光と影……薔薇を楽しむ。

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つい先日のこと……。

僕のファンだと言う青年から薔薇の花束を貰いました。
なかなか爽やかで知的、感じのいい青年でした。
誕生日や何かの記念日に、花束を貰うことは多いです。
ただ男性からと言うのは何とも気恥ずかしいものがありますね。

こんなに沢山の薔薇……凄く嬉しかったです。
早速、家に帰り水切りして大きな花器に生けました。
部屋の中は軽いティーにフルーツがミックスした匂いが漂います。
気温が下がって来たこの時期、花保ちがいいのが嬉しいですね。

翌朝、思い立って薔薇の花束の写真を撮ってみました。
薔薇の花だって貰ったその時でお役御免じゃりません。
尊い命です、最後の最後まで楽しんであげるのが薔薇に対する礼儀です。
ああでもな、こうでもない……色々な場所に持って行き、
あっちでパチリ、こっちでカシャリ……アッと言う間に時間が経ってしまいました。
開く寸前の薔薇……一番美しい瞬間を切り撮ってみました。



宮川一夫……皆さんはご存知ですか?
日本映画界の黄金時代を生き抜いた名カメラマン(撮影監督)。
日本のと言うより、世界の宮川と言った方がいいかもしれません。
黒澤 明や溝口健二と共に日本映画の黄金期を作った名カメラマンです。
彼の有名なエピソードを真似して玄関前に水を撒いて撮ってみたのが今日の1枚です。
彼はアスファルトに水を撒き、まるで大理石のようにしたそうです。
まさに光と影のマジック、カメラと光の関係を知り尽くした彼ならではのアイデア。
素晴らしい芸術を造り出すには頭でっかちの知識だけではダメで、
そこにプラスα、豊かな想像力と柔軟性がなくてはダメと言ういい例です。



ホースを持って来て玄関前のアスファルトに水を撒きました。
今回は前にお見せした白いペイントのアイアンの椅子ではなく、
暗い背景なのにわざとシックに黒いペイントの椅子を使ってみました。
試し撮りした乾いたアスファルト・バージョンは、
背景が薄らボンヤリとして決して薔薇を引き立てることはありません。
水を撒く事によってアスファルトがキリリと黒く引き締まり、
水面が冬の少ない光を反射してキラキラ輝きます。
だからこそ黒いペイントの椅子も映えようと言うもの。
漆黒のアスファルトと光を受けた水面が薔薇を引き立てます。

蕾から枯れて朽ちるまで……薔薇はどの瞬間も美しいです。
こうして開く寸前の美しさを写真に収めた薔薇は、
今、僕の机の横でドライになるべく逆さ吊りにされています。

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今年も残すところ僅かです。
急に気温が下がって来ました。皆さん、お変わりありませんか?
僕はとうとう年末まで休みなしの態勢に入ってしまいました。
早寝早起き、この時期を乗り切るにはキッチリ健康管理をしなくてはいけません。
このブログもこれで最後の記事かなぁ……もう一回くらいどうにか?(笑)
皆さんも呉々もご自愛下さいね。


08. 12. 2011


Benoit。


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by souslarose | 2011-12-08 00:00 | Raindrops on Roses

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