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気持ちを込めて。

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先ず、書き心地がいいことと、
矢張り、正式な手紙には万年筆を使いたいです。
インクは勿論、黒、便箋と封筒は長年使い慣れた
コンケラー社のややクリーム色掛かったものを使います。
プリントアウトした下書きを見ながら、焦らずゆっくりと、
心を籠めてペンを滑らせます。
本来のビジネスレターであれば、
タイプしたものに署名すればいいのでしょうが、
今回の目的を考えれば、是非、
手書きのファン・レターの体裁を取りたいです。



学生の時、大して英語の成績は良くなかったけれど、
前に出て黒板に答えを書く時には先生が……。

「○○、お前は書くのは上手いんだけどなぁ……。」って。

余計なお世話ですよね!
いつもはさらさら書いちゃうのに、
改まって書くものだから何枚も便箋を無駄にしちゃいます。
ようやく一枚、書き終わる最後の単語の綴りを間違えたり、
はたまた、書き出しの「Dear」の大文字のDの形が
気入らなくて4枚も便箋をダメにしたり……。

はぁ……ようやく書きあがりました。
封筒には宛名と裏に僕の署名。シーリング・ワックスはゴールドで、
フィレンツェで買った僕のイニシャル「A」と薔薇の刻印。
徐々に新しい薔薇の名前を貰うために準備を進めています。
これもまた薔薇の育種の楽しい一時です。

今日の写真は書きあがった手紙と、
1967年にタンタウが作出した「Sophia Loren」
そう、手紙の宛先はソフィア・ローレンではありません、念のため。
僕の想い、届くかな?


15. 11. 2010


Benoit。


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by souslarose | 2010-11-15 00:00 | Under the Rose

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by ブノワ。
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