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黙って飲め!

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 「うぅ〜む…………Hさん、
  これは雨の後の石を持ち上げた時の土の匂いがしますねぇ……。」
 
 「こっちは駿馬が草原を走り抜けた時の風の匂いがしますよ……。」

これは僕の親友たちが上等なワインを試している時の会話(笑)
いやいやいや、有り得ません。相当に薄気味悪いでしょう?
もうね、全身の毛が総毛立っちゃった(爆)顔の産毛が垂直に起立!
誰ですか、剛毛の間違いじゃないかって言っているのは!
あれはいつだったかなぁ……もう遥か昔の温泉……湯河原?でのことです。
ワイン好きの男女7人がそれぞれ自分の好きなワインを2本ずつ持ち寄ったのね。
夕飯の後の宴でこのうよな鳥肌ものの会話が交わされたわけです。
従って、宴のあとは14本のワインボトルが並んだ訳。
僕ね、このエピソード大好きなの。前にも書いたかな?可笑しくてね。
だって僕の親友は雨の後の石どころか、素手で土を触ったこともないハズなの。
駿馬?まさかねぇ(笑)牛と馬はさすがに間違えないだろうけど、
姥日傘の箱入り&深窓のぼんぼんでさ、何から何までお母さんにやって貰い、
魚は切り身で海を泳ぎ、薔薇は薔薇、ひまわりはひまわり……。
それぞれに品種と名前があることなんか全く無頓着なヤツだから(笑)
くちゅくちゅくちゅくちゅ……いつも集まってはワインを開け、
同じような会話をしていたんでしょうね。
(ただし彼らはワインのアドバイザーの資格あり!)
ある時、一緒にいた上司がその会話を聞いて一言、

 「黙って飲め!」って(笑)

それをコロコロ笑いながら教えてくれる愛すべき悪友なんですけどね。


さて、笑ってばかりはいられません。
危険ですね。僕らも同じことをしているかもしれません。
薔薇の匂いについて蘊蓄を披露する時に恥掻いていませんか?(笑)
ダマスク・クラシック、ダマスク・モダン、ティー、フルーティ、ブルー、スパイシー、ミルラ……。
一般に7つあると言われている薔薇の匂い。
なんとなくね、本に書いてあることや人の言うことを鵜呑みにしてね(笑)
だって、分からないことは沢山あるハズなんです。
好き嫌いが大きく別れるミルラとかね。あれって没薬でしょう?
ミイラの防腐処理に使われていたんでしたっけ?
元々のミルラの匂いを知っている人ってどれくらいいるでしょうね。
ティーとかははまだいいです。紅茶は僕らの身近にあるから。
個人個人の感じ方も違いますしね。

今日の写真、僕の薔薇「Bella Donna」……。
僕はデヴューの時に、
「ブルーの匂いにレモンを蜂蜜に漬けたような匂い……。」と表しました。
今回の越後丘陵公園の審査員の先生方の評は、
「豪華なブルーローズの香りにピーチのようなフルーティーと蜜のような軽い甘さ、
ゼラニウムの花らしい香りが加味された濃厚な香り」でした。
なるほど!「ゼラニウム」かぁ……僕の中には「ゼラニウム」はないんです。
だからこんなに素敵な言葉で表現できない……。

一般にワインの匂いを表す時に、
汚い言葉をなるべく使ってはいけないと言われています。
例えば、「濡れた雑巾の匂い」とか、「猫のオシッコの匂い」とか(笑)
他にもまだありますよ。「濡れ犬」「腐葉土」「濡れた新聞紙が蒸れた匂い」
「獣の匂い」……何だか鳥肌ものですよね。
まぁ、口に入るものですからね。綺麗な表現に越したことはありません。

先日、訪れた北海道。何が何でも帯広の北の屋台村の、
「プチ・プレジール」は行かなくてはなりません(笑)
北海道の最重要課題ですから。当日も早い時間から満席の「プチ・プレジール」。
チョッとマスターの手が空いた時にワインの匂いの話しを聞かせて貰いました。
件の猫のオシッコの匂いは、葡萄の品種で言うとソーヴィニヨン・ブラン。
代表的なワインの銘柄は「ピュイィ・フュメ」だそうです(僕の好きな銘柄……。)
僕なんか猫まみれの生活をしているから何となく納得しちゃうんですよ。

では、薔薇はどうでしょう?例えば嫌われ者のミルラ。
ビニール人形の匂いと言う人もいるし、水彩絵の具の匂いと言う人もいます。
僕はフランスでよく飲まれる、水で割ると白く濁るリキュール……。
ペルノでしたっけ?……を思い出します。
凄く臭いの(笑)友人が飲んでいるのを見ると「おぇ〜っ!」ってなっちゃう。
僕、酒は何でも来い!の口なんだけど、あれだけはダメかな(笑)

自分が感じた通り、自分の言葉で表現する……。
決して世の中の決まりに沿うことなく、自分が思うがままに表現すればいいと思うんです。
ティー(紅茶)だって、ダージリンのファースト・フラッシュとか、
ウバ・セイロンとか、もっと細かく表現したっていい。
「紅茶に蜂蜜を入れたような……。」とか「紅茶にミルクを入れたような……。」とかね。
要するに何か他の言葉で置き換えてその匂いを表現すればいいのだから。
だからもっと自由に自分の言葉で表現すればいいんです。
それにはもっともっと経験を積んで引き出しを増やさないとダメですね。
鈴木省三さんが仰言った、薔薇をやるには、いい音楽を聞き、
本を読み、絵画に親しむ……そう言うことなんですね。

ワインも薔薇も匂いを表現する、ある種、最低の決まりはあると思いますが、
そこに自分の経験から来る言葉で何かを付け加えられたらどんなに素敵でしょう。
知ったかぶりは恥ずかしいし、あまりお薦めできませんが(笑)

そうそう、これは僕の個人的意見だと思って聞いてね。
以前の記事で「匂い」と「香り」について僕の考えを書いたことがありますが、
「薔薇の匂いを嗅ぐ」はあまりスマートではないと思うの……。
「嗅ぐ」……字面が何やら臭いものを「嗅ぐ」じゃないですか。
それよりも「薔薇の匂い(あるいは香り)を試す。」それから「薔薇の匂いを聞く。」……。
日本の伝統の香道に通じるいい表現だと思うのですが如何でしょうか。


2014年8月10日


ブノワ。


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by souslarose | 2014-08-09 23:00 | Under the Rose | Comments(5)
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雨ですねぇ……梅雨でも何でもいいけれど、この雨はないわ。
東京の薔薇はそろそろお仕舞いだったからいいようなものの、
これから見頃を迎える地方の皆さんは大変ですね。
どうぞ、あまり被害がないように。薔薇を楽しめますように。心から願っています。

さて、もう一つのブログ「匂いのいい花束。」の方に、
新しいカメラ「Canon EOS 5D MarkIII」が来たことを書きました。

大体、予測していましたし、自分のことですから重々分かっていましたが、
チョッと触ったらスゥ〜っと興味の糸が消えてしまいました(笑)
取扱説明書を10ページほど捲ったら、プッつり忍耐の糸が切れ、
買うまでのワクワク感、ドキドキ感がどこかに消えちゃった(爆)
新しいカメラ、どうでもいい訳じゃないんですよ。
勿論、今までよりもいい写真が撮れるようになりたいし、
お高いカメラならではの機能も付いているハズなので、
それらを駆使して、だれにも撮れない写真を撮ってみたい……。
そうは思うんですけどねぇ……こればかりは性格だから仕方ないですね。

さて、本来なら新しいカメラを持って、
どこかに撮影に繰り出したい所なんですが、この雨じゃ無理。
「Canon EOS 5D MarkIII」で撮る一番最初の写真は何にしよう?
あれこれ考えていたんですけど……結局、一番最初に撮ったのはアレ(爆)
一番最初に撮る写真によって、これからのカメラ人生が変わるような気がしません?(笑)

まぁ、アレはアレで可愛く撮れたのでいいとして(笑)
ベランダから僕の未発表のオリジナルの薔薇を一輪カットして来て、
今までのカメラ「Konicaミノルタ α-7」と「Canon EOS 5D MarkIII」の撮り比べをしてみました。
それが今日の1枚目と2枚目の写真です。どっちがどっちか分かりますか?
レンズが違いますからね、全く同じとは行きませんが、
ISOとシャッタースピードは同じにして、なるべくカメラとカメラの違いを際立たせるようにしました。
「Konicaミノルタ α-7」は単焦点レンズ50ミリ(デジタル換算80ミリ)
「Canon EOS 5D MarkIII」は24〜70ミリの中望遠の70ミリで撮りました。
いつも素敵なメッセージをくださるムーさんも心配してくれたように、
新しいカメラでどれだけ作風が変わってしまうのか……僕も心配でありました。
でも、新しいカメラで、全く違った作風に変わりたい訳じゃなかったけど、
新しいカメラで、僕が今まで全く持っていなかったものを引き出したかったのも事実。
今までのカメラを踏襲した作風は堅持して、
さらにその先に新しい可能性を見つけたいです。

どうかなぁ……色々と機能もあるみたいだし、
追々、ビックリするような写真を皆さんにお見せできるか?
はたまた、新しい機能を使いこなせるようになる前に、
カメラに飽きちゃって、最低限の機能しか使わなくなるか……。
僕は自分で後者だと思っています(笑)限りなく後者、99.9パーセント後者(爆)

今日の写真はね、1枚目が「Konicaミノルタ α-7」、
2枚目が新しくお迎えした「Canon EOS 5D MarkIII」です。
どうですか?結構、違いますねぇ……。
オートフォーカスの時のピントが合う早さとシャッター音の静かさ。
肌理の細やかさは、さすがに10年の歳月を感じますね。
やっぱり「Konicaミノルタ α-7」の方が絵画っぽいですね。
「Canon EOS 5D MarkIII」は写真!って言う感じ。
さてさて、皆さんはどちらがお好きですか?


08. 06. 2014


Benoit。


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by souslarose | 2014-06-07 22:00 | Under the Rose | Comments(10)

Milady de Winter。

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関東一円、特に東京の薔薇は一段落しましたね。皆さん、如何お過ごしですか?
あとはランブラー系の薔薇を楽しみ、
それから北上して、桜前線ならぬ薔薇前線を追い掛けて、
まだこれから開花する地域の薔薇を楽しむ算段をしている頃でしょうか……。

さて、今年の「国際バラとガーデニングショウ」……あまり行けませんでした。
なかなかね、タイミングが合わなくてね……。
終わってみて、皆さんからは色々と質問のメールや電話を戴いています。
そう、ドームでお披露目になるハズだった僕の新しい薔薇。
秋から本格的に展開になる薔薇はどうしたのかって……。
初日にみどりさんとお話したんですが、
なんと、例の大雪で接いだ苗の大半がダメになってしまったそうなんです。
みどりさんも長い薔薇人生で初めてのことだったらしいです……。
大雪なんて遥か昔の記憶になっていたのにね(笑)こんなところに影響が出るなんて……。

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さて、今日は新しい薔薇についてお話しましょう。
今日の写真は僕の今年の薔薇「Milady de Winter」です。
リシュリュー卿に仕えたフランス社交界の悪の華。
映画で言うと近年のものではなくて、40年前の「三銃士」と「四銃士」に出てくる、
フェイ・ダナウェイが演じたミラディー・ドゥ・ウィンターがイメージです。
辺りを払う圧倒的な容色とは裏腹に、その美しい仮面の下には、どす黒い悪の華が咲いている……。
確か映画では、薄いガラス製のナイフを持っていて(中が空洞になっている)、
その中に毒薬を仕込んでありましたね。刺してガラスが割れると毒薬が流れ出て……。
ハァ、考えただけでも恐ろしい(笑)
壮絶なほど美しく、姦智に長け血も涙もない冷血な悪女……。
僕ね、薔薇に聖女や可憐な女性の名前を付ける気は毛頭ないのね。
薔薇は悪女にこそ似付かわしい……。
「Marquise de Merteuil」もそうでした。フランス社交界に咲く悪の華一輪。
富士には月見草が(笑)美しい悪女には薔薇がよく似合う……僕はそう思います。
秋にはほんの少しだけ大苗が出るハズです。
交配親に「New Dawn」を使っていますから育て方は「New Dawn」に準じます。
淡いピンク・グレーの花弁に薄らピンクの糸ピコです。
開花時期は「Cardinal de Richelieu」と同じですから、
どうぞ、一緒に咲かせてみてください。
並べて写真を撮るのも薔薇栽培の楽しみでもあります。
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最後の写真は「Milady de Winter」のラベルに使われる写真です。


29. 05. 2014


Benoit。


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by souslarose | 2014-05-28 22:00 | Under the Rose | Comments(10)

薔薇シーズン開幕です。

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連休が明けて穏やかな日々が続きます。
やってきました薔薇シーズン……昨日の風と今日の雷雨は余計でしたが(苦笑)
皆さんのお宅は被害大丈夫でしたか?風は本当にイヤなものです。

さて、本格的な薔薇のシーズンを告げるように、
今年も明日から「国際バラとガーデニングショウ」が開催されます。
今年はどんな風景が見られるでしょうね……今から楽しみでなりません。
今回、僕は3回くらいかな……足を運ぶつもりですが、
今年は時間の関係や、友人や大事なお客さまを案内する都合上、
コマツガーデンのお手伝いはできないのです。
まぁ、大して助っ人としても頼りないのでいいのかなぁ……と。
各日、何れも午後過ぎからの訪問になりますので、
怪しげで派手派手しい出で立ちの謎の男を見たら声を掛けてくださいね(笑)
目印?そうね……赤いトートバッグかな。
今日の写真は一足早く咲いた我が家の「Remi Chang」。
地味な薔薇ですけど、徐々に人気が出てきているようです。

今のところ、ドームに行くのは明日の初日10日、13日、15日……です。
ではでは、会場でお目にかかりましょう!


09. 05. 2014


Benoit。


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by souslarose | 2014-05-09 23:22 | Under the Rose | Comments(14)
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先日のこと。仕事の打ち合せで郊外の小さな街を訪れました。
春ですねぇ……桜はスッカリ終わっちゃいましたが、
素晴らしい匂いの八重桜が満開です。道明寺が樹からぶら下がっているみたい(笑)
誰が植えたか立派な街路樹と化した枇杷に小指の先程の実がビッシリ付いています。
花水木も満開!あれはいいですね、清々しくて。
濃いピンクの万作も臙脂の葉と対照的で綺麗だし……。
驚いたのは、モッコウバラが5分咲のお宅があったのね、
黄色いモッコウバラ。僕、モッコウバラは白が好きだけど、
黄色のモッコウバラを見て一目惚れ、苗を買う人の気持ちは良く分かります。
あの色は独特ですものね……「Lady Hilingdon」と一緒で他にはない色。
いよいよですね、薔薇のシーズン。今年はここまで順調!
チャイナ系など早い品種は咲き始めていますもんね。


さて、このブログも既に6年目に入っています。
バタバタしていてご挨拶が遅れちゃいました。
僕が忙しいことを知っていて、心配してメールをくださる方も……。
もう一つの「匂いのいい花束。」に比べると更新の頻度は低いですが、
テーマを薔薇だけに限定したブログの形式には満足しています。
内容はねぇ……僕だけにしか書けない薔薇についてのあれこれ……。
と、思うんですが、なかなかどうして。
意気込みと内容と大きくかけ離れている感もあります。

僕にとって薔薇は生活の中のごくごく一部です。
薔薇が全てではないし、もっと大切なことが一杯ありますから。
薔薇の優先順位はかなり低いです……えっ?意外ですか?
でもそうなんです。薔薇で生計立てている訳じゃないし……。
先ず、何より大事なのは仕事ね。次に猫が来ます。
猫は僕に依存しているから。その次が……。
勿論、春先はシーズンですから薔薇中心の生活になりますが、
他の季節はサッパリ(笑)家の薔薇も全く手入れしなくて、
ギリギリの水しかあげなくなっちゃう。肥料?気が向けばね(笑)
自分ではそれがいいと思っているんですよ。薔薇中心、薔薇一辺倒じゃないところがね。
他の全てのことがバランス良く均衡が取れていることが重要。
何事もバランスが大事でしょう?そう思いませんか?


今日の1枚目の写真は僕のオリジナルの薔薇です。
面白いことに、この薔薇は「Bella Donna」と同じ実から採れた種から発芽しました。
全く違う薔薇が同じ実から採れる……大自然の神秘です。
だから交配はやめられないと思ったものです。
2品種並べてみるとその違いが良く分かりますね。

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薔薇のデビューと同時にはじめたこのブログも6年目に入ります。
新しい試みも大事ですけど、今年も気張らずやって行きたいかな。
今年は僕の新しい薔薇も出ますし、気持ちを切り替えて頑張らねば(笑)
どうぞこれからも宜しくお願いします!


19. 04. 2014


Benoit。


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by souslarose | 2014-04-18 00:00 | Under the Rose | Comments(18)
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この週末、春を思わせるポカポカ陽気でした。
なんだか心も浮き立ちますね。春はやっぱりいい!幸せな気分!(笑)

ところで皆さんは冬の薔薇の手入れは万全ですか?
もうとっくに終わっちゃって余裕綽綽とか?
僕はブッシュタイプの薔薇の剪定は終わらせましたが、
ツル薔薇の誘引、剪定は全くの手付かず、まだまだです。
ポカポカ陽気に誘われてチラッと下見しましたが、
な、な、な、なんと!新芽がグングン伸びてきている!(笑)

ふふふふ……ほほほほほほほほほ♪
これで大義名分ができたじゃん!
芽が動いちゃったら誘引なんてできないものね。
なぁ〜んだ……やる気満々で張り切っていたのに(笑)
まして解き直して仕立て直すなんてもっての他。
仕方ないなぁ……簡単に済ませましょうか(笑)

もう一つ。クレマチスの芽も随分と動いています。
我が家のクレマチスは薔薇と一緒に育てやすいように、
殆どが強剪定のビチセラ系です。 もう少し早い時期で、
春の兆しが全く見えない頃なら下からバッサリ行っちゃうんですが、
芽が伸びたり膨らみかけるとダメなんです。
伸びたツルを手折ってみて、 表皮だけパリっと割れて、
中のツルが青々して生きているとダメなんです。
可愛そうと思っちゃう。性分なんですねぇ……。
薔薇でもクレマチスでも、折角、伸びたのに、
勿体ないと思っちゃう……貧乏性なんですねぇ(笑)
そんな訳で今年はクレマチスもそのままにしておくことにしました(笑)

だけど、枯れ込んだ枝の多いこと……。
やっぱりブラックフィンガーか?(苦笑)
秋に蒔いた薔薇の種からも双葉がどんどん上がってきています。
どんな花が咲くのかな?凄く楽しみ!


27. 01. 2014


Benoit。


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by souslarose | 2014-01-27 00:00 | Under the Rose | Comments(12)

よきこときく……。

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早いもので1月も中旬になってしまいました。
皆さん、どのような年明けになりましたでしょうか。
薔薇の手入れは順調ですか?もうスッカリ終わっちゃったとか?
終わってみたらまだ置けそうなので慌ててカタログを引っくり返しているとか?(笑)
ダメですよ、剪定したものをキッチキチに置いたら。植物は伸びるんですからね(爆)

僕はポッカリ空いた休みに簡単な剪定だけは済ませました。
問題はツル薔薇の誘引ね……1回、解くって言うことはしませんので(笑)
(だって面倒臭いでしょう?時間ないし……。)
枯れた枝を切り落とし、1年間で伸びた枝をどこかに括り付けて……。
それでお仕舞!だけど今日ビックリしちゃったのは、
もう新芽が可成り膨らんで来ている!もう春はそこまで来ているのですねぇ……。

仕事のスケジュール帳と睨めっこして計画的にやらないと!
今年の薔薇の世界はどんな感じになるでしょうねぇ……。
どんな新品種が出て来るのかな?今や薔薇の世界は百花繚乱……そんな感じですね。
僕のオリジナルの薔薇は春にお披露目で秋から発売の予定です。


今日の写真は僕のオリジナルの薔薇だけで作ったブーケ。
もう4年前?薔薇デビューする時に大親友で写真家の工藤睦子さんに撮って貰いました。
睦ちゃん、丁寧にアンティーク調の印画紙に手焼きでプリントしてくれたんです。
それをスキャンしたのがこの1枚。ウゥ〜む、凄く素敵!
今年発表の薔薇もこの中に入っています。お楽しみに!

どうぞ皆さんも素晴らしい薔薇と出会えますように!
今年1年このブログも宜しくお願いいたします!


新年早々、嬉しい知らせがありました!青天の霹靂、もうビックリ!
今日のタイトル、「よきこときく」って言っても「犬神家の一族」じゃないですからね(笑)
詳しくはこちらから!



15. 01. 2014


Benoit。


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by souslarose | 2014-01-15 00:00 | Under the Rose
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師走になり、いよいよ一年で一番忙しい時期だなぁ……と、
覚悟を決めていた時、驚愕のニュースが飛び込んできました。

ポール・ウォーカー死去……。

暫らくパソコンの前から動けませんでした。
享年40才、役者として一番油が乗り、これからという時に……。
ニュースのヘッドラインで彼の名前を見た時にイヤな予感がしました。
最初の名前の部分しか読めなかったのですが、
彼は所謂スキャンダルとかには全く無縁の人です。薬物やアルコール中毒で、
パパラッチされて世間を騒がす才能なきタレントとは違うのです。
だとしたら何でニュースに……まさか大好きな車の事故で亡くなるとは……。

前にお話したと思いますが、僕の薔薇の交配は先ず名前ありきです。
薔薇も出来ていないのに候補の名前は数えきれないほどあります。
大好きな俳優、小説の主人公……薔薇に相応しい名前……。
実は、ポール・ウォーカーにも薔薇に名前を戴きたいと思っていました。
お願いの手紙の下書きまでしていたのに……。


初めてポール・ウォーカーを見た時のことは今でも忘れません。
「スカルズ/髑髏の誓い」……金髪にブルー・アイズ。
ブラッド・ピットの後を継ぐと言われた爽やかな美貌。
想像するに、あまり役者としての欲が強くない人……僕の彼の印象です。
明るくて屈折したところが全くないアメリカの青年像……。
あくまでナチュラルでスター然としたところが全くない人……。
映画を撮る傍らチャリティーにも力を入れていました。
自然体で人間味溢れる優しい人……そんな感じがしました。

ポール・ウォーカーに相応しい薔薇……。
白?淡いピンク?それとも黄色?花の形は?
あれこれ考えていましたが、 その夢も儚く散ってしまいました。
彼ももっともっとやりたい事があったでしょうに……。
清々しくも美しい姿をスクリーンに焼き付けて、
満天に輝く本物のスターになってしまいました。
いつまでもいつまでもあなたのことは忘れません……。
心からご冥福をお祈りいたします。


24. 12. 2013


Benoit。


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by souslarose | 2013-12-24 00:00 | Under the Rose | Comments(6)

播種。

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今年の夏から秋にかけて、随分と気温が高かったような気がします。
何一つとして思い通りにならない僕の薔薇栽培ですが(笑)
いつものようにいい加減やズボラを決め込んでいられないこともあります。
春先に交配した薔薇の実が赤く色付き、
否応なく種蒔きのシーズンがやってきました。

薔薇の種蒔きに関しては育種家それぞれのやり方があります。
採り置いて保存、年を越し春に蒔く人。それから僕のように採り蒔きの人……。
いやいや、この方がいい、ダメダメ、そうじゃなくてこっちの方がいい……。
この辺は一長一短、その人の好みだと思うのですが、
以前、教えられた通りに冷蔵保存して種にカビを生えさせ大失敗した僕は、
考えた末に大自然の摂理に従って採り蒔きしています。
そう、食物が減った秋に小鳥が薔薇の実をついばみ、糞をして種が蒔かれる……これです。
発芽率とか大して変わりはないと思うのです。
シーズンに何万粒も蒔ける大手ナーサリーと違って、
僕が蒔けるのは多くて精々1000粒。
カビさせて種を無駄にする余裕はないのです(笑)

例年は11月に入ってからの播種……今年は天候不順のせいか、
一株だけ早々と赤く色付きましたから慌てて種を採取しました。
薔薇の実も青い内はまだ種が成熟していないし、
熟し過ぎて期を逃すと種がダメになってしまいます。
1本、1本、その株の生育状況、実の熟し具合を見ながらの種の採取です。

今年は少しあれこれ考えて、いつもと違う種類の薔薇を使ってみました。
果たして吉と出るか吉と出るか?!(笑)
僕の頭の中では何やら素晴らしい閃きだったんですが……。
ダメダメ、薔薇の育種に「凶」などと言う文字はないのです(爆)
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今日の写真は種を採取した後の薔薇の実。
コレクションの古伊万里の器に入れてみました。
変わった形の器は、なかなか食卓に上がることはありませんが、
珍しいもの、チョッとした酒のツマミを盛ると趣があって素敵です。
こうして見ると何やら秋の珍味に見えて来ます。
2枚目の写真、実の付き方からどんな系統の薔薇を使ったか、
薔薇に詳しい皆さんは大体お分かりですね?(笑)

さぁて、今年の交配、新しい花形、色を狙った年でもあります。
さぁさぁ、吉と出るか吉と出るか?(笑)


12. 11. 2013


Benoit。


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by souslarose | 2013-11-12 00:00 | Under the Rose | Comments(4)

盛夏諸々。

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我ながらダメだなぁ……と、思うこと、多々あります……。
箇条書きにしたら大変なことになっちゃう(笑)
だからと言ってあまり反省はしない方なんですけどね。
(僕の辞書に反省と謝罪の文字はないの)
でも、さすがに最近の我が家の薔薇を見ると、
呆れて物が言えなくなることがあります。たまには反省してみる?(笑)
いえいえ、チョットと言ってみただけ。

このクソ暑いのに……失礼!ここは優雅で上品な薔薇のサロンだった(笑)
この暑さにも負けずに青々とスクスク育っている薔薇……良く良く見ると、
それは僕の胸の高さまで育ったアカザだったりします(苦笑)
このまま秋まで放置したら皇帝ダリアが咲くんじゃないかって勢い(笑)

アカザと言えば、随分前のことだけど、
仕事の打ち合せで伺ったお宅のエピソードを思い出します。
丁度、約束の時間に伺うと、奥さまが新築したばかりの玄関先で庭仕事の真っ最中でした。
門扉の前の植え込みに美しいグリーンのハーブ?如雨露で水遣りしていました。
挨拶しながらそのハーブに目をやると、何とそれはモリモリ群生したアカザ!(笑)
大切そうに水を遣る奥さまに僕は何も言えませんでした。

昭和天皇のお言葉を思い出します。

 「雑草という名前の植物はない。」

深いお言葉です。


花が美しいから、匂いがいいからと、人間は植物を選別し、
意に染まないものは駆除しちゃいます……人間の勝手な論理。

我家の玄関前。薔薇の鉢からは名前は分からないけど、
明らかにクレマチスではないツル性の雑草が……。
キツぅ〜くグルグル巻きに薔薇の枝に巻き付くそれは、生命力に溢れ、
明らかに園芸種ではないことを示しています。
まっ、いっか!秋にはどうせ刈っちゃうし……。
そんなこんな考えつつ下の方を見ると……。

 「こ、こ、こ……この葉っぱは!」

何と、薔薇の鉢からヤツデが芽吹いて、
30センチくらいに育っているではありませんか!(苦笑)
もう笑うしかありませんね。ヤツデってどうやって増えるの?
やっぱり実を食べた鳥の糞から発芽?
今までに鳥の糞から発芽した桜やオリーブを育てた経験はあるけれど、
ヤツデはねぇ……どうするか思案中です(笑)
基本的に無益な殺生はしたくないタイプなので……。

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今日の写真は、そんな呆れかえる僕の家で咲いた未発表のオリジナルの薔薇の2番花。
どうせ夕方にはシオシオになっちゃいます。
こうしてカットして部屋の中で写真を撮ってあげるのも一興です。

暑い日が続きます、皆さん身体には気を付けてくださいね!


15. 08. 2013


Benoit。


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by souslarose | 2013-08-15 00:00 | Under the Rose | Comments(12)

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