Milady de Winter。

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関東一円、特に東京の薔薇は一段落しましたね。皆さん、如何お過ごしですか?
あとはランブラー系の薔薇を楽しみ、
それから北上して、桜前線ならぬ薔薇前線を追い掛けて、
まだこれから開花する地域の薔薇を楽しむ算段をしている頃でしょうか……。

さて、今年の「国際バラとガーデニングショウ」……あまり行けませんでした。
なかなかね、タイミングが合わなくてね……。
終わってみて、皆さんからは色々と質問のメールや電話を戴いています。
そう、ドームでお披露目になるハズだった僕の新しい薔薇。
秋から本格的に展開になる薔薇はどうしたのかって……。
初日にみどりさんとお話したんですが、
なんと、例の大雪で接いだ苗の大半がダメになってしまったそうなんです。
みどりさんも長い薔薇人生で初めてのことだったらしいです……。
大雪なんて遥か昔の記憶になっていたのにね(笑)こんなところに影響が出るなんて……。

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さて、今日は新しい薔薇についてお話しましょう。
今日の写真は僕の今年の薔薇「Milady de Winter」です。
リシュリュー卿に仕えたフランス社交界の悪の華。
映画で言うと近年のものではなくて、40年前の「三銃士」と「四銃士」に出てくる、
フェイ・ダナウェイが演じたミラディー・ドゥ・ウィンターがイメージです。
辺りを払う圧倒的な容色とは裏腹に、その美しい仮面の下には、どす黒い悪の華が咲いている……。
確か映画では、薄いガラス製のナイフを持っていて(中が空洞になっている)、
その中に毒薬を仕込んでありましたね。刺してガラスが割れると毒薬が流れ出て……。
ハァ、考えただけでも恐ろしい(笑)
壮絶なほど美しく、姦智に長け血も涙もない冷血な悪女……。
僕ね、薔薇に聖女や可憐な女性の名前を付ける気は毛頭ないのね。
薔薇は悪女にこそ似付かわしい……。
「Marquise de Merteuil」もそうでした。フランス社交界に咲く悪の華一輪。
富士には月見草が(笑)美しい悪女には薔薇がよく似合う……僕はそう思います。
秋にはほんの少しだけ大苗が出るハズです。
交配親に「New Dawn」を使っていますから育て方は「New Dawn」に準じます。
淡いピンク・グレーの花弁に薄らピンクの糸ピコです。
開花時期は「Cardinal de Richelieu」と同じですから、
どうぞ、一緒に咲かせてみてください。
並べて写真を撮るのも薔薇栽培の楽しみでもあります。
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最後の写真は「Milady de Winter」のラベルに使われる写真です。


29. 05. 2014


Benoit。


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by souslarose | 2014-05-28 22:00 | Under the Rose

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