カテゴリ:Under the Rose( 125 )

さぁ、お手並み拝見。

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 「1、2、3、4、5、6……。」

数えてみると僕の知らない間にクレマチスが16種類になっていました。
凄く不思議……って、お前が頼んだろぅっ!って突っ込まないで下さいね(笑)
確かに注文はしましたとも。ただ一々数なんて数えていなかっただけ。

さて、どうでしょうねぇ。薔薇と一緒に咲いてくれるかな?
薔薇と薔薇だって満足に開花時期を合わせられないのに、
全く未知のクレマチスと薔薇の開花時期を合わせられるのか?
一期咲きが多いウチの薔薇、ピンポイントで合わせられるかは大いに疑問です。
だから沢山集めたの。きっとどれか一緒に咲いてくれるハズだから(笑)

写真は名前がチョッとアレなプリンス・チャールズと僕のオリジナルの黄色い薔薇。
僕、黄色い薔薇はチョッピリ苦手なんですが、この卵黄色は別、ティーのいい匂いがします。
そうそう、薔薇とクレマチスを合わせる時だけじゃありませんが、
花と花を合わせる時の色合わせ……なかなか大変ですよね。
同系色であっさりと合わせるか、はたまた補色であわせてお互いを際立たせるか……。
パリのバガテル庭園で見た朱色の薔薇と濃い紫のクレマチスの組み合わせや、
スペインのコルドバの庭園で見た赤い薔薇と赤いサルビアの組み合わせ!
結構、強烈だった記憶があります。

まぁ、どれかとどれかは一緒に咲くでしょう(笑)
もし、咲かなかったら薔薇を切って「何ちゃってコラボレーション」の、
写真を撮りますので見てくださいね。
そう、ガーデニングは「こうであらねばならない姿」を、
夢想して試行錯誤するものだからそれでいいの!(笑)


24. 02. 2012


Benoit。


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by souslarose | 2012-02-24 00:00 | Under the Rose

物凄く光栄です。

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一瞬、目を疑っちゃいました…………。
だって、朝、起きてパソコンを立ち上げるまで全然知らなかったんだもの。

寝ぼけ眼で眠い目をこすりこすり、
いつもお世話になっているフレグランスさまのブログを見てビックリしちゃいました。
毎月、一回、変わる素敵なトップの写真に、
僕の「Bella Donna」を使って下さったのです。

それも、とてつもなく素敵に、僕なんか全く考え付かない、
「Bella Donna」にピッタリな意匠で……。



ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
フレグランスさまは僕の学校の大先輩で薔薇の大先輩です。
頭が上がらない所をいつも非常に親切にして下さいます。
講演会など、折りあるごとに僕の薔薇を紹介して下さったり、
実際に、屋上で試験栽培して下さり、見事な株に仕立てて、
薔薇を選びに来て下さったお客さまに猛烈にアピールして下さったり、
カタログや印刷物では身に余る扱いをして下さったり……感謝、感謝です。

さて、こうした身に余る光栄をこのブログに書いていますが、
元々、一番始めに開設した「匂いのいい花束。」は、
これもご存知の方もいらっしゃると思いますが、
フレグランスさまがブログをやっていると聞き、

 「えぇぇぇっ!ウソぉ!」

だったら僕にも出来るに違いないと思って始めたのです(笑)
だって、フレグランスさまが機械オンチって言うことは知っていましたからね。
そのブログもそろそろ丸7年を迎えようとしていて、
こちらの薔薇ブログもこの春で丸3年を迎えようとしています。
その間にも、一緒に旅に出たり、折々に美味しい鮨を食べに行ったり、
素敵な庭を一緒に見せて戴く小旅行をしたり……沢山の楽しい事もありました。
もういつもお世話になってばかり!

これ、書いちゃってもいいのかな……。
大野耕生さんがフレグランスさまに捧げられた「Fragrance of Fragrance」。
ある時、耕生さんにお目に掛かった時、

 「ブノワ。さん、薔薇にフレグランスさまの名前を付けることを考えていますか?」

そう聞いてくださったのです。
僕の中ではまだ薔薇が出るか出ないか、どっちとも付かないどこの馬の骨、
夢見る夢男くんで上気していましたし、尊敬する大先輩の名前を戴こうとは夢にも思わず、
その栄誉は耕生さんの元へ……しかし、いい名前ですよね、「Fragrance of Fragrance」。
薔薇の特徴とフレグランスさまのお名前が見事にマッチですもんね。
大先輩を廻るこんなエピソードがあったことも懐かしいです。

フレグランスさまは薔薇に関しては非常に厳しい目をお持ちです。
僕の一番最初の薔薇「Under the Rose」がコマツさんで接いで貰って手元に来た時、
その新苗を一株、屋上に恐る恐る持参したのが数年前のこと……。
どうだろうなぁ……気に入って下さるかな?チョッと恐いですよね。
一刀両断に切り捨てられちゃったら悲しいですもんね(笑)

その厳しいフレグランスさまも、
僕の薔薇に関してはいつも励ましの言葉をかけて下さいます。
勿論、「うぅ〜ん・・・・・・。」そう思っているかもしれませんし、
おそらく、満点で言うとまだまだ50点くらいしか戴けないのでしょうけど、
それでも折々のお言葉にどれだけ勇気付けられて来たことか……。

 「ブノワ。さん、やるからには続けて行かなければダメですよ!」

このお言葉がどれだけ励みになったことか……。

夢中になって手当り次第に交配していた初めの頃に較べ、
少しだけですけど何かが分かって来たような気もしています。
僕にだけしか出来ない薔薇作りを目指して、
フレグランスさまのお眼鏡に敵う薔薇が出来ることを夢見て、
これからも頑張って行こうと決意を新にしました。

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このトップの写真……来月変わっちゃうのは勿体ないですよねぇ……。
そうだ!来月は僕の誕生月!お願いして2ヶ月の長登板にして戴こうかな?(笑)
そうじゃん、そうじゃん、4月は「Apres 誕生日強化月間」だもの。
5月の連休までこのままにしておいて戴こうっと!(笑)


フレグランスさま、本当にありがとうございました。
それから、僕の薔薇を素敵にドレスアップして下さった管理人さまにも感謝です!


07. 02. 2012


Benoit。


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by souslarose | 2012-02-07 00:00 | Under the Rose
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早いもので新年も10日を過ぎてしまいました。
清々しい天気が続いていますが、皆さんはどのような正月を迎えられましたか?
僕はとっとと薔薇の手入れを終え、チョッと余裕綽々の年明けです。

さて、新年と言えば、新しい年に向かっての希望に溢れ、
あれこれと新しい計画を立て、夢を見る時期でもあります。
別にカレンダーが1枚捲れただけなんですけど不思議ですよね(笑)
僕もシッカリと、そして、大まかですけど年間の計画を立ててみました。
仕事の事、旅行などの愉しみの事、そして、薔薇のことなど……。

薔薇は季節、季節でやらなければいけない事がハッキリ決まっていますし、
どちらかと言うと、薔薇に僕たちの生活を合わせるっていう感じでしょうか。
交配の計画、それに合わせた苗の調達、見に行きたい薔薇園や庭園など……。
どうぞ、平穏無事にシーズンを迎える事が出来ますように。

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所で、短いスパンでの計画、夢や希望もありますが、
もっと長い目で見た人生の計画、夢や希望もあります。
役者をやっている友人達は自らの名前がトップに掲げられた公演を夢見、
起業した友人達は事業のさらなる発展を心に誓います。
僕はね、常々、冗談めかして「薔薇御殿を建てたい!」って言っていますが(笑)
それは冗談として、薔薇に関しては幾つかの見果てぬ夢があります。
普段は「言った者勝ち!口にして言っていればいつかは叶う!」主義の僕ですが、
この薔薇に関する夢だけは絶対に口外しない事にしているんです。
やっぱり、口にすると夢が逃げてしまうような気がするから……。

それが……年末から今年にかけて、一つ叶ったんです!
その夢と言うのは……僕が作った薔薇が雑誌の表紙を飾る事!
人気紙「花ぐらし」の冬号で僕の「Under the Rose」を表紙に取り上げて下さいました。
しかも、しかもですよ、写真と撮ってくれたのは今井秀治さん!
これは凄く名誉な事ですよね……いつも素晴らしい写真で僕達を楽しませてくれている今井さん、
その今井さんの手による「Under the Rose」なんですもん。
オールドローズをこよなく愛する今井さんの目にとまったと言うのも嬉しいです。
僕がいつも感じる「Under the Rose」とはまた違った一面を見せて下さいました。
人気紙の表紙を飾る……薔薇を作った僕にとって、これ以上光栄な事はありません。

それにね、今号の「花ぐらし」は特に内容が充実しているんです。
小竹幸子さん、梶浦道成さんをはじめとした仲間の皆さんの、
それぞれのオーガニックでの薔薇栽培の実践方法とノウハウを分かり易く教えて下さいます。
このズボラな僕にも参考になる事が沢山あります。
ホラ、ウチは外にカトリーヌと黒豆がいますから薬は撒けないじゃないですか。
それから、僕がお世話になっている後藤みどりさんの「品種選びの秘訣」や、
「冬の剪定・誘引」で小山内 健さん流のツル薔薇の奥義を教えて下さっています。
その他にもクリスマスローズ、クレマチス、スミレ……盛り沢山な内容で大満足!
雑誌の世界では既に春がはじまっている事を感じさせてくれます。



ね?皆さん……欲しくなったでしょう?
いやいやダメダメ、強がり言ってもダメですよ。
ンががががががががっ……アブラカダブラ、ホレストチャンゴ、
ホッカスポッカス……あなたは欲しくなる、欲しくなる。「花ぐらし」が欲しくなる!
どうです、僕の薔薇が表紙を飾った記念号、一家に1冊……いやいや5冊!
保存版と友人にプレゼントするものを入れたらそのくらい買わなきゃ!(笑)
呉々も言いますが、初めて表紙を飾った一冊。この「初めて」って言うのが肝心なんですよ。
「初めて」は2度とありませんからね。その記念号を買わずしてどうする!(笑)

さぁさぁ、これを読んだら本屋に走りましょう!
ホラ、そこのあなた!味噌汁作っている場合じゃないですよ(笑)
取るのも取り敢えず本屋に走らなきゃね。
本屋が売り切れだったらインターネットで注文も出来ます。
「花ぐらし」を一家に5冊……一つ宜しくお願いいたします(笑)


11. 01. 2011


Benoit。


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by souslarose | 2012-01-11 00:00 | Under the Rose

春を夢見て……。

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…………この辺でいいかな……パチッ!

 「ぎえぇ〜〜!!!!!」ってなもんで、

後生大事に育てた枝を2メートルも切っちゃったり、

…………こいつをこっちに持って来て……バシっ!

 「イタタタタタタ〜〜!!!!!顔はやめてね!」ってなもんで、

思い切りトゲトゲの枝で顔を殴打されたり……。 

相変わらずスッコケ剪定&誘引をしております(笑)
昨日は朝から一日外に出て玄関周りのツル薔薇の処理をしました。
複雑に絡んだ枝を解いて品種ごとに一纏めにして、新しくワイヤーを張り直し……。
ズゥ〜っと上を見ているから肩はバリバリ、腰はパンパン、
手は革手袋をしているけどガッサガサでございます(涙)

「バラの家」から長尺苗2本と普通尺の苗2本、四角いポットや特製の土も届きました。
丁寧に梱包された段ボール箱には「大切に!」と赤いマジックで大きく書かれていました。
長尺苗の1本には今年最後の花と蕾が軟らかいティッシュで優しくそっと包まれ……。
「バラの家」の薔薇に対する姿勢を垣間見たような気がします。

てんちょにお願いして、絶対に先端を切らないようにして貰った長尺苗。

 「2メートル以上ですよぉ……なるべく努力してみますけど……。」と、言っていましたが、

矢張り、さすがですね。1ミリたりとも切られていませんでした。

でもね、チョッと気になる事があるの……。

 「絶対に切らないで!切り口チェックするよ!」と、言った時にてんちょが、

 「やっぱりブノワ。さん、あけさんが言った通りの人ですね!」って……。

アイツ、僕の事、一体、何て言っていたんだろう?(笑)
そうすると気になって来るのが段ボール箱の「大切に!」の前に省略されている言葉……。

 「ウルサいオヤジだから大切に!」かな?(笑)

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あらかた済んだツル薔薇の誘引……。
ここまで来るとあとは楽しい時間が待っています。
来春の満開時を想像して、印象派の画家がキャンバスに色を置くように、
思いを込めて、廻らせて枝を誘引して行きます。
細かい修正をしながら、時間を見付けて春までの楽しみの一つです。


さてさて、今年は本当に「激動」と言う言葉がピッタリの一年でしたね。
フザケて「記憶喪失」ってブログに良く書きますけど、
本当に覚えていないのね……細かい事、イヤな事……時間の観念がなくなったみたい。
花はやっぱり心の余裕がないと楽しめないものだと思うけど、
その反面、花が心に余裕をもたらしてくれるものでもあります。
来年は仕事のみならず全ての面で余裕を持って、季節、季節の花を楽しんでみたいです。


今日、今年最後の写真は、僕のオリジナルの薔薇だけで作ったブーケ。
明るい色味のものだけを集めてみました。全て未発表です。
自分の中の薔薇の好みも変わって来ました。交配の方向性も見えて来たし……。
新な年に向かっていいスタートを切りたいなぁ。

この薔薇だけに関する僕のブログ。
不定期&ポツポツ更新ですが、僕にしかかけない事、
僕にしか撮れない写真を目指して来年もアップして行きたいです。
勿論、自分が楽しむ事が最優先!どうぞお付き合い下さいね!



一年間、お付き合いどうもありがとうございました。
2012年……新な年……全ての方が穏やかで実り多き一年になりますように。


31. 12. 2011


Benoit。


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by souslarose | 2011-12-31 00:00 | Under the Rose

アバタもエクボ……?

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自分で作った薔薇は愛おしいです。
それが思い通りじゃなく、自分の計算から大きく外れて、
自然の気まぐれ、天の采配で出来たものだとしても……。
ご存知の通り、薔薇の交配は1+1=2ではありません。
3にも4にもなる事もありますし、時には100になる事もあります。
そう、思いもかけない花が咲くことが多いのです。

交配をはじめた最初の頃、僕が夢中になったキッカケの一つは、
そんな自分の力ではどうにもならない意外性、
キャンバスに絵を描くようには行かないもどかしさ、
上手く行かなかったからって消しゴムで消すことが出来ない偶然性。
そんなこんな、思いがけない中の奇跡?ごくごく低い確率ですけど、
小さな種から美しい薔薇が花咲く奇跡が楽しかったのかもしれません。

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今日の写真は僕のオリジナルの薔薇です。
1枚目は散る寸前、今にも花弁が落ちる間際の1枚。
この写真を撮ったスグ後、ハラハラと花弁が散ってしまいました。
他の2枚は8分咲きの初々しさと満開の絢爛たる美しさを誇る瞬間です。
温かいピンクの花は、ティーの匂いに桃の匂いが混ざります。

薔薇の花はその蕾の時から5分咲き、満開の頃と大変に美しいです。
僕がそこにもう一つ求めたいのは、散る間際の美しさです。
真に美しい女優はその最晩年が最も美しいと言われています。
薔薇もそう、盛大に咲き乱れている時は当たり前ですが、
その散り際、朽ち果てる様がその薔薇の真の価値を高めると思うのです。
特に色の薄い薔薇は散り際が汚くなりがちですから……。

「綺麗は穢い、穢いは綺麗……。」

何をもってして「美しい」とするか人それぞれです。
全ての物に美を見出すフレキシブルな感性……大事にしたいものです。

散る間際の美しさ……。
そう言う部分でも、この薔薇を凄く気に入っていますが、
決して世に出る事はありません。たった1つ、最大の欠点があるのです……。
それはね……春の一番花が大きいのです。
普通と言う人もいるかもしれませんし、
「なぁ〜んだそんなこと?」と、思う人がいるかもしれませんが、
僕の中では大き過ぎる……僕の基準から大きく外れます。
秋の花は丁度いいんですけどねぇ……仕方ないですね。
如何に自分の薔薇と言えど、アバタもエクボではないのです(笑)
時に非常に冷静に判断している自分がいます。

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去年、あるパーティーの案内状の写真としても使いましたが、
矢張り、譲れない部分はあります。残念ながらお蔵入りです。


07. 10. 2011


Benoit。


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by souslarose | 2011-10-06 00:00 | Under the Rose
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8月中旬から猫のことでバタバタ……しそびれちゃいました……鉢増し!

9月は決算期なので強烈に忙しくて……しそびれちゃいました……夏剪定!

「しそびれる」……何だか薔薇の名前みたいじゃない?(笑)
「しのぶれど」と言う素晴らしい名前の薔薇があるものね。

そんな大事なことをし忘れてしまうゴタゴタ、バタバタの日々。
でもでも!それでも薔薇は咲く!季節になれば薔薇は咲く……コッほん!



台風一過……被害の確認のために出た玄関先。
幸いに何ともなくホッと一息、見上げたベランダに僕のオリジナルの薔薇が、
まるで僕を見下ろすように枝垂れて咲いていました……。
台風15号の強風にもめげず、健気に咲いていた薔薇一房、
早速、カットして撮影大会と洒落こみました(笑)
後ろに写っている扉とも窓ともつかないブルーの枠。
これはかれこれ20年前に吉祥寺のアンティーク・ショップで購入した一点物の鏡。
イギリスの作家が古い玄関ドアを半分にカットし、
周りに彫刻を施し鏡を嵌め込んだものだそうです。
帰り道、家までの道すがら、千切れんばかりに重かった指の痛みを今でも覚えています(笑)
彫刻刀で繰り抜いた穴に差し込んであるのはバリ島で買った藁で出来た花。
多分、これにアロマ・オイルなどを染み込ませて使うのでしょうか……。
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オリジナルの薔薇は黄色ではありません。
濃いバニラ色……かな。強いティーの匂いがします。
咲き進んでもそれほど白くはならずこの色を保ちます。
薄情でいい加減でズボラで猫最優先の園丁が面倒見ているにも関わらず、
存在すら忘れ、スッカリ剪定し忘れたのに、小さいけれど花を咲かせました。

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3枚目の写真は春の一番花。カットしてスタジオ撮影風に。
御覧の通り、オーソドックスな花形。
シャープでスッキリとした印象を受けます。

日々の雑事に追われ、自分でもあまりの余裕のなさに呆れてしまいますが、
それでも薔薇は咲く。一生懸命に咲いているんですもん、
気付いて愛でてあげなければね!
さぁて、そろそろ秋薔薇のシーズンです。

皆さん準備万端?万遺漏なし?
それとも僕のように出遅れましたか?(笑)


28. 09. 2011


Benoit。


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by souslarose | 2011-09-28 00:00 | Under the Rose
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B 「てんちょ!てんちょ!ホラ、見て見て!今度の雑誌の表紙、このカットにした!」
T 「おぉぉ……いいじゃないですか!さすがブノワ。さん!」
  
 と、言ったものの、てんちょは差し出された写真を見て何か釈然としなかった。

B 「ね?ね?そうでしょう?また自画自賛って言われそうだけど、なかなかだよねぇ。」
T 「ええ、僕の薔薇もブノワ。さんの薔薇も、両方とも凄く綺麗に撮れていますよね。」

 その時、てんちょはハタと思い当たったのだ。
 自分の薔薇「Cecil de Volanges」の方が、
 ブノワ。さんの「Marquise de Merteuil」よりも下に写っているのだ。
 やっぱりブノワ。さん、自分の薔薇の方が可愛いのかな?
 まぁ、写真を撮る人の色々なこだわりや思い入れもあるんだろう……。
 構図、全体のバランス……良く分からないけど。

B 「あれぇ、てんちょ、あまり嬉しそうじゃない?」
T 「いえいえ、そんなことはありませんって!」

 やっぱり、てんちょの薔薇が上の方が良かったかなぁ……。
 と、ブノワ。はここでチョッと一人ごちてみる。

B 「うぅ〜ん、そうかなぁ……もしかして花の写りが気に入らない?
   あっ!それとも、もしかして……。」
T 「そんな事ありませんって!いやだなぁ、勘ぐって(笑)」



ブログ「Under the Rose。」夏休み明けの第一弾の記事は、
「雑誌の表紙」と言う架空の状況で架空の会話を書いてみました(笑)
実際には奥床しい木村さん(てんちょ)と僕の間ではこんな会話は成り立ちません。
譲って、譲って、それぞれを立て、尊重し合い……美しい間柄なのです(爆)
お互いの薔薇がそれぞれに美しく写っていればそれでいいのです。
薔薇の花にはそれぞれに美しく見える角度があります。
スクッと背を伸ばし、上を向いて絢爛に咲き誇る薔薇。
少し項垂れて楚々とした美しさを見せる薔薇……。
数本の薔薇をそれぞれの魅力を見せながら一つの画面にまとめるのは難しいです。
それぞれの名前を「危険な関係」から取ったこの2つの薔薇、
絵写りの相性も非常にいいと思います。

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1974年制作のアメリカ映画「タワーリング・インフェルノ」。
「グラス・インフェルノ」と「ザ・タワー」……2つの似通った原作を、
20世紀フォックスとワーナー・ブラザースがそれぞれに映画化しようとしていました。
「それだったら!」と、2社が共同制作したのが「タワーリング・インフェルノ」です。
ビッグな2社。なかなか豪儀で懐の深いエピソードですよね。
そうなると資金は潤沢、当時のそうそうたる大スターが集められました。
スティーブ・マックィーン、ポール・ニューマン、ウィリアム・ホールデン、
華を添えるフェイ・ダナウェイ、往年のフレッド・アステア、ジェニファー・ジョーンズ……。
オープニングのメインタイトルを見ていると面白い事に気付きます。

先ず、ジョン・ウィリアムズによる壮大なテーマ曲が始まると、
「TWENTY CENTURY-FOX and WARNER BROS presents」と制作会社のクレジット。
そして「STEVE McQUEEN」「PAUL NEWMAN」と主役2人の名前がクレジットされます。
「WILLIAM HOLDEN」「FAYE DUNAWAY」と続き、「IRWIN ALLEN'S production of」……。
ここで映画のメインタイトル「THE TOWERING INFERNO」のロゴがドォ〜ンと出る訳です。

英語に「Billing」と言う単語があります。
映画の世界になると俳優の序列、格を表す単語になります。
映画のタイトルって眺めているとなかなか興味深いものがあって、
その時々の役者の序列、格がクッキリと出るんです。
日本では大スターなのに、実は本国ではそれ程でもないとか、
反対に、日本では全く認められていないのに、実は本国ではトップだったとか……。

この「タワーリング・インフェルノ」の場合、
スティーブ・マックィーンとポール・ニューマンの名前が同時に出ます。
スティーブ・マックィーンが左に、ポール・ニューマンが右に……。
この場合、左のスティーブ・マックィーンの方が格が上になるのですが、
実際は、ポール・ニューマンの名前の方が一段上に配置されています。
すなわち、スティーブ・マックィーンが左に、
ポール・ニューマンの名前が右少し上に配置されているんです。
これで2人の大スターの格が同列と言う事が分かります。
それって物凄く大事なのね。俳優の命って格付けと序列と見栄ですから(笑)
2人の名前が揃って同じラインだった場合はマックィーンの方が格が上になります。
あとは、名前の文字の天地の大きさが、メイン・タイトルと較べてどれくらいの大きさか。
メイン・タイトルの天地の何%になっているかも重要です。
「TOWERING」の「T」が他よりも少し大きくあしらわれ、
「INFERNO」が赤く歪んでデザインされていますけど、
マックィーン、ニューマン、ホールデン、ダナウェイがタイトルと同列の100%、
制作会社2社が約半分の50%。プロデューサーのアーウィン・アレンがおよそ70%……。
当時の大スターのスケール、制作者としてのアレンの実力が窺い知れますね。
それからメイン・タイトルの前に名前が出るって言うのもステータスの一つでしたっけ。
すなわち、前記の4名がこの作品にとって最も大事な役者って言うことになります。
もっとも、最近では面倒を避けるために、出演順とかアルファベット順が多くなりましたし、
メイン・タイトルを含め、全てのクレジットがエンド・タイトルに出るなど、
映画全体のデザインのために可成り決まり事があやふやになりましたけど……。

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さてさて、この写真の薔薇、「Cecil de Volanges」と「Marquise de Merteuil」。
これらは「第13回 国際バラとガーデニングショウ」の2日目の早朝、
これを逃したら2度とチャンスはないとばかりに早起きして撮った1枚です。
面白かったですよ、てんちょと2人で「雑誌の表紙だったらこう」とか、
「ポスターだったらここにタイトルが入って……。」とか想像しながらね(笑)

撮影時には色々と考えたんですよ。
勿論、「タワーリング・インフェルノ」のタイトルの事も思い浮かべました(笑)
さてさて、どちらの薔薇をどっちに持って来るか……構図は如何に?
折角、2種類の薔薇が綺麗に咲いているのです。
勿論、ピントは両方に合っていないといけないとは思いましたが、
さぁさぁ、どうする?てんちょの薔薇を上にする?それとも僕の薔薇?
てんちょも僕も奥床しく引っ込み思案ですから(笑)
それから、なぜ、いつも僕が「Cecil de Volanges」と「Marquise de Merteuil」と、
てんちょの薔薇の名前を先に書くかと言うと、
子供の頃にイギリスのエリザベス女王が「My husband and I……。」と、
必ず夫の名前を先にスピーチするのを聞いて美しいと思ったから(笑)

 「僕の薔薇が上に決まってんじゃん!」

お互いに心の中で思っていてもそんな事は絶対に口にしません(爆)
僕の場合、横位置の写真は考えられませんので縦位置になります。
あれこれ撮ってみて一番いいなぁと思ったのが今日の1枚目の大きな写真です。
僕の「Marquise de Merteuil」は花首が短いので項垂れません。
てんちょの「Cecil de Volanges」は少し俯き加減の方が、
その柑橘系の果物を割った時のような面白いフォルムが際立つと思ったんです。
皆さんはどう思いますか?縦横、少し小さなサイズで数枚載せておきました。
ご覧になってみて感想をお知らせ下さいね。
しかし球場のカクテル光線って上手く写真が撮れませんねぇ……。

最後の横位置の1枚なんて薔薇じゃないみたいですね。牡丹か芍薬?
「Cecil de Volanges」と「Marquise de Merteuil」……。
どちらも花付き抜群で相応しい匂いを持った素晴らしい薔薇だと思います。
春先に新苗で揃える事は出来ませんでしたが、
この秋〜冬から大苗が一斉に発売予定です。
是非、皆さんの手元に置いて可愛がってやって下さいね。
そして、2人並べて華麗な美しきフランス社交界ツーショットを撮ってあげて下さい。


追伸…………。
   「匂いのいい花束。」にも書きましたが、まことに申し訳ありませんが、
   所謂「鍵コメ」は承認しないことにいたしました。
   正当な理由がある方が鍵をかけてメッセージを下さる意外、
   例えば、普通の内容のメッセージに鍵がかかっていた場合は、
   大変に申し訳ありませんが承認いたしません。
   戴いたメッセージは管理の都合上、キチンと他のフォルダに移し保存。
   僕が管理する時に混乱しますからブログ上は削除させて戴きます。
   私信はメールに……「鍵コメ」は返事もしにくいのですが、
   鍵がかかったやり取りは「何だか秘密めいていて感じ悪い」と悪評です。
   皆が楽しいブログを目指したいので理解のほどを!



22. 08. 2011

Benoit。


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by souslarose | 2011-08-22 00:00 | Under the Rose

ながら撮影。

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 「プシュッ!」

帰宅するとカバンを放り投げて先ずは缶ビールを開けます。
僕はお酒は何でもござれの口だけれど(アルコール中毒じゃないよ!)
最初の一杯は発泡性のものがいいな。
いきなり日本酒や紹興酒って言う訳には行かないものね(笑)
兎に角、発泡性の缶ものを開けます……好きな発泡性と言えば……。
シャンパン?カバ?グラス使いますからねぇ……外じゃ無理!って、
毎日シャンパンを開ける余裕なんてないのだけれど(笑)

僕は薔薇の手入れをする時には必ずカメラも手元に置いてあります。
あらゆる瞬間を逃したくないじゃないですか。

いらない枝を剪定をしながら「カシャッ!」

チョロチョロまとわりつくジジちゃん一家と遊びながら「カシャッ!」

ビールをグビリグビリやりながら「カシャッ!」

家の前を通る近所の方々と軽口たたきながら「カシャッ!」

ああでもない、こうでもない……。
来年の玄関前ジャングル化計画を夢見ながら「カシャッ!」


このところ殺人的に暑くなって来ました。
つい先日までの梅雨寒はどうしたの?(笑)
昨日なんか脚立に乗って作業していて身の危険を感じました(爆)
何だか虫眼鏡で焼かれる蟻んこの気分……早々に退散です。

今年の夏は何だか厳しそうな予感がしますよね。
暑さもだけれど、節電の影響が思わぬ所に出て来そう。
現実的には無理だし、極論なんだけど、
日本中のクーラーがなくなっちゃえばいいのね。
昔はクーラーなんかなかったんだからさ。扇風機でOK。
室外機から出るもの凄い熱風……気温が何度上昇していることか。
もっとも、今の完全密封&完全空調の建物じゃ無理だけれど。

僕「クールビズ」って言う言葉嫌いなんです。絶対に使わない。
厳しい夏と節電で、巷では「クールビズ」がさらに叫ばれているけど、
何だか変なファッション多いと思いませんか?
暑さをしのぐ楽な洋服?だったら何でもあり?
タンクトップやアロハシャツは幾ら何でもマズいでしょう(苦笑)
女性にも言えるんだけど、肩を露にしたファッションって、
実は、本人は良くても見ている側が暑苦しい思いをするもの(笑)
昔の日本映画を参考にすればいいのに。
夏は開襟シャツを上手に着こなしていました。
シャツの裾を出してもいいと思うけど、
今のタックなしのパッツンパッツンの細身のパンツじゃ無理か(笑)
大体、ネクタイってジャケットを来た時にVゾーンを飾るもの。
ジャケットを羽織らないのに締める必要はありません。
最近のシャツのデザインも変ですね。襟がダブルになっているもの、
派手なステッチが施されているもの等々……オフィスで着るものじゃありません。
靴も凄く変です……先が尖って反り返っている靴……。
君、君、そこの君!メフィストフェレスじゃないんだから。
何でもかんでもデザインされていればいいってもんじゃない。
デザイナーは既存の美しさに対して、如何に自分らしさを出すかに腐心し過ぎ。
何でもかんでも奇を衒えばいいってもんじゃない。
シンプルで機能的な形の中にこそデザインが生かされるべきです。

何だか話しが逸れちゃいましたね(笑)
薔薇前線は北上し、関東の薔薇は2番花が真っ盛りです。
そろそろ人も薔薇もジィ〜っと我慢の夏がやって来ます。
秋に向けて、また、気の早い人は来年の春に向けて作業開始です。

この薔薇だけのブログもそろそろペースダウンですね。
夏休み宣言はしません(笑)どうせ何か書くんだからね!
ポツポツと思い出したこと、春の記憶を辿って更新する積もりです。

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今日の薔薇は僕のオリジナルの薔薇2品種とツクシイバラ。
ツクシイバラ……調子悪いのよねぇ(怒)何でしょう、シワシワして来ました(笑)
大体、この暑さは薔薇を育てる環境じゃないですね。
その内「日本の薔薇の栽培は関東以北」……。
なぁ〜んて言われるようになるかもしれないです。

さて、僕のオリジナルの薔薇2種。
真っ黄色は好きではないのですが、
この黄色はいいと思います。驚くほど強い紅茶の匂い。
それから赤黒い薔薇は刺が多いものの、強烈なオールドローズの匂いがします。

ながら撮影も楽しいものですが、僕のカメラ熱も暑さと共にサヨウナラです。
夏場は殆どカメラを手にする事がなくなります(笑)


30. 06. 2011


Benoit。


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by souslarose | 2011-06-30 00:00 | Under the Rose
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そうでなくても薄暗いのだ。
貴重な太陽光線を遮らないようにビニール傘を用意する。
サンダルにTシャツ、ショート・パンツの濡れてもいい簡単な服装。
手にはお気に入りの一眼レフにF1.4の標準レンズを付けて。
勿論、薔薇を美しく見せるための女優ライト……。
ならぬ、白の和紙を使ったレフ版も持参します。

傘をさしながら玄関の外でしゃがみ込むこと1時間。
およそ600枚の写真を撮りました。
構図を決めて連写、連写……この日は雨の雫に焦点を置いて。

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細かい霧雨が舞うように薔薇の周りを漂います。
微妙に渦を巻く微風によって、霧が上から下から……。
まるで薔薇を包み込むように舞います。
僕の顔にも濃密で細かい霧がまとわりつくようです。

タップリと雨を含んだ花首が重たそうです。
次第に頭を垂れ、今ではスッカリ俯くその姿。
これほど美しい薔薇が他にあるでしょうか。

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ギリギリまで溜まった雨粒……。

 「ぽとり!」

一粒、また一粒……雨露が落ち、軽くなると反動で花首が跳ね上がります。
薔薇は「Bella Donna」……僕のお気に入り。
しっとり濡れ、美しさに磨きがかかったようです。
辺りに舞う極上の匂い……雨の日の午後の素敵な瞬間。


21. 06. 2011


Benoit。


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by souslarose | 2011-06-21 00:00 | Under the Rose

嬉しかったこと……。

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時が経つのは早いですね。
「国際バラとガーデニングショウ」が終わって1ヶ月が経ちました。
僕はと言えば、各地の薔薇の素晴らしい庭園を見に行ったり、
カメラを持って薔薇園を散策したり……。
自宅の薔薇の手入れをしていたらアッと言う間です。

さて、ついつい書きそびれていましたが、
ガーデニングショウで嬉しかったこと、感じたことなどを幾つか……。



先ず、前からの親友たちは相も変わらず全く関心がないみたいですが(笑)
薔薇で親しくなった友人達が会場に沢山、会いに来てくれました。
それぞれ満面の笑みで、中には差し入れをして下さった方も多数です。
ブログに「咽が痛い」と書いたらのど飴を持って来て下さった方々。
とても自分では買えないような豪華なハムとチーズ、ドライ・フルーツの詰め合わせを下さった方。
大好物のヴーヴ・クリコを届けて下さった方。
僕の新しい薔薇を買いに初日に駆け付けて下さった方。
わざわざやって来てお弁当を差し入れして下さった豪華薔薇マダム……。

いつも素敵なKajinyさんとは、短いながら有意義な話しも出来ました。
しかし、いつも本当にお洒落!雑誌の受け売りではない自分だけのセンス。
緑色の使い方が良かったなぁ……是非とも見習って僕も素敵になりたいものです。

それから1年に一度の薔薇の祭典です。
当然、各地から薔薇の関係者が集まりますね。
年に1回しか会えない人も多いけれど、数少ない機会を大事にしました。
凄く嬉しかったのは、少し前に書いた記事について沢山の賛同を戴いたこと。

 「僕達が書けないことを良く書いて下さいました。」

皆さん、思いは一緒なのかな?どの世界でも同じだと思うけれど、
何となくうやむやになっている悪い習慣はあります。
日本人特有の悪いクセ。物事をハッキリ言うことを良しとしない習慣。
薔薇も旧態依然とした世界です。僕なんかハナクソみたいな存在だけれど(笑)
声をあげなければ行けないことはこれからもハッキリ言う積もりです。

コマツガーデンのブースで一緒に働いた若者たち。
多分、派遣の人が多いのでしょうけど、皆、逞しくなりました。
自分の言葉でお客さんに説明出来るようになりました。
テラコッタを売っていた3人衆……色々話し出来ましたね。
休憩時間に一緒にランチしたり、今年は僕も少し余裕が出たのかな(笑)

皆さんとても優しいですね。そんな方々の顔を見ると何だかホッとします。

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さてさて、そんな中、何だかホッとするような嬉しいエピソードを一つ。

ガーデニングショウが始まって何日目だったかなぁ……。
物凄い人混みを見るともなくボンヤリしている僕の目に懐かしい顔が映りました。
人間っていつも会っている場所以外で会うと、ついつい名前とか出て来ないものなんですが、
その時は即座に名前が出て来ました……Kさん……前の会社でお世話になった先輩。
先輩って言ったって僕より随分と年下なんだと思います。
ただ、僕より先に入社して、当時から責任ある立場だった人です。

目が合いました……「あれぇ……どうしたんですか?こんな所で?」
思わず口をついて出る驚きの言葉(笑)「久し振りです。」「元気にしていますか?」
チョッと聞いてみると、Kさんは数年前から薔薇の栽培をはじめたそうです。
今は60本くらいの薔薇を育てているとか。
そう、その日は平日だったハズです。お母さまを連れていらっしゃいました。
と、言うことは、会社を休んでガーデニングショウに来ていた?

ふふふふふふ……ハマっちゃいましたね、薔薇に!(笑)
薔薇の底なし沼は一度ハマると2度と抜けられないんですよ。
薔薇の煩悩は108つどころじゃありません……ともに地獄に誘引せん。
Kさんは嬉しそうに、今、育てている薔薇の写真をデジカメで見せてくれました。
僕のことは少し前から薄々、知っていたそうです。
僕の名字って大女優がいるから多そうに思いますが、
実はそれ程ポピュラーじゃないしね。そうそう、今にして思えば、
会社にいた当時から休み時間には薔薇の本を眺めていましたからね。

 「もしかしたらそうじゃないか……。」そう思っていたそうです。

僕ね、思うんです。薔薇を育てるって凄くいい趣味だって。
Kさんの仕事は、朝、早くて夜が遅い仕事です。
ハッキリ言っちゃうと、薔薇を育てるヒマなんか無いハズ。
綺麗に咲いている薔薇をゆっくり愛でる余裕は皆無……そんな仕事。
でも、薔薇が好きになって育て始めた……いいなぁって思っちゃうんです。
確か、登山とか?スポーツをやる人だったと思います。
キッカケは何だったんでしょうね……優雅な薔薇にハマったキッカケ。
この世の中に趣味なんてゴマンとあります。
どんな変わったものもその人にとっては掛け替えのない趣味になりうる。
そんな中でも、薔薇(ガーデニング)は時間とある程度のお小遣いがないと出来ませんね。
生活に余裕がないと花どころじゃないものね。

それなのに薔薇を育て始めた……凄くいいなぁ……って思っちゃいました。
皆さんもそう思いませんか?薔薇って凄くいい趣味ですよね?
折角、稼いだお金を、どこかの女に入れあげて、
スッカラカンになるまで搾り取られちゃうとか(笑)
酒と煙草で身体を壊すとか。パチンコとか麻雀で擦っちゃって、
スッテンッテンになっちゃうとか……あまりにも悲しいものね。
その点、薔薇は優雅だし、文化です。

薔薇に限らず植物を育てるっていいことだと思うんです。
心が優しく穏やかになるし、育てることで自分も育って行くし……。

何年振りでしょう……21世紀になる年末に会社を辞めましたから、
10年振り以上になりますが、懐かしい声、温かい笑顔……凄く嬉しかったです。
帰り際に再び訪ねてくれて、僕の薔薇を2本買ってくれました。
不思議ですよね、当時はこんな事になるとは思ってもみませんもんね。

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写真は僕のオリジナルの薔薇です。濃い赤から紫がかった赤に退色します。
直立性で育てやすいです。刺は多いけれど、決してイヤな感じじゃありません。
そして、何より素晴らしいのはその匂い!
最高級の香水を一滴たらしただけのような上品で豪奢な匂い。


ガーデニングショウ中は色々な出逢いと再会がありました。
嬉しいことばかりじゃありません。心配なこともありました。
事情があって来られなかった人もいます……でも、来年はきっとね!
今はそう言う時期なんだよ。我慢、我慢!無理せずコツコツと。
決して諦めず、一つ一つ目の前の困難を取り払って、
再び明るい笑顔でお目に掛かりましょう!


17. 06. 2011


Benoit。


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by souslarose | 2011-06-17 00:00 | Under the Rose

Let's talk about roses。


by ブノワ。
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