真面目に生きると言うこと。

b0168859_20554868.jpg
××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××

今日から3月です……一気に春めいて来ることでしょう。
皆さん、お庭の準備は万端ですか?新芽の動きを見てニンマリしていませんか?(笑)

さて、雨の日曜日、久し振りに家でゆっくり寛ぎました。
毎日〜忙しくて自分に時間もなかなか取れない始末。
まだ締め切りの原稿が何本かあるけれど、今日はここでチョッとお休みです。
風呂に入ってから朝食。じゃれて来る猫と遊びつつ、
メールの返事を書いたりブログに皆さんが下さったメッセージに返事を書いたり……。
有意義な一日になったような気がします。

何回も何回も皆さんのお言葉を読み返し、
つくづく「有り難いなぁ。」……と、感謝の気持ちで一杯になります。
時間もないのに2つ目のブログを立ち上げ、勝手気侭に書いているのに、
いつも優しい言葉に励まされています。本当にありがとうございます。

今回、5月にコマツガーデンから僕の薔薇が出るにあたって、
今まででは考えもしないような、僕にとっては初めての経験を沢山しています。
皆さんもご存知の通り、元々、僕の交配は趣味で始めたものです。
特に画期的な薔薇が出来た訳でもありません。
辞書を書き換えなければいけなくなる歴史に残る青薔薇が出来た訳でもない……。
世界の素晴らしい薔薇たちの中で、埋もれてしまいそうな僕の薔薇たち。
きっとそれぞれに個性的なハズ……そう願っていますけれどね。

今回の事でつくづく感じたのは、日々、真面目に過ごすことの大事さです。
そして、人に対して優しくあること……これにつきると思うんです。
例えば、僕の薔薇が世の中に出るキッカケは一人の女性の存在です。

今を遡ること何年前になるでしょうか……。
彼女とは銀座のデパートの上の園芸店で知り合いました。
屋上の小さな店でしたが、銀座に行く度に足繁く通い、
小さなフェイジョアの苗を2本買ったのがキッカケで、
随分と親しくして貰っていたのですが、ある日、その園芸店が閉店してしまい、
彼女とは連絡が取れなくなってしまいました。
そして数年後、偶然にも日本橋の大きな園芸店でバッタリ再会したのです!
空白の数年間、彼女は外国に園芸留学して植物の知識に磨きをかけ、
そして、コマツガーデンに自ら履歴書を持参して強烈に自分をアピール、
生産に携わらせて貰い薔薇の修行を数年間したようです。

気取らず真面目で人一倍働く姿を見ていた僕の薔薇の大先輩のFさまが、
「どうしても!」と、口説いて件の園芸店のスタッフになったそうです。
何年か振りに再会し、ふたたび親しくお付き合いさせて貰うようになりました。
皆さん、もうお分かりですよね。
彼女に薔薇の交配のことをチョッと相談したことがキッカケで、
彼女がコマツガーデンのみどり社長に話しを持って行ってくれて、
以後はトントン拍子、今年、僕の薔薇が発売となった訳です。
これも彼女がコマツガーデンで身を粉にして真面目に働き、
惜しまれつつ辞め、その後も親交を温めていたからなのです。
薔薇の出来は兎も角、彼女の紹介なら信用がおける……と、言うことです。

僕はごくごく平凡な人間です。
世にも稀な美貌に生まれた訳でもなく、
人を引き付けてやまない性格の持ち主でもなく、
あれこれと趣味を兼ねて頭を突っ込み、
それなりにいい部分もあると思いたいけれど、
どれ一つとして図抜けた才能がある訳でもなく……。
でも、人に対して常に優しく(外面上は皮肉屋を装っているけれど。)
誠実に接して来たことは誇りに思っています。
自分を滅してでも出来る限りのことは友人にする……そうして来ました。
それが今回の薔薇の発表に繋がったと思うのです。
一つ一つ、一人一人の誠実さが実を結んだ……そう思いたいです。
困った時、何か相談事がある時に友人は快く力を貸してくれます。
それは僕が真面目に誠実に生きて来た証拠……そう思いたいです。

××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××

今日の写真は僕のオリジナルの薔薇です。
前に紹介した品種と同じ実の中から採れた種から生まれました。
自然界の不思議、交配の奥深さを実感するにたる薔薇です。
だって、この2品種、全然、性質が違うんですもんね(笑)
いよいよ5月が近付いて来ました。やらなければならないこと山積です。
一つ一つ丁寧に、心を籠めてこなして行きたいと思います。


01. 03. 2010


Benoit。


★Copyright © 2009~2010 souslarose, All Rights Reserved.
[PR]
by souslarose | 2010-03-01 00:00 | Under the Rose

Let's talk about roses。


by souslarose
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31