玉置邸にて。

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 「ぎゅるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」

腹時計が鳴ったのか、はたまたどこからか魚を焼く匂いが漂って来たのか……。

 「ランチ、ランチ、ランチぃ〜っ!」

と、天敵Aのまくしたてるようなツルの一声で、
後ろ髪を引かれつつK邸を後にした僕ら一行(笑)
他の人は大体の土地勘があるのでしょうが、僕と親友のTくんは全く初めての地方、
ただただランチの匂いに引き寄せられるように車をカッ飛ばす、
自称、ズリア……じゃなかった、ジュリア・ロバーツの車の尻を必死で追い掛けました(笑)
意外にあったかな……距離。K邸から東名高速に乗り、
目指すは薔薇ファンの必読書「New Roses」の編集長の玉置一裕さんの御実家でした。

ランチもそこそこに、時間に追われるように玉置邸へ……。
腹が減っては戦は出来ぬ……ランチ、ランチ、ランチぃ〜っ!
美味しい食卓を囲み、満腹になると今度は薔薇、薔薇、薔薇ぁ〜っ!
非常に都合良く出来ている僕ら薔薇ミツバチ一行(笑)
以前からその素晴らしい庭園は評判で、いつか僕も訪ねてみたい……。
そう思っていたところに2人の「あぁ!勘違い自称ジュリア・ロバーツ」からお誘いが(笑)
こんな時でもないと玉置邸の素晴らしい庭を拝見することは出来ない……。
と、ばかり、意を決して参加することに決めた訳です。

玉置邸に着くと、いつも僕に親切にしてくれる、うそはち……じゃなくて、
おさはちさんこと小山内 健さんが、今か今かと僕らの到着を待ち構えていました。
いつも温度が変わらない小山内さん、お顔を見ると何だかホッとします。
玉置さんのお母さまが淹れてくださった冷たくて美味しいお茶に舌鼓、
カンカン照り&車での移動で疲れた身体を暫し休めます。

そしていよいよ憧れの庭園へ……玉置さんは、
 
 「試験栽培場です。」と謙遜して仰言います。

試験栽培場?……そう言われてみると、
美しく咲き誇った薔薇の庭は新旧様々な品種が入り乱れています。
イングリッシュ・ローズやデルバールの最新品種、
かと思えばメイヤンの81年の作出になる「Catherine Deneuve」が,
燦々と降り注ぐ太陽の中、「どう?アタシが一番綺麗ね!」とばかり
その蛍光オレンジを輝かせています。

 「あ……本当だ……。」

奥の敷地には鉢植えで色々な最新品種の薔薇が栽培されています。
でも、試験栽培と言っても、メインの庭園の方には薔薇だけじゃなくて、
それぞれの美点を引き立て合うように様々な草花が植えられています。

へっぽこカメラマンの腕を嘲笑うかのようにカンカン照りのピーカン……。

 「嵐を呼ぶ男、小山内 健よぉ。雲を呼んでおくれっ!」(笑)

きっと薔薇のシーズン、日本国、中駆け巡り疲れ果ててそのパワーが弱まったか、
薔薇めがけて猪突猛進する薔薇マダムに気圧されたか……。
ロクに話しをする間もなくそそくさと京都に旅立つ小山内さんを見送ります。
かくなる上は、必殺&裏技を駆使して撮影するしかありません(笑)
……って言っても、ワン・パターンのような写真ですが、
玉置邸の素晴らしい庭園の様子が窺えるかと思います。
もっと引いた素晴らしい庭の全景は、そこここに夢中で薔薇から薔薇へ飛び回る、
「ミツバチ」がブンブンしていたので撮影を断念(笑)
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普段、玉置さんは東京在住です。
と、言うことは、普段の庭の管理はお母さまの手仕事です。
勿論、薔薇の栽培に関するノウハウ、奥義の数々は、
玉置さんからお母さまに伝授されているでしょうけど、
日々の庭の世話はお母さまの手によるもの。
花が今、何を欲しがっているか?どうすれば喜んでくれるか……。
素晴らしい庭園は、毎日〜観察し、ご機嫌を伺い、
微に入り細にわたった世話をしている、
お母さまの「優しい心」の賜物なのでしょう。

明るい笑い声の中心には必ずお母さまの姿が。
あの食い意地の張った薔薇マダムたち……じゃなくって、
麗しい薔薇マダムを瞬時に虜にする玉置さんのお母さま。
そこには植物も人も区別する事なく、
この世に生を受けたもの全てに分け隔てなく与える愛情、
慈しむ心が我等を魅了し、美しい庭と言う形を借りて、
僕等の目に映っているかのようです。

チャッカリの僕は、玉置さんの言葉「試験栽培場ですから。」を勝手に解釈。

 「えぇ〜と、だったら当然ここに Bella Donna、
  あそこは赤味が欲しいから Under the Rose……チョッとツルに仕立ててもいいし。
  ガーゴイルの横には Benoit Magimel、
  Remi Chang はニゲラのブルーと合うからこっちに……。」

玉置さん、分かっていますよね?
僕の薔薇は一品種5本を群植しないと本当の良さが分からないんですからね!
何なら僕からコマツさんにオーダーしておきましょうか?(笑)
玉置価格でゼロを一つ多く付けておきます!(爆)
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最後の1枚は麗しのタカラジェンヌ、
最近はジュリア・ロバーツに憧れ、なり切っている(?)
HISAKOさまが自宅の庭の薔薇で作ったアレンジ。
わざわざ僕の「Benoit Magimel」を使って下さる優しさ。
おめめさんが東京から遥々、焼いて来てくれた極上ケーキ2種類と共に、
旅先でホッとする一時、友人の優しさを感じる一瞬でした。


20. 06. 2010


Benoit。


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by souslarose | 2010-06-20 00:00 | Under the Rose

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