薔薇が咲いた!……塚原邸にて。

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 「ブノワ。さん、ご覧になってくださった?
  写真、綺麗に撮ってくださった?」

奥さまが僕の手を引くように連れて行ってくださったのは、
薔薇がチラホラ咲き出したアーチでした。
そこには美しく咲いた「May Queen」が一輪。

 「May Queenがようやく1輪咲いたのよ!」

その弾むような声、輝くお顔を拝見すると、
山中湖で薔薇を栽培する大変さを改めて思い出すのでした。
ご一緒した5月の黒田邸……満開で枝垂れるの「May Queen」の下で、
塚原さんご夫妻は何を思ったことでしょう。
1ヶ月後、自分の庭で咲き出した「May Queen」を見て、
あの日の感動を思い出し、1年間頑張って来た諸々を思い出したのでしょうか。

2枚目の写真でもお分かりのように、
「May Queen」は遠くからでもその美しさが輝いていました。
勿論、写真はいの一番に撮ってありました(笑)
見てくれていたのね……奥さまの満足そうな笑顔が眩しいです。

そうそう、今年は絶好調の薔薇の予感に奥さまがあけに聞きました。

 「あけさん、今年の薔薇はどうかしら?」

 「そうねぇ……薔薇が多すぎるのよ!」

だと(苦笑)さすが偉大なガーデンライターのあけさま。
薔薇が不調だと苦言を呈し、絶好調だと「多すぎる!」とのたまいます。
自分の超絶漆黒ブラックフィンガーを棚にあげて……(苦笑)

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庭のどのシーンも素晴らしい舞台を見るようです。
小さい花も大きな花も、それぞれが協調しながら、
そして、絢を競って咲き乱れています。

驚くのは、去年、見せて戴いた庭と全く違う表情をしていること……。
広くて高低差のある庭です。管理も想像する以上に大変だと思います。
どうぞ、これからも健康に気をつけて、素晴らしい庭作りをして欲しいと思います。

そうそう、庭の中央に、何も植えられていない小さな土のスペースがありました。
そこは、この秋から本格的に発売になる僕の新しい薔薇、
「Milady de Winter」のために用意してくださっていたのです。
まだ発売にもなっていない薔薇のために、大事なスペースを空けてくださっている……。
薔薇を作った人間にとってこれ以上嬉しいお気持ちはあるでしょうか。

薔薇には何ら責任がないのに、人間同士の仲違いで抜かれたり打ち捨てられたり、
「お嫁に出した」……と、言葉のオブラートに包み、体裁のいいことを言いながら、
気に入らない薔薇を人にあげたり、新しい薔薇が欲しいばかりに、
抜いて捨ててしまう……そんなことも漏れ聞こえて来ます。

何も植えられていないスペースをみて、ご夫妻の温かい気持ちが、
まるで手に取るように感じられた昼下がりでした……。
素晴らしいオープンガーデンはまだまだ続きます。
皆さんも是非、予定帳と睨めっこして遊びに行ってみてください。
そこはまるで桃源郷……僕はそう思います。

26. 06. 2015


Benoit。


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Commented by silentblue1669 at 2015-06-26 21:24
こちらも拝見致しました。今年はローズブルーになっていな
いの。心境の変化でしょうか。Reiはね、小さな蕾発見です。
北の大地も、桃源郷のこちらも厳しい冬ですものね。秋は、
駆け足で冬が訪れるので物凄い大変な冬への準備だと思うん
です。

厳しく長い冬。それを乗り越えて咲く植物や薔薇。樹木。
ご夫妻のエッセンスですかね。薔薇が多く咲いていても
うるさく感じないのです。草花、樹木と咲く薔薇。
優しいご夫妻のこの季節を待ちわび、一生懸命に
お世話をされていらっしゃる姿が目に浮かびます。日々の
積み重ねですよね。1日2日じゃ無理です。センスも大切
かもしれないけれど、継続は力なりだと思うんですが・・・。

素敵な薔薇の写真をありがとうございました。私は屋根の
雪が落下するすれすれにはもう薔薇は植えないことにしま
す。木端微塵でかわいそうなことをしてしまいいまだに
胸が痛いのです。痛かっただろうなあって・・・。慌てて
移植しなければよかったなあって。懺悔でした。

ミラディーが咲く場所、とっても嬉しいですね。どんな
感じになるのだろうかと私までドキドキです。さて素敵な
気持ちになった週末となります。ブノワ。さん、ありがとう
ございました。May Queen輝いていますね。一輪の美しさ
しっかりと感じました。

スナッフィー

Commented by ムー at 2015-06-27 10:03 x
もしや・・・と思えば案の定こっちにありました(笑)
山中湖は東京と近いのにバラを育てる環境はだいぶ違うんですね。
うちの灼熱地獄の屋上環境に文句垂れてばかりいたけど、
寒ければ寒いでバラを育てる苦労がある。
日本は世界一いろんな種類のバラを買える国と聞きました。
なんでだろう?
と思います。
カリフォルニアなんかはろくに手入れをしなくても一年中咲くらしい。
苦労が多いのにバラ大好きな日本。
この違いは何だろう。

はるか8年前に思いを馳せると、
事の初めは鉢植えのバラを花屋で買ったはいいけど花後どうするか知らずただの棒。
捨てる寸前にバラブログでたまたま「バラの剪定」を見たのでした。
捨てるぐらいだから大胆にハサミを入れたら、どうでしょう!
新芽が出て花が咲いた!
咲いた~~~!
で、病みつきです。

今のうちのバラ、沢山の蕾をカットされて咲くことを禁止されてます。
殺虫剤じゃ効かない虫たちの天国になってるからしょうがない。
ここ山中湖の素敵な庭を見ると、虫はどうなんだろう?
とそっちが気になります。

バラは手がかかります。
だからこそどの子も可愛い。
レミチャンはお嫁に出したんじゃないからね。
この子は地植えで伸び伸び育てるほうがいいと養子にだしたんですからね。
驚くほど大きく伸びてたわわに咲いた写真が来ました。

ブノワ。さんの新しいバラ。
私も場所をあけてあります。
屋上、テーブルの上(笑)そこしかないんだもーん。






Commented by unjaku at 2015-06-27 12:23
今日も憂鬱で蒸し暑い雨模様。
それにはんして塚原さんのお庭、晴れやかですね。
ムーさんが、「薔薇どこにあるのよぉ!」と怒ってましたね。
薔薇はやはりこちらに隠してありましたか。

イギリスのコッツオルドに行った時も、素晴らしい庭園と共に
狭いお庭でも、薔薇が美しく植栽されていましたね。
自然にそこにあるのよ・・・・と言う風情の薔薇。

人の手で美しく管理されたお庭には、人生の膨大な時間が費やされているのですね。もう一に情熱、二に情熱、ずぅ~~っと情熱。ご夫妻の晴れやかな笑顔が見えるようです。

ドクダミせん滅にどうしても固執する私には、
ひよこのようなせまぁい庭が、恐ろしく広く感じられます。
Commented by ムー at 2015-06-27 21:55 x
変だな、おかしい。送ったコメントが宇宙の果てへ旅行中?
まっいいや。
あっちにバラの蕾の写真が無いから、あ!さては別宅に出したな。と思ったらホーラやっぱりね。
東京と山中湖ってそれほど離れていないけど、気温とかずいぶん違うんですね。
同じ苦労でも灼熱地獄のうちの屋上と、山中湖の冬。
日本てバラを育てる環境としては理想的じゃないのに、
バラを買いたいと思えば世界で一番手に入りやすいとか?

私のバラのきっかけは、
花屋で鉢植えを買ったはいいけど夏の終わりにはただの棒。
捨てる寸前たまたま園芸ブログで剪定の仕方を見たの。
捨てるつもりだから大胆にバッサバッサと。
すると、あら不思議芽が出て花が咲いた!
その嬉しさであっという間に100鉢に!

ブノワ。さんのレミチャンはお嫁に出したわけじゃないの。
この子は地植えで伸び伸び育てるバラだと思い、養子に出した。
今じゃ自分が主役とばかりに盛大に咲いてる。養子の分際で(笑)
ミラディーさんが来る場所はね、屋上中央テーブルの上。
もちろんシンメトリーに(笑)




Commented by ムー at 2015-06-29 11:40 x
ううっ、二個も私のコメントが~~
前の、行方不明じゃなかったんですね。
似たようなことをダラダラ書いてあって恥ずかし~~
ごめんなさい。
Commented by mfthirano at 2015-07-01 09:19
こんなバラの姿を見られるのが夢でした。
夢見ていた以上です。本当にかわいいです。
玉手箱の中から出て来た様なバラの姿です。
いつも美しい夢幻の世界に引き込まれます。
私達の見ている、知っているバラ達以上の姿、世界です。
高齢の私達の稚拙な庭造りをいつも励まして下さり、
見守り続けて下さって、
少しはいい物、いい所が出て来たら、
それをキャッチして下さって
写真を通して私達に教示して下さっています。
このシーズンを終えて大きなご褒美を頂きました。
心の優しいフランス熊さんの
大事な時間と、人生と、経験が詰まったお気持ちが
伝わって来ます。
幸せを運んで下さり有難うございました。
Commented by souslarose at 2015-07-02 20:41
スナッフィーちゃんへ。
こんばんは。こちらにもありがとうね!
本当にいつもいつも……嬉しいです。僕ね、ローズブルーなんてなったことないの。スナッフィーちゃんのはきっと心境の変化じゃないですか?もっといいものに気が付いたんですよ。世の中、薔薇だけじゃないものね。ご夫妻のお話を聞いているとね、どれだけ過酷な冬なんだって思っちゃいます。僕には無理だなぁ……絶対に出来ないや。そうそう、塚原さんの庭ってね、舞台で言うところの所謂「八百屋」になっているの。「八百屋」って言うのはね、舞台が客席に向かって少し傾斜している舞台のことを言います。客席からはよく見えるけど俳優は大変みたい。塚原邸も庭が斜面にあるから、きっと、思っていないでしょうけど手入れの時に大変だと思うの。これは6月15日の写真ね。まだまだあるんですよ(笑)それは怒濤のアップのお楽しみかな。

Benoit。
Commented by souslarose at 2015-07-02 20:51
ムーさんへ。
こんばんは。いつもありがとうね。
ムーさんのメッセージを読むと力が湧いて来ます(笑)いい意味で……ですからね!ね?こっちにあったでしょう?2つのブログを運営しているんだもの、そう簡単なことはしませんって(笑)なるべく趣向を凝らして……そう思っています。山中湖の薔薇の環境は東京とは全く違うみたいです。ウチみたいに枯れない程度に水をあげるだけの家では全く無理。5年も植え替えしていなくて、肥料も気が向いた時にチョッとだけ、薬は一切撒きませんから……。塚原さんにお話を聞いていると、薔薇ってやっぱり手がかかる植物なんだと実感します。ところで、一年中花が咲いている土地ってイヤだなぁ……ムーさんはどう思います?確かに日本は世界で一番、薔薇が手に入る国だと思いますよ。オールドは勿論、世界中の薔薇があって、そこに日本人作出の薔薇がゴマンとある……希有な国ですよね。100年経って、今を思い返すと、今が一番薔薇が溢れている時代なんじゃないでしょうか。オールドはそろそろ危ないかな?もっと皆さんオールドの魅力を知らなきゃ!いつか絶滅してからじゃ遅いものね。塚原さん、今年は薬を撒いたそうです。薔薇が沢山咲いた代わりに虫たちが消え、小鳥の囀りも聞こえなくなったそうです……なかなか難しいですね。薔薇って強くて弱い。繊細のようで、実はボンヤリなので、剪定しないといつまでも芽を出さないことがありますよね。薔薇に剪定は必要不可欠ですね。レミのことは一生忘れないんだから!(笑)ミラディーはテーブルの上でもなんでもいいです。ムーさんに可愛がって貰えればね!

Benoit。
Commented by souslarose at 2015-07-02 20:57
unjakuさんへ。
こんばんは。いつも素敵なメッセージをありがとうです。
今年はそんなに暑く感じない僕……unjakuさんはどうですか?このまま夏が終わればいいと思っているんですけど(笑)薔薇はどこに?だって、ここが薔薇のブログですもん(笑)ムーさん、3つメッセージ(笑)ところで誰でしたっけ?自然に種が飛んで来て発芽したように植えろって言ったのは……ターシャ・テューダー?イギリスの女性園芸家でしたっけ、雑草がイヤなら雑草が生えないようにビッシリ何かを植えなさいって言ったのは。自然にそこにある……一番難しいですよね。何事もその手加減がね。情熱かぁ……お二人の情熱を思と、僕なんか抜け殻かな?何に情熱を感じているんだろうか……そんなことを考えてしまいます。ドクダミ……どうなりました?あれはあれで可愛いじゃないですか。八重のとか葉がカラフルなのとか?

Benoit。
Commented by souslarose at 2015-07-02 21:03
ムーさんへ。
ムーさん、ムーさん、しくじりましたね!(笑)
沢山メッセージを貰っておいて言うのもなんですが、このブログのメッセージが承認制って言うことをスッカリ忘れていましたね?(笑)僕ね、読ませて貰うとスグ承認はするのです。ただ、お返事が遅いだけ。でも、ムーさんはエラいなぁ……普通は諦めて2つ目のメッセージは送らないもの。恩に着ますゼィ(笑)ところで、ムーさんちは100鉢?僕ね、前のマンションで100鉢になった時に思ったの「もう無理っ!」って(笑)ところがアッと言う間に1000鉢に……本棚だってそうじゃないですか。タップリの容量の本棚を新調したって、アッと言う間に本で埋まるの(苦笑)大丈夫ですよ、鉢の置き方、伝授しましょうか?華麗なるプラポット4段ひな壇飾りとかね(爆)先ずは買ってから置き場所は考えましょうね。レミのことはこっちにも書きます!もう一生忘れないんだから!(笑)ミラディーをトリプルでシンメトリーにしたら許してあげる(笑)

Benoit。
Commented by souslarose at 2015-07-02 21:05
ムーさんへ。
ふふふふふふふふ……沢山ありがとう!恩に着ます。
いえいえ、ダラダラだなんて思いませんよ。いつも素敵なムーさんだもの。これからも沢山メッセージくださいね!

Benoit。
Commented by souslarose at 2015-07-02 21:14
塚原さま。
こんばんは。わざわざメッセージをありがとうございます。
朝から晩までの庭の手入れでお疲れでしょうに、感謝、感謝です。それにしても素晴らしい庭でした。毎年〜光景が変わるんですね。同じ時期に訪れても2度と同じ景色がない……冬はストーブを囲んでお二人で植栽とかを考えるのでしょうか?植えるものをめぐって喧嘩とかなさらないんですか?(笑)花が満開の時期は勿論ですが、そんな次のシーズンを見据えた時間も楽しいのでしょうね。しかし今年の薔薇は凄かったですね!凄かったですねって書きましたが、まだまだこれからも開花が続くのですもんね……いつも思うのです。僕の写真なんてタカが知れていますけど、僕にしか撮れない何か?そんなものが写せたらなぁ……と。それから、毎日お手入れしているお二人が気が付かなかった光景を切り撮れたらなぁ……と。違った視線で?そんなこんな考えながら見せて戴いています。厚かましくもまた夏に伺います。その時は宜しくお願いいたします。油断するとフランスの熊が住み着いちゃいますよぉ!(笑)暑くなります、水分はタップリ摂って、身体を労って作業してくださいね!

Benoit。
by souslarose | 2015-06-26 20:00 | Raindrops on Roses | Comments(12)

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