜早朝から、ガーデン内を隈無く視察して、
その日の作業の段取りなどを考えるそうです。
それにしても働いている皆さんがいい顔をしています。
新谷さんもそうですが、挨拶をしたハンサムな青年しかり、
少し立ち話をしたボランティア(?)のご婦人2人もしかり。
(悪天候のこと、カメラのことを案じてくださいました……。)
自分の仕事に誇りと自信を持っているんでしょうね。
皆さん、なんて清々しくていい顔なんでしょう。

隅々まで美しく手の行き届いた「十勝千年の森」……。
次に訪れるのは一体いつかな?早ければこの秋?
京都行きの予定がキャンセルになれば、
カメラ一台持って飛行機に飛び乗りたいです(笑)


20. 07. 2014


Benoit。


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by souslarose | 2014-07-20 20:00 | Raindrops on Roses | Comments(10)
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先日、夏のバカンスから帰ってきました。
今年も北海道でした。迷うことなく北海道(笑)
週末に絡まない平日の4日間……いいですよね、一生懸命働いているんだもの。
多分、7〜8回に分けて、あちらのブログとこちらで様子を書いてみたいと思います。

去年の夏の北海道の旅が終わらない内から、
今回の夏の再訪が漠然と頭の中で膨らみ、
先ず、訪れる一番最初に名前が上がったのが「イコロの森」です。
親友から存在を教えて貰い、初めて訪れた去年の夏……。
入り口で引っ繰り返っちゃったんです。あまりに素晴らしくて。

(去年の記事……全く同じようなこと書いています!
タイトルなんて全く同じだものね(苦笑)それだけブレずにいいガーデンなんでしょう)
今年もいそいそと羽田を一番早い飛行機で出て、
開園時間には「イコロの森」の入り口に立っていました。

チョッと嬉しかったのはね。
15人くらいの学生の集団が案内の女性に先導されて、
これからガーデンを廻るところだったのね。
で、その女性、僕にも関係資料を配ってくれたの。
学生に見えたからって……あははははははは!
喜ぶ僕、「引率の父兄と間違ったんでしょう?」と、呆れる景子さん(笑)

北海道に行く時には「十勝千年の森」と並んで、
必ず旅程に入れたいガーデンになりました。
ピッカピカの澄んだ空気の中、朝一番で入園して撮影した写真、
怒濤の56枚ですけど、どうぞ御覧くださいね。
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神々しいとはこのガーデンのことだと思います……。
「イコロの森」を一言で言うと「静謐な森」です。
上空を頻繁に飛ぶ自衛隊機の爆音ですら耳に心地よく聞こえる不思議。
ギリギリまで不必要なものを削ぎ落としたタイトでシンプルなガーデン。
普通は入るだけ植物を隙間なく詰め込む植栽のガーデンが殆どの中、
見えている土も大事な庭の登場人物……そんな感じがします。
清々しくてピィ〜ンと空気が張り詰める空間が背筋をシャキッとさせてくれます。
え?花がない?ふふふふ……花はキチンとありますし、
薔薇?薔薇はどうした!?安心して。中央にローズ・ガーデンもありますから。
でもね、ここのガーデンを散策していると、
薔薇も数ある植物の中の一つにしか過ぎないことに気付かされます。
全ての植物、草花が平等に配されている「イコロの森」。
手入れの行き届いた美しい葉が楽しめる「イコロの森」。
植物の美しさは花だけじゃないです。花、花、言っているのは初心者ですよ。
様々な緑色の競演の中、一際、ホワイトガーデンの美しさが心に染みます。
どうぞご自分の目で確かめてください。
本物を目の前にしたら僕の写真なんかハナクソ同然です(苦笑)
北海道までの航空運賃は出せないけれど、
入園料金だったら僕が全部出してもいいくらいにお勧めです。

「イコロ」とは、アイヌ語で「宝もの」のことだそうですね……。
まさに、僕の中では宝ものになった「イコロの森」。
いつか秋から冬に掛けて訪れてみたいなぁ……。
来年の北海道の旅?もう計画が殆ど纏まっています。
勿論、真っ先に向かいます「イコロの森」。
皆さんも北海道にいらっしゃる時には是非!
庭に対する考え方が根本から変わること受け合いです!


19. 07. 2014


Benoit。


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by souslarose | 2014-07-17 22:00 | Raindrops on Roses | Comments(16)
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今回、信州の旅でお世話になった「われもこう」。
八ケ岳、原村のペンション村にあるガーデニングが素敵な宿です。
河合さんが昔、随分とお世話になったそうで、
この春、創刊になった「Garden Diary」にも特集されています。
到着したのは夜の7時30分……飛ばしました、車。
荷物を置いてスグに夕食になりましたから、
何となく素敵な予感がする周りの美しい様子は、
翌日、恒例の早朝散歩のお楽しみということになりました。

いいんですよねぇ……居心地が。
旅に出てゆっくり朝食を宿で戴くのは稀です(笑)
大体、朝の5時には出発しているのが常ですから。
ご主人と奥さまのおもてなし(この言葉何となくイヤね……。)
早朝の散歩のあと、8時からゆっくりと朝ご飯を食べました。
ワンちゃんが2匹いてね……可愛らしいの。ユズとワサビだったかな。
素晴らしく手入れされた庭と、センスのいいペンション内の様子を御覧くださいね。
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また訪れたいと思える宿はそうあるものではありません。
「われもこう」はそんな稀な宿の中の一つです。
河合さんがその昔に植えた「Rosa × moyesii 'Geranium'」、
矢張りこの地方ならでは?物凄く大きく育って、
植えてくれたパパをお迎えしてくれました。
桜の頃もいいそうです。大きく育った雪柳との競演ですって!
ご主人と奥さまの笑顔にまた会いに行きたい「われもこう」でした。


14. 07. 2014


Benoit。


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by souslarose | 2014-07-13 07:31 | Raindrops on Roses | Comments(6)

光射す……。

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旅の楽しみは十人十色、人それぞれ色々あります。
旅の目的にも寄りますが、観光、食事、宿……。
滞在型のリゾートだったら、ここにショッピングも加わって、
四拍子揃っていないとダメかもしれません。お金掛かりますよねぇ(笑)
全てバランス良く……が、ベストなんですけどね。

さて、僕の旅の楽しみは早朝の散歩です。
カメラを持って宿の周辺をそぞろ歩くんです。
町中のホテルだろうと、雨だろうと、山の中の宿だろうと早起きして散歩します。
朝の光って魔法ですからね。汚いものも黄金に変えます。
裏町のゴミ入れがエジプトのファラオの未発掘の墓になるかもしれないし、
平凡な風景が桃源郷になるかもしれない。
雨上がりだったら二重の虹が見えるかもしれないから不思議です。


今日は先日訪れたペンション「われもこう」の周辺の様子です。
ここ原村のペンションは、皆さんガーデニングに力を入れているんですね。
河合さんは激務で疲れ果てていますからね(笑)
ゆっくり休んで貰って、残り4人で、眠い目をこすりこすり、
まだ薄暗く肌寒い早朝5時の散策と洒落こみました……どうぞ御覧くださいね。
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今日の1枚目は僕にしては珍しく青い写真。
「われもこう」に到着して、夜7時30分のギリギリの明るさで撮りました。
僕、物凄く遅いシャッタースピードでも大丈夫なんですが、さすがにチョッとブレブレ(笑)

朝の光が移ろう様子を見て戴きたいので、今日も撮影した順番通りのアップです。
初めの10枚の写真は、まだ日が昇り明るいものの、日の光が差す前……。
辺りを静けさが支配しています。草花もまだ眠っていますね。
「青」ではなくて文学的に「蒼」……山口百恵の「蒼い時」!!!!!
そうそう、昆虫を撮るとHISAKOさんになった気分ね(笑)
そして、クレマチスのマージョリーのアーチのところで一気に明るくなってきました。
頬に当たる朝陽が熱いのね……太陽って本当に有り難い、凄いです。
ほの暗く青み掛かった風景が、朝日と共に明るさを増し、
ほんのり薔薇色に染まる様子がお分りになると思います。
そう、乙女が初めての恋に恥じらい頬を染めるよう……って!
隣を見ると真っ黒に日焼けしたオバチャンが約2名(笑)


さてさて、ここからが圧巻ですよ。
最後の10枚は、3人が二度寝のために部屋に戻ったあと、
一人残って、気になっていた場所に陣取り(この場所は絶対に「来る」と思ったのね)
道路にペッタリ座って朝日が昇ってくるのを待ちながら撮った写真です。
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どうです、黄金でしょう?
ほほほほほほほほほほっ!♪ 惰眠を貪っていては撮れない光景ね(笑)
3時間の散歩……うかうか寝てなんかいられません!
お友達のあっちゃんじゃありませんが「味噌汁作っている場合じゃない!」(笑)
本当は「匂いのいい花束。」でアップする話題、予定だったんですが、
なるべく大きなサイズの写真を見て戴きたかったのでこちらでアップです。
いやいや、やっぱり写真って光ですねぇ……。
光をどう料理するか……写真は本当に奥が深いです。


10. 06. 2014


Benoit。


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by souslarose | 2014-07-10 00:00 | Raindrops on Roses | Comments(10)
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 「ホーホケキョ!……ケキョケキョケキョ。」

ウグイスの囀りが聞こえます。
あまりに鮮明でハッキリした鳴き声……。
思わずスピーカーを探したくなるほど(笑)
ウグイスの囀り……東京の僕らなんて山手線のホームでしか聞けないものね(苦笑)
まだ子供なのかな?どこか拙い鳴き方に思わず微笑んでしまいます。

去年に続き、今年も河合伸志さんをお招きして、
山中湖の塚原邸にてガーデンツアーを開催しました。
当日は三々五々、塚原邸に集合し、昼からガーデンツアー。
その後、皆で持ち寄った料理やお酒で軽いパーティとなりました。

毎年〜素晴らしい様相を見せる塚原邸……。
今年も丁度、薔薇が美しく見頃を迎え、梅雨の合間の一休み、
前日の豪雨で心配された天気も快晴となり、素晴らしくも実り多い会になりました。

言葉はいりません。先ずは撮ってきた写真を御覧くださいね。
新しいカメラにも大分慣れて来たかな……どうでしょう?(笑)
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さて、この日の写真は13枚でお仕舞い!
えぇ〜っ少ない!って嘆くアナタ。少なくてホッと胸を撫で下ろすアナタ(笑)
実はね、今日も参加した皆さんのブログで同時アップの企画を立てています。
美しい庭の様子は皆さんのところで御覧戴くとして、
僕は、この日を遡ること約一月前の、
まだ早春の面影を残す庭の様子を見て戴こうかな……そう思います。
だって、いくら撮る人が違う、カメラが違うって言ったってねぇ……。
それに素晴らしい塚原邸の違う季節の様子も見て戴きたいじゃない?
少なくてホッと胸をなで下ろしたアナタ!ダメだよ、イヤな顔しちゃ(笑)
覚悟は出来ていますか?怒濤のアップですからね!(笑)
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いやいや、どうでしたか?全く違う庭みたいですねぇ……。
最盛期を迎えている植物も違うからなんですが、
薔薇が満開を迎える華やかな庭と違って、どこか静謐な感じがします。
仄暗い庭園に朱赤のツツジがとても良く映えています。
噂には聞いていた勿忘草の小径が美しかったです。
カメラも違うんですよ。前の壊れたカメラで撮影しています。
いつも温かく迎えてくださる塚原さんご夫婦ですが、
ニコニコと笑いながら庭を案内してくださる時にも、
決して手は休むことなく花柄を摘んだり倒れた草花を元に戻したりしています。
今回のツアーの前日は物凄い雨に降られてしまいましたが、
何と、一つ一つの蕾にカバーをかけて雨を避けてくださったそうです。
そう言う一つ一つの愛情の籠った思い遣りが、
草花に伝わるのでしょう。どの花も輝いて誇らしげに咲いています。
塚原さんご夫婦、いつも本当にありがとうございます。
今度は真夏に伺おうかな?8月もオープンガーデンなさるんでしたよね。
今日は特別にご夫妻の写真を最後にエイっ!
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薔薇の最盛期が終わったとはいえ、
現在進行中のもう一つの大事な仕事でてんてこ舞いの中、
快くツアーを引き受けてくださった河合伸志さん。
本当にありがとうございました。植物に対する限りない愛情、
底知れぬ知識の宝庫の一端を垣間見せて戴いた気がしています。

美味しい手料理を差し入れしてくださった皆さん、
どの料理をどなたが作って来たかよく分からないまま食いついてしまいましたが(笑)
チキンをハーブで焼いたもの&ポテト、茄子、牡蠣……。
沢山の食材が美味しく変身してテーブルを埋め尽くしていました。
僕?僕は珍しく大人のポテトサラダを持参(笑)
どうでしょう、皆さんのお口に合ったかな?


最後に今日、同時アップする皆さんのブログの紹介です。

日頃の行いが悪く、とうとうココログを追い出されたあけの あけの秘密の花園
恐ろしいほどの植物に対する知識と探究心、raretasteさんの raretaste~はれのかおり
遠路遥々関西から参加してくれた植物大好き青年、kitiさんの My Passion for Roses
誰にでも真摯で丁寧な roseさんの My Precious Roses
roseさんの大親友、とうとうブログ発見!おたふくさんの いつも心に太陽を♪
塚原邸詣で、元を辿ればkusakiさん。美貌のkusaki先生の kusakiの「この植物をお買い!」
初参加、ご夫婦で畑を作っている、うさzoさんの Souvenirs de la saison
素敵なご夫婦(奥方は女優?)で園芸店を経営する、Lucy Grayさんの Lucy Grayの花暦日記
誰よりも河合さんを質問攻めにしていた、バリエさんの クラインガルテンにようこそ!
貫禄リズ、心強い姉御、大好きりえんぞうさんの りえんぞうのあれやこれや・・・
神出鬼没、どこでもドアを持っている、極悪景子姐改め、かれんさんの Nora レポート ~ワンランク上の庭をめざして~
実は天体少女?心優しい、りきさんの りきの庭

そして塚原さんご夫妻の 花のある暮らし


06. 07. 2014


Benoit。


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by souslarose | 2014-07-06 22:00 | Raindrops on Roses | Comments(22)
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僕の中では京都と軽井沢は一緒なのです。
どこが一緒かって?素晴らしい観光地だから?美味しいものが食べられるから?
違う、違う、ホラ、東京からスグでしょう?行こうと思えばいつでも行かれる……。
そう思っている内についつい足が遠のく理由です。
僕の両親は長野県の出身です。大昔、新幹線がない頃は、
上野から急行で3時間チョッとくらいかかったかなぁ……。
横川でホームに売りに来ている峠の釜飯を買ってねぇ……。
今や新幹線で居眠りする間もなく軽井沢に着いちゃいますもんね。

行こう行こうと思いつつ、なかなか機会がなかった軽井沢。
Noraの景子姐、いやいや、この度、晴れて改名された かれんさんと、
写真家の今井秀治さんと3人で行って参りました、
軽井沢はレイクガーデン。日帰りでしたからホテル・ルゼには泊まれませんでしたし、
新幹線じゃなくって車でしたけど……この3人の取り合わせは初めての珍道中(笑)
約2年半ぶりの軽井沢、この前、行った時は秋も深まったギリギリのレイクガーデンでした。
今回はどうやら薔薇も丁度、満開?見頃のようで楽しみなことこの上なし。
新しいカメラのテスト撮影にももってこいですかね……。
今回は、千住博美術館や素敵なペンション、素晴らしい個人のお宅など、
盛り沢山でしたが、今日はレイクガーデンのみのアップです。
じゃないと写真が300枚くらいになっちゃいますから……。

またまた選ぶのが面倒臭いので、怒濤のアップ、
今回は人出が凄いでしょうけど、久しぶりにオリンパスXZ-1も持参です。
僕ね、笑う人もいるんですが、オリンパスXZ-1に内蔵されている、
「ジオラマ」って言うアートフィルターが好きなんです。
ごくごく一点にのみピントがあって周りが盛大にボケる……。
ホラ、おもちゃみたいに写るアレね(笑)今回も数枚あります。
どうぞ最後までお付き合いください。
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如何でしたか?楽しんで貰えましたか?
まさに満開でしたねぇ……雲行きも怪しかったりしましたが、
日頃の行いのせいか、散策している時には全く問題ありませんでした。
今日の1枚目の写真は、ボランティアの皆さんが摘んだ花柄の写真。
これはゴミじゃないですよ。一生懸命咲いた花々が最後に輝く瞬間ね。
新しいカメラで撮る写真は、今一つしっくり来ない部分もあるのですが、
これは先日ポートレートの仕事をお引き受けした兼ね合いで、
50ミリの単焦点のレンズではなく、24ミリ〜70ミリのレンズを初めに揃えたから。
多分、そのせいだと思っています。え?50ミリのレンズは買わないのかって?
あのですねぇ、50ミリf1.2のレンズ1本で18万円するのですよ!
一辺にボディとレンズ2本なんてとても買えません(苦笑)
先ずは仕事再優先、この秋にでも50ミリの単焦点を買うつもりにしています。

今日はね、先日お世話になった新潟のスナッフィーちゃんも一緒にアップ。
同じ時期に軽井沢を訪れ、レイクガーデンを堪能して来たみたいです。


僕個人の意見、感想としては、
春の薔薇満開のシーズンもいいのですが、レイクガーデンは矢張り秋。
光線がね……黄金なのです。枯れ枝も実った穂も黄金に輝く……。
空気が凛として薔薇もチラホラで適度な数。
今年もまた秋に行きたくなりました。勿論、夕飯は「無限」ね(笑)


最後に一つだけ……。
薔薇の最盛期とあって、ガーデン内は大勢の人で賑わっていました。
カップルで仲睦まじく散策する人、個人で薔薇の写真を撮っている人、
満開の薔薇の前で愛犬のポートレートを撮っている人、
毎年〜遊びに来て、前の年のガーデンと今年のガーデンを比較して楽しむ人……。
薔薇の聖地ですから、勿論、薔薇ファンも沢山います。
そんな中、30名くらいのグループと遭遇しました。
結構、年配も混じった中高年のグループ30名余。
いえ、遭遇って言っても一瞬すれ違っただけですが、
そのグループに気が付いた理由は僕がいる場所から遥か向こう、
湖の対岸で数名の女性が騒いでいたから……。
その女性たちは湖のこちら側にいてもハッキリ聞こえるくらいの大声で、
下らない内容の話をわめき散らし、奇声を上げ、馬鹿笑いをしていました。
思わずそっちに顔が向いてしまうくらいの大騒音。勿論、顔が険しくなるくらいの大声。
全員ではありませんよ、30名の中のごくごく数名の女性、勿論、年配です。
彼女たちは自分が言っていることが面白くて周りに受けていると思っているんでしょうね。
詰まらぬジョークを言い、自分で笑い、取り巻きがそれに答える……。
ハッキリ言って大迷惑です。美しい薔薇が満開のレイクガーデンに、
紛れ込んだ害虫みたいなもの……場所をわきまえましょう。
場所もわきまえず大声で……まるで大陸の国の人たちみたいじゃないですか。


29. 06. 2014


Benoit。


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by souslarose | 2014-06-29 22:00 | Raindrops on Roses | Comments(16)
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東京は暑くて暑くて……と、愚痴る毎日ですが、
いやいや、実は数字で言うと気温は北海道だって負けないくらいに高いし、
今や日本国中、亜熱帯と化した感があります……。
カポックやガジュマル、ゴムの樹……以前は観葉植物として室内栽培だった植物が、
今や当たり前に街路樹化し、ごくごく普通に冬を越しますもんね。
カポックなんて花咲いてるし。もうビックリですよね(笑)
毎年行っている北海道では湿度がないからコンガリ美味しそうに焼けちゃうし(笑)
去年の長岡の丘陵公園も暑かった……。

で……チョッと行く用事があった国営越後丘陵公園。
メインの用事はこちらで読んで戴くとしましょう。
そして、もう一つの目的は、新しいカメラの試し撮りでした。
早く慣れないと大事なポートレート撮影の仕事が迫っていましたから……。
薔薇のシーズンと言うことで、何と開園が朝の7時!
東京から始発で駆け付けても結構、掛かります。
だとしたら前日に長岡入り……だよねぇ(笑)
14日は、朝から山のような用事を済ませ、
夕方、日生劇場で麻実れいさんの「昔の日々」を鑑賞。
終演後は仲間と「銀座キャンドル」で楽しいテーブルを囲み、
新幹線の最終で長岡入りしました。

改札に出迎えた秘書のペギーに連れられて、
(あけがこの度ペギーに改名。Miss.ピギーじゃないよ。ペギラでもない(笑)
先日、前の職場の両国でスカウトされたみたいだし、
僕的には星誕期にあやかって肉団子の方がいいと思うのだけど……。)
辿り着いたのは深夜まで営業しているアイリッシュ・パブ?
そこに待ち構えるは、自分では「緑園の天使」の頃の……と、夢見心地のリズこと、りえんぞうさん。
春先に観た芝居の影響でマドレーヌと改名したMayのオネエさま……地蔵の方がお似合いなのに……。
そして、周囲の「可哀想に!」の声をよそに、
実は自らは大層お気に入りのハンドルネーム「極悪姐さん」を「かれん」に変えた景子姐(笑)

「かれん」って一体どんな字を書くの?なぜ平仮名?
「可憐」か?それとも「加齢」と書いて「かれん」と読ませるか……(笑)
どうしちゃったの皆、改名ブームなの?(笑)
若者で賑わう店内、一際、平均年齢をググッと上げ、異彩を放つロートル5人集でした(笑)
だけど、愚連隊のオバサン……じゃなかった!結構な年齢の主婦が、
深夜12時を回ったパブにたむろしている姿は凄かったです(爆)
不良主婦軍団?(笑)溌剌とした若者の間に川の澱みのような主婦4人(爆)
兎に角、東北遠征でお疲れにもかかわらず、
改名ムード、バッリバリのお姐さまたちと小一時間テーブルを囲み、
未練たらたら、もっと飲みたそうなリズを引っ張って、
翌朝の約束をしてそれそれの宿に向ったのでした……。

翌朝、リズとマドレーヌは「雪国植物園」へ。
僕とペギーとかれんは一路、越後丘陵公園を目指します。


ハァ……越後丘陵公園!ここは本当にいいですねぇ。
空気が綺麗!ダイナミック!加えて薔薇のいい匂いで園内が凄いことになっています。
世界中でこんなにいい匂いの薔薇園が他にあるでしょうか!
何回、深呼吸した?都会の排気ガスで汚れた肺が綺麗になるようです。
出迎えてくれた、つぐみちゃんスナッフィーちゃん、久しぶり!
おぉぉぉぉ……roseさんがはるばる東京からやってきました!
もうチョッと早かったらソフトクリームのご相伴にありつけたのに(笑)
少し遅れてバンビさんアンさんもやってきました。
皆さん、いつもいつも温かく迎えてくれてありがとうね。
あなたたちに会えるのも丘陵公園に来る目的でもあるんですよ。
関東の色黒の喋るじゃが芋連中は、

  「皆、色白で可愛いよねぇ……。」

と、大層、羨ましいご様子。 ふふふふ、そりぁあそうだろう(笑)
と、ここで、ソックリ瓜二つのチビちゃんを連れてからももさん登場。
いやいや、彼女のフットワークは軽いです(笑)見習わなくちゃいけません。
あっ!りきさんが素敵なご主人を従えて登場。
来るかどうか迷われていたのにお目にかかれて良かった!
午後からはメインの用事の表彰式があったので、
午前中の内に走るようにして撮りまくった写真、47枚を御覧くださいね。
……って!いきなりポプラの樹に潜るかい?(笑)
1枚目の写真は早朝のホテルの近くで撮りました。何だかヨーロッパみたい。
どうかな、新しいカメラにチョッと慣れてきたように思います。
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驚いちゃったのは、カメラを持ってウロウロしていると、
園内で写真の仕事をしている男性が、

 「それ、5D?」って声を掛けてくれました。

遠くからでも大きさとかで分かるのだそうです。

ここ越後丘陵公園は本当に素敵です。
スタッフの皆さんの親切と笑顔。ボランティアの方々の、
しっかりした仕事のお陰で薔薇園がとても綺麗。
明るい対応に、こちらまでホッとした気分になります。
秋にもまた訪れる予定にしています。
その時を目標に暑い夏を乗り切らなきゃね!


21. 06. 2014


Benoit。


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by souslarose | 2014-06-21 22:00 | Raindrops on Roses | Comments(12)
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梅雨入りした途端、雨がザァザァ降っています……。
今日で4日目じゃん!

 「それにしてもよく降る雨だねぇ……。」

有吉佐和子が大女優杉村春子に当てて書いた傑作戯曲、
「ふるあめりかに袖はぬらさじ」の幕切れの台詞を思い出します。
窓の外を見ながら思い切り抑揚を付けて、杉村春子を真似て言ってみたりして(笑)

しかしよく降る……うぅむ……どうだろう。
止むかなぁ……大丈夫、僕、晴れ男だし(笑)

梅雨入りと同時に、結構、強い雨が続いた日曜日、
新しいカメラの試し撮りに行って参りました。
さて、どこへ?「横浜イングリッシュガーデン」?
それとも「The Treasure Garden Tatebayashi」……候補地は色々考えました。
薔薇の一番花は終わりじゃないかって?いえいえ、
薔薇が満開じゃなくてもいいのです。庭や風景は薔薇が全てではありませんからね。
幾つかあった候補地を止めて、行ってきました「The Natural Gardens of Sakano」
極悪の景子姐と2人でデートです(笑)

駅で待ち合わせて一路、筑波へ。先ずは腹拵えね。
景子姐が見つけてきてくれた人気のイタリアンでテーブルを囲みます。
お腹も一杯になったし、いざ「The Natural Gardens of Sakano」です。
ところが、一旦、上がったかに見えた雨がまた降り出しました。
晴れ男の神通力はどこへ?あっ!これは景子姐が極悪的に雨女に違いない(笑)
結構しっかりと降られた中、新しいカメラで撮影してきた写真、25枚ほど御覧くださいね。
スッカリ写真の編集が面倒臭くなったブノワ。さんは、
今回も安易に時系列で並べてみました(笑)
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いやいや、素敵な薔薇園でした。
薔薇園といっても薔薇だけじゃないのね。
主役はあくまでも、鬱蒼と繁る木々でしょうか……。
苦労して大木に誘引した薔薇の圧倒的な存在感ね!
それからね、赤い色の薔薇や草花の使い方が非常に上手。
強い長雨で薔薇は終盤に差し掛かっていましたが、
なかなかどうして、美しい風景に雨を忘れて無我夢中で試し撮りと相なりました。
景子姐ってね、極悪を任じているけど心優しくてね、
僕が思う存分写真が撮れるように気遣ってくれたりします。

カメラは随分と慣れてきましたが、
気が付くとレンズにキャップしていなかったり鞄に放り込んであったり(苦笑)
僕にとってのカメラの扱いはそんなものなのでしょう……。

一つ、思いがけず嬉しいビックリだったのは、
昔の知り合いに再会したこと。
その可愛らしい男の子は、僕が薔薇デビューした年の西武ドームで、
コマツガーデンの前のブースで薔薇の販売のお手伝いをしていた男の子なんです。
初めてのドーム、接客、販売……こんな強面の僕でも何だか心細くてね。
そんな時、彼の元気な声、威勢のいい様子に随分と元気付けられたものです。
一生懸命に薔薇の苗を売る姿……気持ち良くてねぇ。
毎日〜顔を合わせる内に仲良くなり、
確か「Under the Rose」を買ってくれたんでしたっけ……。
かれこれ4年ぶりの再会、いやいや、一人前になって、
薔薇園を美しい奥方と一緒に切り盛りしていました。
それからね、彼はね、薔薇の育種の仲間でもあるんです。
可成りアカデミックですから、各薔薇の美点を上手く取り入れた、
素晴らしい薔薇を作るんじゃないかな。
僕みたいに出たとこ勝負、出会い頭の何ちゃって交配じゃないのね。
今をときめく薔薇作りの先輩たちの次の世代……。
将来の日本の薔薇を背負って行く大事な人材になると思うの。
僕も負けないようにしないとね……薔薇は勝ち負けじゃないんだけどね。

また秋にも訪れてみたい「The Natural Gardens of Sakano」
どうやら一年中何かしらの見所があるにたいですよ。
皆さんもどうぞ足を伸ばしてみてくださいね!


14. 06. 2014


Benoit。


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by souslarose | 2014-06-14 22:00 | Raindrops on Roses | Comments(12)

女房元気で留守がいい。

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 「あっ……しまった!」

三枝子が大事にしている薔薇のテラコッタを倒してしまった……。
岳夫は今日はチョッと飲み過ぎだとは思ったものの、
どうせ三枝子は2泊3日で仲間と薔薇ツアーの真っ最中。
明日は日曜で休みだし、会社の同僚に誘われて、もう一杯、もう一杯……。
ついつい飲み過ぎてしまったのだ。

岳夫はそっとしゃがんで様子を窺おうとしたが、
酔っているせいかチョッと足下が心もとない……。
エイっと腰を落としたが、今度はお尻で何かを折る音がした……マズい。
ポキって……この世の何よりも嫌な響き、もう目の前が真っ暗だ。
辺りは暗くてよく見えないので、取り敢えずテラコッタを起こして、
明日の朝、様子を見ることにした。

翌朝、昨日のテラコッタを見て愕然とした。
そろそろ咲き始めそうな枝が一本、見事に付け根から折れていたのだ。
お尻で折ったのは房になって付いている薔薇の蕾だ……。
三枝子の芝居がかった金切り声が聞こえてくるようだ……。
近所に響き渡る三枝子のソプラノ……脇の下に変な汗が出てきた。
さらに岳夫を愕然とさせたのは、テラコッタの縁が少し欠けてしまっているのだ。
ボ、ボ、ボ、ボンド!ボンドで貼り合わせればいいじゃん!
だが、欠片はどこにも見えい……アッ!そう言えば夕べ足下で何か鈍い音がしたのは……。
岳夫は焦って欠片を自分の足で粉々に踏み砕いてしまったのだった。

 「あぁ……もうダメ。絶対に許して貰えない……。」

この前、ゴルフクラブで素振りをしていてツル薔薇の枝を折った時の代償は、
三ツ星レストランのディナーとカルティエの指輪だった。
ディナーは兎も角、枝一本でカルティエだと?!
どうしよう、どうしよう……このウィッチ、ウィッチ、ウィッチブレード?
ウィッチ何とか言うイギリスのテラコッタを三枝子が大事にしているのは重々知っている。

 「安物よ!」

と、三枝子は口では言うものの、扱いが他のテラコッタとは全然違う。
そう言えば、このテラコッタを買った後、オレにポロシャツを買ってくれたじゃないか……。
そこはかとなく感じる薄気味悪さは三枝子の後ろめたさの現れなのだ。
それに岳夫は付き合わされた園芸店で、偶然、値段を見てしまったのだ。
この小ささでこの値段って言うことは、三枝子が買ったテラコッタは一体!
オレのこずかいで幾つ買える?唖然、呆然、愕然としたのを覚えている。
しかも三枝子は何でもシンメトリーに置きたがるクセがある。
何でも、倍、倍でモノが増えて行く。倍、倍で出費が嵩んで行く……。
これを知ったら狂乱の修羅場と化すことは火を見るより明らかだ。
当分、口も聞いて貰えないだろう。それどころか家に入れて貰えないかも。
真っ白になった頭で考えても隠蔽工作、アイデアなんて浮かばない。
取り敢えずこぼれた土をテラコッタに戻し、下を掃き掃除した。
何か妙案はないものか……枝が折れた部分とテラコッタが欠けた部分は同じ位置なので、
その部分を反対側の薔薇の茂みの方に向けてみた。

 「お……なかなかいいかも。」

両サイドのテラコッタを少し動かし、名前も知らない草花を、
折れた枝の方に寄せ、少し弄ったら何とか見られるようになって来た。
あとは運命を天に任せるのみ。どうせ帰宅は明日の深夜だ。
翌日も朝から近所の仲間とどこかの薔薇園で開催される、
何とか言う先生のガイドツアー?とらやに行くらしい。
三枝子はあちこちの薔薇園で開催されるガイドツアーや講習会、イベントに欠かさず出席する。
写真の講座もだ。先生、師匠の類が一体何人いることか。
その割には薔薇をバンバン枯らすし、写真の腕前も一向に良くならない。
栽培方法、写真の撮り方が全然違う人たちに習って何が身につくものか……。
岳夫は喉元まで出かかった台詞を何回飲み込んだことか分からない。
元々、三枝子にはセンスというものがないのだ。
美しい庭を見ても感激こそすれ、それを自分の庭に応用出来ない。応用力ゼロ!
まぁいい、それで三枝子がご機嫌ならお安いものだ。
どこぞの韓流のタレントに入れあげて家を出てしまう女たちよりはマシだ。
それにこの薔薇のシーズンは気持ち悪いくらいにオレに優しい……。
「おはよう!」「お帰りなさい!」……声が半音上がっている(苦笑)
少しは遅い帰宅や外泊に後ろめたさを感じているらしい。

偽装工作がうまく行ったのと、毎年のこのシーズンの、
三枝子の行動を考えたら何だか気が楽になってきた。
どうせ自分の家の薔薇なんてロクすっぼ見もしないのだ。
ただ新しい薔薇を持っていたいだけなのだ。名前すら覚えたためしがないし(苦笑)
三枝子が気が付く頃には折れた部分も乾き、欠けた部分も周りと馴染むに違いない。
念のため、もう一度、欠けた部分に苔と土を塗っておこうか……。
そうだ!ヨーグルト、ヨーグルト!冷蔵庫にヨーグルトがあったハズ。
ヨーグルトを塗るといい感じに苔むすと三枝子が自慢げに言っていたっけ……。
自分の自慢の一言が夫の犯罪の隠蔽工作に使われると露程も思うまい……あはは!

家に入った岳夫は冷蔵庫からヨーグルトを取り出し、
机の上の携帯で会社の同僚で近所に住む親友の泰彦にメールを打った。

 「おはよう!全て予定通りです。貰い物だけどワインもあるよ!
  簡単なつまみ作るからビールよろしく!」

泰彦の女房もウチの三枝子と一緒だと聞いた。
今日は思い切り飲むぞぉ!はぁ……ほんの束の間のやすらぎの時間。
こんな時は精々、羽根を伸ばさなきゃ。


女房元気で留守がいい……。


04. 06. 2014


Benoit。


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