2009年 10月 30日
親愛なるおさはっつぁん!
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僕の愛描きん……一番新入りのきんにコロがされた人は多い(笑)

ある友人はきんに「ゴォ〜ンゴォ〜ン」と頭突きをされ、
「イヤァ〜ン、可愛い!」と、次に会った時に高級丸干しを差し入れしてくれました。
ほら、あの丸干しの目玉を一尾、一尾、丁寧に繰り抜いてある奴(笑)

またある友人は、きんに腹を見せられ思い切り顔を埋めました。
「はぁ……この世の幸せ……。」と、うっとり眼。
わざわざ現金書留で「猫ちゃんのオヤツ代」と1万円送って来てくれました。
勿論、僕が謹んで使ってしまったことは言うまでもありません(笑)

さて、もう一人、きんに滅法メロメロに弱い御仁がおります(笑)
そう、京阪園芸の小山内 健さん……おさはちさんですね。
小山内さんは去年、薔薇の時期にチラッと遊びに来た時に、
きんに「nるるるるる!」と、ゴォ〜ンゴォ〜ン頭突きをされ、
一発できんの虜になったようです(笑)それからは飼い主の僕にも甘い、甘い(笑)
昨年の「花フェスタ記念公園」では講演の時に使った「Emotion Blue」の苗をくれたし、
今年の2月にさる講演会でご一緒した時、非常に稀少な薔薇の芽接ぎ苗を3種類、
新聞紙に包んでわざわざ持って来てくれました(笑)

おぉ〜よしよし、きんよ、もっともっとゴォ〜ンゴォ〜ンしなさい!
おさはちさんをもっとコロがして稀少苗をゲットするのだよ(笑)
飼い主ブノワ。さんの指令を受けたきん、
おさはちさんをコロがす気満々で待ち構えております(笑)

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さてさて、日々の忙しさにスッカリ紹介が遅くなってしまいましたが、
そのきんにコロがされたおさはちさんが素敵なブログを始めました。

 「Very Happy Rose Time」です。

「あの、おさはっつぁんがブログ?嘘でしょう?」

ははぁ〜ん、やっぱりいました、強力な助っ人が(笑)
おさはちさんを初めとする薔薇大好き人間の「おさ番頭」さんと「おさ丁稚」さん、
3人の強力タッグが組まれているようです。
薔薇に関する知識は他の誰にも引けを取らず
「歩く薔薇辞典」「薔薇の生き字引」と呼ばれているおさはちさん。
何時どこであっても元気一杯、親切で温度が変わらず、
朗らかで廻りを明るい雰囲気にする人です。
ただ、物凄い悪天候を呼ぶ男としても有名なんですけどね……(笑)

今日の写真は小山内さんが作出した「Apple Seed」と僕の薔薇のツー・ショット。
「Apple Seed」は我家のご神木となっております。

さぁさぁ、もっと笑いたい方、本物の喜劇が見たい方、
関西芸人の軽快なトークを聞きたい方……じゃなかった(笑)
薔薇に付いてもっと知りたい方、薔薇と遊びたい方!
おさはっつぁんのブログにレッツらゴー!


 ※只今、メッセージがは入りにくい、送信したら消えた……。
  そんなメッセージを沢山戴いています。原因は良く分かりません。ゴメンなさい。
  メッセージを送信する前に、コピーして保存しておく事をお勧めします。


26. 10. 2009


Benoit。


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# by souslarose | 2009-10-30 00:00 | Under the Rose | Trackback | Comments(7)
2009年 10月 11日
薔薇はボンヤリ。
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「薔薇はボンヤリ……。」
だって、剪定して合図を送らないと咲かないもの。

「薔薇はウッカリ……。」
そうでしょう?咲き忘れている薔薇さん多くない?(笑)

「薔薇はチャッカリ……。」
忘れた頃に咲いて人気を独り占め。

「薔薇はしっかり……。」
既に来年のために力を蓄えつつあります。



その昔、ウッカリ夫人にチャッカリ夫人って言うのがありましたっけ(笑)
おっと、いっけねぇ、年がバレらぁ(笑)

夏の終わりの気まぐれでした剪定が良かったのか、
ポツリポツリと薔薇が咲き出しました。
秋の薔薇は本当にいいですねぇ……。
春と違って花が長保ちするし、色味も濃く風情があります。
春先に一気に咲く壮観さは無いけれど、
もしかしたら、秋の薔薇は薔薇の本当の姿かもしれません。

今日の写真は僕のオリジナルの薔薇。
ともすれば純白になりがちですが、
花弁の中にグリーンとピンクが差すと美しいです。
心地よいティーの匂いにフルーツの匂いが混ざります。


11. 10. 2009


Benoit。


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2009年 10月 02日
白州にあそぶ。
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先日の連休のこと、清々しい一日、
久し振りに一人コマツガーデンを訪れました。

「My GARDEN」を読んで下さった方はご存知のように、
来年の春、コマツガーデンから僕の薔薇が発売になります。
コマツガーデンからと言うよりは、薔薇に関してズブの素人の僕に代わって、
栽培から販売まで全て一手に引き受けて下さったのです。
ハイ、丸々お世話になっています(笑)
これまたご存知の通り、僕は薔薇に関しては全くの素人、
僕独自の特別な栽培方法もこれと言ってないし、
世話を焼かないことに関しては右に出る人はいません。
肥料もあげないし剪定も消毒も殆どしません……。
ウゥ〜む、時間がなくて出来ないの(涙)
幸いに、趣味の交配で何種類か素敵な薔薇が出来たので、
友人の紹介でコマツガーデンで接いで増やして貰っていました。

今までに何回か訪れて苗の生育、開花状況を教えて貰ったりしていましたが、
今回はもっと突っ込んだお話し、来年に向けてお互いの意見調整……。
そんなこんなが主な訪問の理由でした。
それからコマツガーデンの白州にある圃場、農場を見せて貰うこと。
そこには来年発売予定の僕の薔薇が一面に植えられていて感激ひとしお。
ウチのバルコニーで纏足栽培されている薔薇たちが見せてくれなかった新たな顔。
野趣溢れるその姿は驚き以外の何ものでもありませんでした。

今回、みどり社長と栽培責任者のSさんと
ジックリお話しして本当に良かったと思うのは、
薔薇に対する思いが同じだと言うこと……これ、とても大事ですからね。
勿論、コマツガーデンも薔薇を栽培して販売するナーセリーです。
薔薇がジャンジャン売れて大儲け出来ればいいのでしょうけど、
そんなお金ではない、もっと薔薇に対する根っこの部分の愛情……。
それが会話の中からヒシヒシと伝わって来ました。
趣味ではじめた薔薇の交配ですけど、
ここまで来たら仕事、商売の一面も出て来ますからね。
いい加減は出来ないし、気持ちの疎通が出来ない人や、
感覚が違う人とはご一緒出来ないじゃないですか。

お2人も僕の気持ちを知ってホッと安堵なさったんじゃないでしょうか。
秋の一日、素晴らしい一時となりました。

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今日の1枚目の写真はみどり社長に抱えられた僕の薔薇たち。
みどり社長、畑を回りながら手際よく薔薇の花を摘んでブーケにして行きます。
匂いを試し顔がホッとほころぶ瞬間、サッと厳しい表情になる瞬間……。
みどり社長のハシバミ色の瞳がどんどん変化して行きます。
薔薇の専門家の目に映った僕の薔薇……どんなでしょうね。

2枚目の写真は夕日の中、ブーケを片手に遠くを見やるみどり社長。
廻りでノイバラの台木に芽接ぎしているスタッフを見る優しい表情……。
こうして白州の一日は暮れて行くのでした。


02. 10. 2009


Benoit。


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# by souslarose | 2009-10-02 08:49 | Under the Rose | Trackback | Comments(18)
2009年 09月 25日
悪いのはミーじゃないザンス!
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 「シェ〜っ!なんて言うことザンス!」

と、言う訳で、スッカリお返事が遅くなりました。
皆さん、本当にゴメンなさい……反省しているザンス。
でも、犯人はコイツ!だから機械は信用出来ないザンス!

お詫びに5月の連休明けにコマツガーデンから送られて来た僕のオリジナルの薔薇。
新苗ですけどジャンジャン咲かせちゃいます(笑)
中輪で強健、育てやすいこの薔薇の最も素晴らしい点は、
匂いを試した瞬間にこの薔薇に恋してしまうくらい素晴らしい匂い!(笑)
あなたの鼻が取れるかもしれないザンスよ(笑)


25. 09. 2009


Benoit。


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# by souslarose | 2009-09-25 00:00 | Under the Rose | Trackback
2009年 09月 16日
My GARDEN。
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9月中旬……今年は秋の訪れが随分と早いようです。
珍しく夏の終わりに軽い剪定をした薔薇の新芽も目に見えて伸びて来ました。
今年の秋はどんな花が咲くかな……。
気紛れに手入れをしたばかりに強欲になっている僕です(笑)


さて、今日、9月16日……。
人気誌「My GARDEN」が僕のオリジナルの薔薇を掲載して下さいました。
この春先、美しい御婦人2人に推薦され、
梅雨の最中に取材を受け(結構、豪雨だった……。)、
編集者とカメラマンの美女お二人と楽しい一時を過ごしました。
僕の薔薇については僕が一番知っている……ハズでしょう?
交配の魅力や不思議についても少しだけ書かせて戴きました。
書くのはなんでもありません……ブログで慣れていますからね(笑)

刷りたてホヤホヤの「My GARDEN」……。
自分じゃないみたい……なんだかまるで他人事のようです……。

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今日の写真は「家庭画報風ポートレート」を撮った日に、
合間を見て撮った僕のオリジナルの薔薇11品種だけで作ったブーケ。

本誌では親友の工藤睦子さんが撮ってくれた、
より美しいバージョンが掲載されています。

皆さん、スグに本屋に走りましょう!(笑)
両手に一杯、買い占めましょうね!
一家に1冊(笑)薔薇好きの方は2冊、
永久保存版にしたい方は3冊くらいは欲しいかな?(笑)

僕の薔薇の他にも親友、岡井路子さんのオリーブ特集や、
あっちゃんさんの野菜のページ……盛り沢山の内容になっています。
読まれた方は是非、感想をお寄せくださいね。
そうだ、サインの練習しておかなくっちゃ!
呉々も出版社にファン・レターを送っちゃダメですからね(笑)


16. 09. 2009


Benoit。


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# by souslarose | 2009-09-16 00:00 | Under the Rose | Trackback | Comments(42)
2009年 09月 05日
いかに自然に……。
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随分といきなりだこと……。
台風一過、いきなり秋がやって来ました。
少し前までは10月までは暑かったような気がします。

日本の美しい四季……うつろい行く季節ががハッキリと、
クッキリと4つに色分けされて来たような気がします。
その移ろい行く季節の狭間が美しいのにね…………。

先日、僕の住むマンションの前を通った友人が言いました。

 「ブノワ。さんのバルコニー……さすがですね、薔薇が青々としていました。」

違う、違う!青々としているのは雑草(爆)
薔薇の葉っぱは黒点病と暑さで落ちちゃっています。
それにしても逞しき雑草たちよ……コンクリートの隙間からでも育ちます。

先日、チョッとだけした庭仕事。剪定の他に雑草も抜きました。
抜いたと言っても抜けるものだけ。強情な奴らは根元からチョッキン!
処理した雑草はスグに捨てればいいものを、
面倒臭くてそのままに、バルコニーに打ち捨ててあります(笑)
でもね、なかなか利用価値はあるんですよ。
今日の写真……どこぞの薔薇園みたいでしょう?そう思いませんか?
灼熱地獄、強烈に熱いオーブンのようになるコンクリートのバルコニー。
そのコンクリートの上に抜いた雑草を細かくして敷くんです。
見た目も自然になるし、何よりも太陽の熱を吸収して、
照り返しも少なくなるだろうし……きっと薔薇にもいいハズ……。

どうです、なかなか自然でいいと思いませんか?(笑)
小輪の薔薇は美しい「紫玉」……。
日本に古くから自生していたガリカだそうです。


05. 08. 2009


Benoit。


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2009年 08月 26日
何年振りかな?
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何年振りかな…………。

我家の薔薇は秋の花のための剪定をして貰えません(笑)
だって、忙しくて忙しくて……休みの日にはゆっくりしたいですから。
それに、時間があったとしても、8月下旬の猛暑の中、
一体どれだけの作業が出来ると言うのか……しかも物凄い雑草(笑)

秋の花が少ないのは、まるで熱した鉄板並みに熱くなるバルコニーのせい、
高温多湿の日本の夏のせいだと思い込む事にして、
ズゥ〜っと秋の花のための剪定をサボって来ました。
チョッと気が変わったのですよ。気分が乗った?ほんの気まぐれ?
この前の日曜日、朝、薔薇に水を上げたその手で軽く剪定なんて言うものをしてみました。
勿論、全部出来るハズもありません。お気に入りの薔薇だけ。
それから一季咲きのオールドローズは伸ばしっ放しでいい訳だし……。
肥料もあげましたよ……これもお気に入りの薔薇だけ(笑)

どうかな、綺麗な薔薇が咲いてくれるかな……。
どうしても写真に収めたい品種もあるしね。

今日の薔薇は僕のオリジナルの薔薇。そう、例の糸ピコの薔薇です。
グレーがかった淡いピンクに極細の糸ピコ……どうですか、糸ピコ見えますか?(笑)


26. 08. 2009


Benoit。


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2009年 08月 15日
One and Only。
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 「1本だけだよ!」

もしも、もしもですよ、
この世の中で薔薇を1本だけ選べと言われたらどうしますか。
何万種類あると言われている薔薇の中から1本だけ選べますか?

先日のこと,友人とチョッとだけ交わした会話が気になって仕方ありません。
理由は何でもいいです。あなたは薔薇を1種類だけ選べますか?


引っ越して薔薇を1本だけしか育てる場所がないとか、
恋人に求婚する時に愛の言葉に添えて差し出す薔薇とか、
天国に行く時に持って行くたった1輪の薔薇とか、
亡くなった人に手向ける極上の薔薇とか、
無人島に流された時に1輪だけ傍に置いておきたい薔薇とか、
世界が大洪水に見舞われて、あなたがノアの方舟に乗るとして1本だけ持って行くのは?
日本が沈没して日本国民が世界に散り散りに、難民になる時、持って行くのは?
生涯に1本、想い出に残る薔薇でもいいです。

概して薔薇好きは欲張りですから、あれもこれもになってしまうけれど(笑)
真面目にたった1本だけ選ぶとしたらあなたはどの薔薇を選びますか?


あぁでもない、こぅでもない……あれこれ考えた末に僕が決めた薔薇。
どうせだったら大きくなる薔薇、ツル薔薇がいい……チョッと意外な選択。
僕が考えに考えた末に選んだ薔薇……。
それは,イングリッシュ・ローズの第1号「Constance Spry」でした。
春先一回の開花……上等じゃないですか。
100年の単位で愛培される薔薇……こんなに壮大な薔薇は見た事がありません。


15. 08. 2009


Benoit。


[Constance Spry (ER) Austin, 1961]

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# by souslarose | 2009-08-15 00:00 | Under the Rose | Trackback | Comments(26)
2009年 08月 03日
Jenny Wren……小輪 Love。
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夏至を過ぎ、朝、幾分明るくなるのが遅くなって来ました。
バルコニーにはドラゴンフライがフライング(笑)
スッカリ秋の気配が漂う8月になりました。

さて薔薇はと言えば、春先に見事な花を見せてくれた大輪の薔薇たち、
繰り返し咲くことが謳い文句の薔薇も、さすがに2番花、夏の花はショボいですね。
カップ咲きの大輪の花が小輪のダリアのような花になっちゃうことが多いです。
1番花と2番花、秋の花が同じくらいの美しさで咲く種類は本当に少ないです。
そんな中、それ程、両者のギャップが少なく楽しめるのが中輪から小輪の薔薇、
花数が多いのも魅力ですよね。お国柄で薔薇の好みも変わります。
兎に角、薔薇はデカければいいみたいな国もありますしね(笑)
薔薇を買う時に花の大きさに重きを置く人もいますよね。
僕もあまり大きな花は苦手かな……ぼこぼこデカい花が咲いてもねぇ。
ウチは広大な整形式の薔薇園じゃありませんしね。

今日の写真はフロリバンダ(ポリアンサに分類されることも)の「Jenny Wren」。
大きくなっても精々1メートルのこの小輪の薔薇。
こんなに愛らしいのになぜか日本ではあまり見掛けません。
特別に稀少と言う訳でもないのでしょうが、まだ扱う薔薇園が少ないのかもしれません。
片親の「Cecil Brunner」に少し似ていますが、物凄く心地いい匂いがします。
淡いミルラの匂い……房咲き、通年を通して本当に良く咲きます。
中輪から小輪が大好きな僕のお気に入りの薔薇です。


03. 08. 2009


Benoit。


[Jenny Wren (F) Ratcliff, 1957]
[Cecil Brunner (F) Maria Ducher, 1880]

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# by souslarose | 2009-08-03 00:00 | Under the Rose | Trackback | Comments(8)
2009年 07月 26日
息をするのがやっと……。
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 「うへぇ……これやったらまるで蒸篭の中みたいやないかぁ……。」

不平不満を言う時だけ大阪弁になってみる。
何と昨日の湿度、殆ど不快指数500%と思われるほど(笑)
ジトぉ〜っと肌にまとわりつく感じ……。
天安門事件の直前に行った香港を思い出させます。

 「きえぇ〜っ!」

ってなもんで、外に出るなり悲鳴をあげてみる。
これじゃぁまるでウルトラマンのスペシウム光線を浴びた蟻んこのようだ……。
まだ若い頃は無謀にもこんな強烈な太陽光線の中、
日焼けオイルかなにかを塗って薔薇の手入れをしたものだった。
男の黒いは七難隠す……なぁ〜んちゃって!
今じゃ日なたに足を出すのもイヤ、木陰が一番な中年になりました(笑)

 「かぁ〜っ!」

家に帰ってドアを開けるなりむせ返るような熱気……。
この頃になるとチョッと前までは必ず出迎えてくれた猫たちもサッパリです。
部屋に入ると、朝子、お園、小芳が、まるで無名時代の
マリリン・モンローのヌード写真のポーズよろしく鉛筆のように伸びきっている(笑)
たった一匹、きんだけが伸びているのにラグビー・ボールのような形で笑えます。

人さまの前では「疲れた」と「暑い」は絶対に言わないようにしている僕ですが、
さすがに一人になると「あぁ〜暑い!はぁ〜疲れた!」を連呼します(笑)
こう暑いと薔薇どころではありませんねえ……。
薔薇もギラギラと照りつける殺人光線の中で生きて行くのがやっと。
2番花?そんなに望まないで!少し欲張り過ぎ!(by 薔薇たち一同)
雑草がそんな挫けた人間と薔薇の間隙をぬってスクスク育ちます。
秋になってハッと気が付く頃には川原のススキ畑と相成ります……。

暑いのも寒いのも全然平気な僕ですが、
さすがにこたえる暑さ……熱波で息も出来ないですもんね。
今日の写真はそんな殺人光線の中、健気に咲いた「Lady of Megginch」です。


26. 07. 2009

Benoit。


[Lady of Megginch (ER) Austin, 2007]

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# by souslarose | 2009-07-26 00:00 | Under the Rose | Trackback | Comments(22)
2009年 07月 19日
雨のお花見もええやないの……。
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 「雨のお花見もええやないの……。」

市川崑監督作品、映画「細雪」の冒頭で、長女の鶴子(岸惠子)が言う台詞です。
蒔岡家四姉妹の毎年恒例の嵐山の桜の花見に、
大阪に住んでいる鶴子が遅れて駆けつけると言う設定です。

水がなくては植物は育ちません。その点では僕達人間と同じですね。
命の水……薔薇を育てる僕達には欠かせない水遣り。
ただただジャブジャブあげればいいって言うものではありません(笑)
苗の様子を見ながら的確にあげなければ……。

水はとても重要な要素だし、雨に濡れた薔薇も風情があって素敵なものです。
けれど、花好きにとって悩みの種は、満開時の大雨。
折角、綺麗に咲いているのに雨でグショグショになった花を見るのは辛いです。
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さて、梅雨空を心配しつつ、久し振りに軽井沢に行って来ました。
軽井沢は前々回のオリンピック以来ですから5年振り?
目的は初めて訪れる軽井沢レイク・ガーデンです。

早めの夕方、ホテルにチェック・インした僕等は、
先ず、ホテルの前庭のテラスで休憩をしました。
実はイライラ、だって、一刻も早く薔薇園を歩きたいですもんね(笑)
暫し、友人やいつもお世話になっている「お父さん」と慕う方や、
まるで弟のように可愛く思っている大野耕生さんと歓談。
ホテルの前まで出迎えてくれた耕生さんは、
それまでの好天を一目で分からせるように逞しく日焼けしていました。

珈琲だったら我慢出来なかったかもしれませんが、
出て来たのは豪儀な友人が頼んでくれたヴーヴ・クリコ。
薔薇とヴーヴ・クリコ……やっぱりヴーヴ・クリコの勝ち(笑)
ここは我慢、我慢、タダのヴーヴ・クリコを飲まない手はありません。
ヴーヴ・クリコを飲んでいる間に薔薇が散る訳もないですしね(笑)
そわそわしているのが分かったのか、ようやくお許しが出て(笑)
取る物も取り敢えずカメラを持って庭に飛び出しました。

一緒に軽井沢に同行したものの、元来、薔薇にはさほど興味がなく、
耕生さんに「この僕のカメラで写真撮って来て!」と、
畏れ多いことを平気で頼む、ヴーヴ・クリコに微酔い加減の友人をその場において、
人影少ない夕暮れの薔薇園をそぞろ歩きます。
閉園時間を過ぎ、いつしかお供は薔薇界のプリンス、耕生さんただ一人。
丁度、見頃の薔薇園を、その薔薇園の植栽を担当した耕生さんと二人、
あれこれ説明を受けながら歩く贅沢!
彼自身も日頃、忙しくて全く撮れていなかった写真撮影に余念がありません。

僕、ブノワ。さんと耕生さん……。
薄らかかった霧で、遠目にはどちらがプリンスか全く見分けがつかないほど(笑)
まるで瓜二つの兄弟2人の散策は2時間にも及ぶのでした。
ファンから石を投げられやしないか、こん棒で後ろから殴られやしないか、
茂みから猛獣Aが飛び出して来て回し蹴りされやしないか……(笑)
手持ちで写真が撮れなくなるまで、薄暗い薔薇園で素晴らしい一時を過ごしました。

出たっきり、鉄砲玉のように一向に帰って来ない僕等……。
業を煮やした友人から静かなお怒りの帰れコール(笑)
そう、その晩は親しい仲間5人で美味しい鳥料理を戴く予定だったのです。
大野耕生さん、僕、ズボラな友人、お父さん、そして、仕事を終えて駆けつけた、
華麗な避暑地ファッションに身を包んだインテリ紳士……麗しい男5人衆!(笑)
ホテルに帰っても話しは尽きず、夜中の3時までピーチクパーチク。
翌朝は4時起きの僕、何と睡眠時間1時間なのでした。

写真の数々は霧雨とむせぶ霧の中で撮った薔薇たち。
ハァ……霧で、ピ、ピ、ピントが合わないじゃない!(笑)
なんと美しい Roses in the Mist !


19. 07. 2009


Benoit。


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2009年 07月 12日
溶け込む。
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薔薇の花を撮るのは難しい……。

薔薇は花の女王……たった一輪で、辺りを払う勢いがあります。
正面から、斜めから、俯き加減に、仰ぎ見る感じに……。
撮る者の趣味や、その薔薇に対する思い入れが様々な表情を作ります。
薔薇も「そう?それなら仕方ないわね。」と、ばかりに、
今までに見たこともない美しい表情を見せてくれます。

僕の中にもその時その時のブームがあり、
今までに様々な薔薇の表情を切り取って来ました。
レンズを買ったときの気分、フィルターによっても薔薇の捉え方が違います。
白がバックの時、黒がバックの時……その年々でも違います。
ただ、一貫して言えるのは、僕の薔薇の写真の特色は、
薔薇の花のアップを撮ること、丁度、見頃の薔薇を
一輪だけ非現実的な状況で撮ることでしょうか。
まるで美しい人のポートレートを撮るように……。

薔薇好きが高じ、自分の自宅のバルコニーで薔薇を栽培し、
なかなか行けないけれども、素晴らしいと評判の薔薇園を歩き、
良く手入れされた個人の庭も沢山見せて戴きました。
フランスやスペイン、イタリア……外国を旅する目的も、
薔薇を見ること、庭園も、薔薇が素晴らしい庭園を中心に見て来ました。
それぞれに個性があり、国の色、薔薇に対する思いが様々な薔薇園を作っています。

今までに夥しい数の薔薇の写真を撮りました。
固い蕾が綻びかけた麗しい薔薇、美しく妍を競う満開の薔薇、
散りかけても最後の輝きを見せる薔薇、枯れてなお壮絶なまでの怪しさを見せる薔薇……。
どの薔薇も美しくその一瞬を切り撮って来たつもりですが、
PCの写真のファイルを覗いて見ると、矢張り、薔薇のアップが多いのです。
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軽井沢レイク・ガーデン……初めて訪れました。

それはそれは素晴らしいと評判を聞き、今年こそはと思いつつ、
新幹線で小一時間、いつでも行けるから、花期も初夏から秋までと長いから……と、
ついつい延び延びになっていました。
丁度、満開をチョッと過ぎ、雨にしっとり濡れて霧にむせぶ薔薇に酔いしれ、
夢中になってシャッターを切って来ました。
その数およそ500枚。帰宅してコンピューターに写真を取り込んで驚いたのは、
薔薇のアップの写真が殆どないのです。その殆どが、風景に溶込む薔薇の姿。
ファインダーの中で風景と一体になり自然の一部に溶込んでいる薔薇……。
また、薔薇が写っていない風景写真の多いこと!

国内外、およそ薔薇が素晴らしいとされている薔薇園や庭園を歩きましたが、
ここまでカメラを引いて撮ったことは初めてです。
大体が余計なものが写ったり、どこか人工的なものが邪魔だったりします。
自然に溶込む薔薇たち……驚きの念を禁じえませんでした。

薔薇だけが際立たず、風景の一部として溶込んだ類い稀なる庭……。
なかなかこれだけ自然な薔薇園は世界にもありません。
薔薇園と言うよりも、美しい庭園の中に薔薇も植えてある感じ。
軽井沢の気候に合った植物が選ばれ、
薔薇と見事なハーモニーを見せ、風雅な表情を見せてくれています。
雨に項垂れ、風に揺らめき、霧に霞む麗しの薔薇。
まだ薄暗い早朝から手持ちでシャッターを切れるぎりぎりの日暮れまで、
薔薇本来の樹形を楽しみ、園内に漂う香しい匂いを満喫した旅となりました。


12. 07. 2009


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2009年 07月 09日
日曜日だけの3週間。
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皆さま、お元気ですか。
スッカリご無沙汰しておりました。
約3週間振りの更新……になりますか。
僕は相変わらずですが元気そのもの、
幾つか楽しみにしていたイベントもこなし、
親しい友人と小旅行にも行って来ました。

沢山のお返事を下さった方々、返事もせずに本当にゴメンなさいね。
重複しますからここには書きませんが、詳しいことの次第はこちらから……。
これからは以前と変わらずせっせと記事をアップして行きますので、
何卒、何卒、隅から隅までズズぃ〜っとご贔屓に!

写真は僕のオリジナルの薔薇にかかった虹。
次の記事はホッとするような美しい写真でアップです、
乞うご期待、お楽しみに!


09. 07. 2009


Benoit。


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# by souslarose | 2009-07-09 00:00 | Under the Rose
2009年 06月 19日
心の中で……ゴメンなさい。
前略

春の薔薇も一段落。繰り返し咲くものは切り戻し、
来年の春まで咲かないものはそのままに……そろそろ花後の手入れに入りました。
そちらは東京より2週間ほど開花が遅いですから、
Bさん、今からワクワクドキドキじゃありませんか。

さて、花が終わりに近付くと薔薇の交配もお仕舞いです。
秋の花では出来ないんですよ。春に受粉させて秋までに結実させておかないといけません。
今年はあれこれ悩んだりしましたが、かれこれ200種類くらいは交配したでしょうか。
これで秋までジックリ実を育てることになります。

交配は楽しいけれど、どこか神聖な感じもします。
どんな花が咲くか神のみぞ知る……そんな事を常々言っているからかもしれませんが。
薔薇だって一年掛けてようやく開花しようとしているところを、
無理矢理、花弁をむしられて交配に使われちゃうんですから(笑)
たまったものではありませんね。僕は花弁をむしる時、心の中で「ゴメンなさい」と呟きます。
次の新しい命のため、素晴らしい薔薇のため……これは僕の勝手な言い分ですからね。
一番綺麗な時に花をむしるだけじゃなくて、脇に付く蕾も取ってしまいます。
栄養を一つの実にだけ行かせるためです。
交配のため、新しい花のために全てを犠牲にする訳ですからね。
一言、心の中で「ゴメンなさい」を言いたいんです。

さて、交配が終わってホッと一息なんか付いていられません。
秋まで丸々と実になるものはいいけれど、
途中で実が落ちてしまった時なんかはガッカリすると同時に、
薔薇に本当に申し訳ない……そう思ってしまいます。
ですから花粉を採るためだけに花を潰すことはしません。
交配で母親に使う品種からのみ花粉を採取する訳です。

何事につけ、感謝する気持ちを忘れてはいけない……僕は普段からそう思っています。
食物もそう。決して粗末にしない。ご飯は最後の一粒まで食べる、
レストランでは食べられないものは注文しない……挙げればキリがないけれど、
少しでも感謝の気持ちを込めたい、そう思っています。
そうそう、何時だったか、台所で餃子を作っている僕が一言、

 「ゴメンなさい」って小さく言ったそうなんです。

友人がそれを聞き付け、後になってどうして謝ったのか聞いてきたんですね。
思い返してみると、どうやら、たった2枚余った餃子の皮を捨てる時に、
餃子の皮に謝ったらしい(笑)小さく声に出ちゃったんですね。
たった2枚だけれど捨てるには忍びないじゃないですか……変ですかね(笑)

世の中のものは全てに意味があって存在します。
何かをする時に犠牲にしなくちゃいけないものも出て来るけれど、
そんな時はチョッとだけでいいから、犠牲になるものに心を寄せ、
感謝の気持ちを込めたいです。自分一人で存在することは出来ないんですからね。

写真はそんな数々の犠牲の上に成り立った薔薇、僕のオリジナルの薔薇の写真。
お気に入りの2品種のツー・ショットです。


草々。

2009年6月19日


ブノワ。


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# by souslarose | 2009-06-19 00:00 | Under the Rose | Trackback | Comments(20)
2009年 06月 11日
家庭画報の表紙を気取って(笑)
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グズついた梅雨空を思わせる6月上旬。
週末の撮影に使う薔薇を水曜日辺りからカットしては冷蔵庫へ、カットしては冷蔵庫へ……。
このままバルコニーで咲かせていたらダメになるのは火を見るより明かです。
ダメで元々、冷蔵庫で低温保存しておけば大丈夫かもしれない……。
冷蔵庫には薔薇がどんどん増えていきました。

いつか自分のオリジナルの薔薇だけで花束を作ってみたい……。
そんな思いを漠然と胸に抱いたまま、とうとうその日がやって来ました。
必要に迫られて自分のポートレートを撮らなければならなくなったのです。

さてさて、自分の容姿が大嫌いな僕です。
おそらく一生に一度のこと。ただ撮っても面白くない、どうせなら何か趣向を……。
そんな時、フと思いついたのが「家庭画報」(笑)

 「そうだ!家庭画報の表紙をやろう!」

どうです、いいアイディアじゃないですか(笑)
ただ漠然と撮っても面白くありません。「家庭画報」の表紙を真似て……。
凄くいいアイデアのように思われました。

現在の「家庭画報」は花を美しく撮った写真が表紙を飾っています。
僕が読み出した20年前は、当時の豪華大女優が大きな花束を抱え、
婉然とカメラに向って微笑んでいました。
何故、女優を使わなくなったのか……。
おそらく、女優が小粒になり、花束負けするようになった……これが僕の勝手な解釈。
キャリアだけ長い小粒の自称大女優が増えましからね(苦笑)


「家庭画報」婦人誌の最高峰……。
写真、文章、品格……その他、どれを取っても他誌の追随を許しません。


何かテーマを設けて写真を撮るのも一興です。
カメラマンのMちゃんも笑いながら賛成してくれました。
朝から入念に身仕度をするものの、
撮影の当日はカンカン照りのピーカン、グングン気温が上がって行きます。
次第に自分のことはどうでも良くなる僕、僕の写真写りは高が知れているけれど、
せめて薔薇だけは美しく撮って貰いたい……。

ギリギリまで冷蔵庫に入れ、
友人との待ち合わせにピッタリに着くように乗り継ぎを検索、
無駄な時間が全くないままMちゃんが待つスタジオに到着したのでした。

今日の写真はスタジオで撮影の準備をしている合間に撮った1枚。
このブーケで僕のオリジナルの薔薇11品種入っています。
冷蔵庫から取り出し、気温が上がって来るに従って、
スタジオ中に素晴らしい匂いが満ち溢れます。
薔薇を小道具として持つことで勇気百倍(もしかして主役?)、
同行の友人やMちゃん&Kちゃん夫妻の温かい心遣いで、
無事に撮影は終了したのでした。


11. 06. 2009


Benoit。


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# by souslarose | 2009-06-11 00:00 | Under the Rose | Trackback | Comments(16)
2009年 06月 07日
大判小判。
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「薔薇って一人でやるもの……。」

僕はズゥ〜とそう思って来ました。
インターネットが普及し、
誰でも簡単に薔薇に関する情報を入手できる昨今、
同じ薔薇を愛する人達が沢山いて、
様々な楽しみ方をしていることを知りました。

自然と増える薔薇の友達、交流も深まり、
気のおけない友人になる人もいます。
薔薇に対する考え方、接し方も様々。
薔薇に何を求めるかもそれぞれです。

薔薇がここまで愛培される理由は沢山あります。
花の美しさは勿論、花色、匂い、刺……。
僕は最近、これらの要素の他に、
葉の美しさも決して忘れてはいけない大事なポイントだと思うようになりました。
だって、花は春と秋ですが、葉は一年中ほとんどお付き合いするわけですからね。
ご存じの通り、僕は薔薇の交配をして楽しんでいます。
求めるのは花形、色、樹形、匂い……そして葉の形。
今年、新たに葉の形や色などに重点を置いて交配をしてみました。
目標はズバリ「大判小判」(笑)

今日の写真は見事「大判小判」の美しい葉を付けた一年目のチビ薔薇。
勿論、交配親は一季咲きのオールドローズが多いです。
花の姿を見るまでは辛抱強く育てなければいけません……。


07. 06. 2009


Benoit。


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# by souslarose | 2009-06-07 00:00 | Under the Rose | Trackback | Comments(8)
2009年 06月 02日
大野耕生さんのブログ。
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華やかな薔薇のシーズンも一段落。
新しく美しい薔薇のようなブログが誕生しました。
いつも仲良くして下さっている大野耕生さんのオフィシャル・ブログ。

 「plaisir de rose -- 僕の好きな薔薇たち --」です。

 「いよ、待ってました!」

と、膝を叩く人も多いと思います。大体、耕生さんのような人気者が、
今までブログもホームページも持っていなかっただなんておかしいですよね。
薔薇の栽培方法は勿論、人気の薔薇のとっておきの話しや、
耕生さん自身の情報等、美しい写真が満載のとても魅力的なブログになっています。

でも、ご本人は機械音痴を自称していますから、
実は、さぞかし大変な作業なのかもしれません(笑)

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今日の写真は新しくブログ仲間になった耕生さんに贈る「ラ・マリエ」。
2月に「New Roses 2009」用に撮影した中からの1枚です。
まだ固い蕾から8分咲き、満開へ……フランス語で「花嫁」を意味する薔薇。
1本の薔薇が女性の一生を表しているようではありませんか。
河本バラ園さんの美しき「ラ・マリエ」……人気沸騰です。


02. 06. 2009


Benoit。


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# by souslarose | 2009-06-02 00:00 | Under the Rose | Trackback | Comments(14)
2009年 05月 31日
さぁさぁ……幕引きですよ。
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雨上がりの早朝、カメラを持ってバルコニーに出てみる。

 「もう宴はおしまいだよ!」と、言わんばかりに風が吹き荒れ、

 「さぁ、夢はそこそこに現実に戻りなさい。」と尻押しするように雨が降りしきる。

しとしとしとしとしと…………長雨にスッカリ花も傷み、
ピッカピカだった葉に病気も出て来ました。
春先からの好天に恵まれて、順調に育って来た薔薇。
ここ数年の悪天候にガッカリして来た僕達は、

 「今年は凄い事になるかも……。」

そんな淡い期待を持っていました……がっ!
やっぱり自然はそんなに甘くありませんね。

皆さんのお宅、それぞれに開花時期は違いますが、
この所の悪天候で、ほぼ、一番花はお仕舞いと言ってもいいのではないでしょうか。
まぁ、いっか……簡単に気持ちを切り替えられるのも、
薔薇を育てて来て育まれたこと。明日は明日の風が吹く。
来年はもっといい春になるに違いない……そう思いたいです。

写真は雨に濡れた僕のオリジナルの薔薇。
ブログ初公開です。雨に濡れてしっとり美しい……かな。


31. 05. 2009


Benoit。


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# by souslarose | 2009-05-31 00:00 | Under the Rose | Trackback | Comments(10)
2009年 05月 24日
First Yellow。
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趣味で薔薇の交配を始めて10年近くなろうとしています。
初めの頃は訳も分からず、咲いている薔薇を片っ端から手当り次第に……。
出来る薔薇は何れも白から赤のグラデーションの中の色でした。
その内、ラベンダーの薔薇が出来、心待ちにしていた赤黒い薔薇が出来、
念願の紫色に美しく退色する薔薇が出来ました。

 「……そうだ、黄色の薔薇がない……。」

フと思うと、僕の薔薇に黄色のバリエーションがありません。
一般に黄色の薔薇は男性が好む色と聞きます。
天の邪鬼の僕は黄色の薔薇が苦手……。
黄色の薔薇と言うよりは、黄色の花色と葉の兼ね合いとでも言いましょうか。
濃い緑と黄色の取り合わせがどうも苦手なのでした。
淡い緑と卵黄色の組み合わせ、「Golden Celebration」なんかは好きです。

どうしても黄色の薔薇が欲しい……。
コマツガーデンさんに1本だけ試しに接いで貰った薔薇。
この連休に大苗になって我家に返って来ました。

僕の初めての黄色の薔薇……感慨ひとしおです。


24. 05. 2009


Benoit。


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# by souslarose | 2009-05-24 07:38 | Under the Rose | Trackback | Comments(20)
2009年 05月 20日
自分で蒔いた種。
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 「自分で蒔いた種じゃん!」

自分で自分にそう言い聞かせます……まさに文字通りだから(苦笑)

僕は都会の真ん中のバルコニーで薔薇を育てています。
勿論、薔薇を地植えする土地はありませんから1000鉢、全部鉢植え。
しかも、専門家が見たらビックリ仰天する驚異の雛壇飾り&纏足栽培(笑)

どうやったら一鉢でも多く薔薇を置けるかに腐心して来ました。
僕の薔薇への関心は、一株にビッチリと花が付かなくてもいい、
たった一輪でもいいからその薔薇の本当の姿を見たいのです。
自分で育ててみて触ってみたい、匂いを試してみたいのです。

バルコニーはコンクリートですよね。
どうにかこのコンクリートを隠す方法はないか。鉢を見えなくする方法はないか……。
と、言う訳で、薔薇の鉢に色々なものを植えてみました。
勿論、薔薇が窮屈になっては元も子もありません。
なるべく薔薇の邪魔にならないように、しかもチョッとは見栄えがして、
出来れば季節には花も楽しめれば言うことなし……。
1000鉢分の草花を買う費用はありません。だから雑草も利用します。
セダムやヤエムグラはとても便利……美しく鉢を隠してくれます。
去年はクローバーや勿忘草の種を蒔いたりしました。

さて、ここに引っ越して来た時に蒔いた種、
幾つかのハーブが大変な事になっています。
中でもミント!いつからこんなになってしまったのか、
抜いても抜いてもどんどん増える生命力の強さには驚きの念を隠せません。
花が咲いた後のこぼれ種もあるでしょうけど、
薔薇の鉢の下から潜り込み、いつしか主客転倒、
麗しの薔薇さま、軒を貸して母屋を取られるありさまです(笑)

5月のこの時期は、青々とした新鮮な葉が芽に美しいです。
でも、美しいなどと言っていられません。
ミントの元気に押された薔薇は年々ショボクなり、
気が付くと1輪しか咲かないこともままあります。
写真はミントの陰でヒッソリと咲く「Abraham Derby」。
それから、忘れた頃にポツリと咲く「Fantin Latour」。こちらは白の露草に埋もれています。
この露草、今から10年前、前の会社の近くのお宅が取り壊されると聞き、
前庭に生えていた露草を持ち帰り水栽培……今やバルコニー一面に生えています(笑)
イングリッシュ・ローズの「Darcy Bussel」もミントに埋没……。

まっいっか!大きくなりたいんでしょう?もっと生えたいんでしょう?
それらが自然な景観を作ってくれることも事実ですもんね。
まぁ、程々に、薔薇が枯れては元も子もありませんから。


20. 05. 2009


Benoit。


[Abraham Derby (ER) Austin, 1985]
[Fantin Latour (C) 1900]
[Darcey Bussell (ER) Austin, 2005]

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# by souslarose | 2009-05-20 00:00 | Under the Rose | Trackback(2) | Comments(24)
2009年 05月 13日
僕の中のテーマは椅子……国際バラとガーデニングショウ。
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風薫る5月、毎年、この時期になると心ウキウキします。
電車の中のポスターを見てドキドキ、予定帳を眺めていつ行こう、誰と行こう……。
一足早く12日に今年で11回を数える「国際バラとガーデニングショウ」に行って来ました。

毎年〜ディスプレイ面で目覚ましい躍進を見せてくれるガーデニングショウ。
参考になる部分は、早速、取り入れ、自分のウチで再現不可能な所は見て楽しみます。
最初の頃はただただスペースを埋めるように草花を並べていただけだったのに、
最近では、ここが野球場か……と、思わず我を忘れるほど自然で素晴らしいディスプレーです。
出展している皆さんの苦労が忍ばれますが、その甲斐あって素晴らしいショウになっていました。
参加している皆さんの思いが、また、見る側僕達の願いが1つになっているようです。

初めの頃は初日の朝一番にサッと行って小一時間見学、
どちらかと言うと薔薇の苗を買うのが目的でしたけれど(笑)
最近ではスッカリ様変わり。親しい友人と再会して話しに花が咲いたり、
なかなかお目に掛かれないお世話になっている方々に挨拶したり……年に一度の社交の場になっています。
来シーズンにお迎えする薔薇を実際に見て確認、夢中になって写真を撮って……。

その中からお気に入りの何枚かをご覧にいれますね。
僕の駄文を読むより数段、実になりますから(笑)
1枚目の大きな写真は大野耕生さんがアレンジした美しいブーケ。
いつもお世話になっている深野俊幸さんの色彩感覚溢れる作品を中心に。
それから、僕の中での今年の写真のテーマは「椅子」。
椅子ってどうしてこんなに絵になるんでしょうね……凄く不思議。

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所で、僕が夢中になって写真を撮っていると、
殺気ムンムン、何やら背後から怪し気な気配が……。
足音を忍ばせてはいるものの、「どどどどどどどど……。」
振動が段々近くなって来ています……。
そう「New Roses 2009」の撮影の時に紅茶をこぼし、
これから撮影って言う時に電気を消したMadam d'AKMが僕に回し蹴りをしに突進して来たのです(笑)
あぁ、危ない……おちおち写真も撮っていられやしない(笑)


13. 05. 2009


Benoit。


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# by souslarose | 2009-05-13 00:00 | Under the Rose | Trackback | Comments(18)
2009年 05月 09日
この1枚が撮りたくて……Apple Seed。
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この1枚が撮りたくて……。

夕暮れ時、降り出した雨の中、小走りで帰って来ました。
数日前、見事な一番花を咲かせてくれた、小山内健さん作出の「Apple Seed」です。
去年、ご本人にお願いして一番大きな苗を送って貰いました。
我家にお迎えして伸びるに任せっ放し栽培(笑)そう、大きくしたかったのです。
僕のいい加減な管理、全くしなかった剪定&誘因なのに、
それはそれは夥しい数の蕾が上がって来ています。

そしてこの雨……ここ数年、本当に雨には泣かされましたが、
今年は好天に恵まれ開花も早いようです。
但し、我家は遅い剪定のため例年よりも開花が遅いですけど……。
美しく花開いた「Apple Seed」、この雨にどんな風になっているか、
まだ急げば間に合うかもしれない……そう思っての急ぎ足です。

触れれば落ちん……雨に打たれ、雨の雫で重くなり、
花弁は雨粒をはじくことに疲れ、向こうが透けるまでに水を含んでいます。
少しでも風に吹かれれば花弁がハラハラと散りそうではありませんか。
濃いピンクから紫色に退色し、さらに夕方の光線で絶妙な色になっています。
街灯の明かり、暗く沈んだ緑、雨に濡れ項垂れ、紫外線でさらに青くなった紫……。
この姿が頭の中にあったから急いだのです。
 
 「間に合った!……咲いていてくれて良かった……。」

ビニール傘を差し、夢中で撮っていたらいつの間にか日が暮れてしまいました。
強くなった雨はウィンド・ブレーカーに染み、
中のTシャツまでビショビショになっているのに気が付きませんでした。
最後の1枚は満開になった時の「Apple Seed」の同じ花。咲いてからの花保ちは抜群です。
自由奔放に伸び、素晴らしく甘い芳香が鼻孔をつきます。
写っていませんが、このピンクに黄金色の蕊が美しく映えます。


08. 05. 2009


Benoit。


[Apple Seed (S) Ken Osanai, 2000]

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# by souslarose | 2009-05-09 00:00 | Under the Rose | Trackback | Comments(8)
2009年 05月 07日
コッほん!
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 「コッほん!」

どうです、見てご覧なさい。この素晴らしいバルコニー!
新鮮で青々とした葉が生い茂り、ポツポツ花が咲き出しています。
何か気が付きませんか?そうです、病気がひとつも出ていないでしょう?
この時期、漏れなく付いて来るウドン粉病が全く出ていません!
いいですよ、虫眼鏡で見ても1枚たりともウドン粉病になっていませんから。
これを奇跡と呼ばずして何と呼びましょうか!(笑)

そうです、何もしていないのですよ、ぬぁ〜んにも!(笑)
面倒臭がりのブノワ。さん、薬なんて全然、撒いていません。
だって、剪定も誘因もするヒマなかったんですから。
薬なんて撒くヒマある訳ないじゃないですか。

それにしても不思議な事もあるもんですねぇ……。
どんなに神経質になって予防のために薬を撒いても出るものは出る。
今年みたいに何もしなくてもピッカピカの葉っぱで一番花を迎える事もある。
これを自然の気まぐれと呼ばずして何と呼びましょうか。
せっせと薬を撒いても全く効果がない年もあれば今年のようなラッキーな年もある。
強いて理由を挙げれば、今年の4月は非常に天候に恵まれました。
薔薇の病気が気になる降雨は殆どなし……。カラッと晴れて湿度もなかった……。
今年の好調を見るにつけ数年前の惨状が思い出されますね。

はぁ、どうやらこのま美しい一番花が拝めそうです。
本当、不思議。来年はもっともっと手を抜きそうで恐いです(笑)
だって、先日、撒いたアブラムシ用の薬が一回……。
今シーズンは他に何もしていないんだもの。
ウドン粉クイーンもウドン粉キングもウドン粉プリンスも、
例年だと漏れなくウドン粉病が付いて来る品種も健在です。
神さまの気まぐれ?ここ数年不順な天候に泣かされましたからね……。

写真はウドン粉病には関係ないけれど、
ルゴサ系の美麗花「Conrad Ferdinand Meyer」。
そう、イングリッシュ・ローズに多大な影響を与えた薔薇としても有名ですね。
その匂いの素晴しいことと来たら!鼻が取れそうなほどです(笑)
大株にしたいと意気込んで購入して数年。
意気込みに反して随分とショボクなってしまいましたが、
それでもこうして毎年素晴しい花を見せてくれます。


07. 05. 2009


Benoit。


[Conrad Ferdinand Meyer (HRg) Dr. Franz Hermann Muller, 1897]

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# by souslarose | 2009-05-07 00:00 | Under the Rose | Trackback | Comments(16)
2009年 05月 04日
ピュぅ〜ん!
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3年前のこと、僕が、大、大、大好きな親友夫妻の所に女の子が生まれました。
ハンサムな旦那さまと美女の奥さまに珠のように可愛らしい女の子!
でも、一人っ子で廻りに親戚がいない僕は子供にどう接していいか分かりません。
言葉を喋らないうちはまだ抱っこするだけだからいいのだけれど、
少し大きくなって話し掛けられたりするとどうしていいか困ってしまいます。
しかぁ〜し、その女の子、ミーちゃんは異様に可愛らしく、
人一倍オマセでスッカリ僕のお気に入りになってしまいました。

その赤ずきんミーちゃんとオオカミのブノワ。さんの架空の会話(笑)

 M 「ねぇ、ブノワ。おじちゃん!」
 B 「お、おじちゃん?おにいちゃんでしょう?」
 M 「…………おじちゃんの所の薔薇、どうしてボーボーなの?」
 B 「おじ……?それはね、薔薇の魅力を最大限に引き出すためなんだよ。
    ホぉ〜ラ、見てご覧。花が風に揺られて綺麗でしょう?」
 M 「でも、下の方がスッカスカで葉っぱが1枚もないよ。」
 B 「それはね、夏になった時に蒸れないようにするためなんだよ。」
 M 「ふぅ〜ん。ねぇ、どうして枯れた雑草がそのまま下に捨てられているの?」
 B 「それはね、コンクリートのバルコニーが自然に見えるようにするためなんだよ。」
 M 「ミーたんはゴミ箱に捨てた方がいいと思うけど。」
 B 「でもね、真夏の照り返しが少しは防げるでしょう?
    おにいちゃんの所、猛烈に暑くなるから。」
 M 「…………でもママが言ってた。ブノワ。おじちゃんは面倒臭がりだって。」
 B 「………………。」
 M 「パパも言ってた。ブノワ。おじちゃんは楽な方、楽な方に流れるって。」
 B 「………………。」
 M 「ねぇ、どうしてお花が小振りなの?」
 B 「………………。」
 M 「ねぇ、どうして枯れた薔薇の鉢がそのままになっているの?」
 B 「………………。」
 M 「ねぇ、おじちゃん、どうして?どうして?」
 B 「………………。」


と、言う訳で、薔薇の自然な姿を追求した僕の今年のバルコニー(笑)
何だかんだ言って綺麗な薔薇が咲き始めました。

 「なぁ〜ンだ、放って置いてもキチンと咲くじゃん!」

パリやノルマンディーで見た薔薇本来の樹形。
その美しさに打たれて今年は僕なりに出来る事をしてみました。
ピュぅ〜ン!長く伸びた枝先に付いたえも言われぬ美しい薔薇。
風に吹かれ、ゆらゆらと揺れる姿に心奪われます。
あっちに伸びた枝、こっちに伸びた枝どうしを軽く紐で縛り、
都会のコンクリートのバルコニーが自然に見えるように演出してみました。

なぁ〜んて!剪定もせず、誘因もしなかったツケ?(笑)
でもね、薔薇はちゃんと咲くのですよ。それも劇的にね。
僕のズボラ園芸のやり方にチョッと自信を持った春でした(笑)
写真はオールド・ローズの「Yolande d'Aragon」。
秋にも帰り咲く美しい薔薇です。素晴らしい匂いが鼻孔をつきます。
中世フランスに生きたヨランド・ダラゴンは、
ジャンヌ・ダルクの強力な支持者としても有名です。


04. 05. 2009


Benoit。


[Yolande d'Aragon (P) Jean-Pierre Vibert. 1843]
[Yolande d'Aragon (1384~1442)]

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# by souslarose | 2009-05-04 00:00 | Under the Rose | Trackback | Comments(16)
2009年 04月 29日
モス・ローズだけの空中薔薇園。
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僕の目は極端に悪い。
両目とも0.01、しかもどっちだったか物凄い乱視……。
ほぼ見えないに等しいのです。

ただ、不思議なことに、
歩いていると足元をウロウロしている小さな蟻んこや、
雨上がりに何を血迷ったか歩道に出て来た、
超スローモーなカタツムリなんかはバッチリ見えます(笑)

 「あぁ、忙しぃ、忙しぃ……。」

最近の僕の口癖になってしまった感がありますが、
暖かい陽射しに誘われて外に出たがる猫達に釣られ、
剪定も誘因もろくすっぽしなかったバルコニーに出てみることにしました。

 「なぁ〜んだ……物凄い蕾じゃん!」

恐る恐るバルコニーに出たクセに夥しい蕾の数に驚くやら喜ぶやら。
改めて「春の薔薇は自然が咲かせる。」の言葉を思い浮べてみます。
剪定もされず自然に伸びた薔薇……樹形がいつもと違うので、
暫し、どれが何と言う名前の薔薇だったか右往左往してしまいます。

 「ンンン……こんな所にモス・ローズがあったっけ……。
  あらら、あそこにもここにも……。」

確かに数年前、手に入るだけのモス・ローズを、現存するモス・ローズを、
イギリスのピーター・ビールズから片っ端から取り寄せたっけ……。
それにしてもあそこは確かダメになった薔薇の台木から伸びた野薔薇のハズ……。
そう、逆さまになったシャンデリアよろしく、
小さな蕾がお互いを邪魔しないように整然と並んでいる……。
だけど萼の部分にビッチリと夥しいモス(苔)が……。

 「ハッ!もしかして!」

そう、超ど近眼のブノワ。さんがモスと勘違いしていたのは、
ビッチリと花首に付いたアブラムシ(笑)
改めて見ると、あそこにもここにも……。
あぁぁぁ!ほぼ全ての薔薇にビッチリとアブラムシがぁ!(笑)
危うく1000本のモス・ローズをコレクションする、
空中薔薇園になるところでした(笑)
テントウムシさんゴメンなさい、ヒラタアブさん堪忍ね……。
謹んで薬剤散布させて戴きました(涙)

写真は大人気のモス・ローズ、本物のモス・ローズ「James Veitch」。
モス・ローズの中で数少ない返り咲く品種です。


29. 04. 2009


Benoit。


[James Veitch (M) Verdier, 1864]

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# by souslarose | 2009-04-29 00:00 | Under the Rose | Trackback | Comments(20)
2009年 04月 26日
薔薇を育み育まれ。
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穏やかな4月になりました。
僕の今までの薔薇歴では考えられないくらい遅く、
本日、日曜日に薔薇の手入れを終えました。
今までは年末年始の休みに一気に済ませていたんですが、
年々、時期が遅くなり、去年が2月の下旬、今年がこの体たらくです(笑)
手入れが終わったと言っても、やったことと言えば施肥と簡単な剪定だけ。
ボーボーに伸び、藁色に枯れた雑草は辛うじて抜きましたが……。
もう枯れているから伸びないし栄養や水分も薔薇から横取りしない……。

薔薇を育てるようになって変わったこと……そう、気長になりました(笑)
一季咲のオールド・ローズの花が付かないと丸々2年花を見られない訳ですもんね。
それでも待つ価値があるくらい美しい薔薇が多いです。
自分で交配して種を蒔くと、3〜4年花が咲かないこともあります。
昔は結構、短気だったんですけどねぇ……(笑)

 「咲かぬなら咲くまで待とう薔薇の花。」

最近では我が家にクリスマスローズと言う、
僕にしては異端の花が7本もやって来ました。
その内2株は花が咲いている状態でやって来て、
1株は去年「来年咲くからね!」と、友人がプレゼントしてくれ、
親友のお母様が実生で育てた残りの小さなポット苗の3株は、
早くて再来年の開花だそうです(笑)

あと、命の大切さ、儚さを身近に感じるようになりました。
精一杯、世話をしても気候が合わずに枯れる薔薇もある。
何もしていなくても美しい花を咲かせる薔薇もある。
枯れると当然、悲しいし、次はこんなことにならないように対策を講じたりあれこれ考えます。
命を絶やしてしまった悲しみ……こればかりはいつになっても慣れません。
薔薇を育むことによって優しい気持ちを育まれ、
天使のようになったブノワ。さんです(笑)


写真は僕のオリジナルの薔薇。そう、糸ピコです(笑)
クリスマスローズの糸ピコは大人気ですが、果たして薔薇は?


26. 04. 2009


Benoit。


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# by souslarose | 2009-04-26 14:10 | Under the Rose | Trackback | Comments(8)
2009年 04月 16日
New Roses 2009。
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まだまだ寒さ厳しい2月に撮影の仕事をしました。
そう、泣く子も黙る、薔薇ファン垂涎の「New Roses 2009」の撮影です。

僕はプロのカメラマンではありません。
今までの諸々の写真を見て下さって白羽の矢が立った……。
そう解釈して快諾しました。だって、これ以上に名誉な事はありませんからね。

さて、撮影の当日……………。
実は、一度、撮影日が延びました。美しい新品種の薔薇「ラ・マリエ」と、
その薔薇をイメージしたデザート「マリエ」を撮ることが目的のページ。
その肝心の薔薇が寒さのせいで開花が遅れるとのこと……。

僕は撮影の際に照明を使いません。精々、レフ版を使うくらい。
当然、冬の一番日照の少ない時期の撮影です、結構、ヤキモキしていました。
所が、僕の心配なんか「まるで甘ちゃん!」と、言わんばかりに、
撮影当日の月曜日の午後は小雨模様……そうでなくても日照時間が短い2月です。
花の撮影にカンカン照りのピーカンもキツいけれど、
写真は矢張り光があってナンボですからね。
暗くてもいい、多少のことならいい写真が撮れる自信はあります。
しかぁ〜し!この温厚で柔和で滅多なことでは驚かないブノワ。さんが、
唖然、呆然、愕然、慄然、憮然としたのは、
本来はその場を取り仕切ってくれるハズのTさんが、
撮影場所のO邸に着いて簡単な自己紹介が終わった途端……。

 「えぇ……と、皆さん……先ずお茶にしましょうか?」……って!

とっとっとっとっとっと……大きく前にズッコケるブノワ。さん。

 「こらこらっ!Tさん!お茶なんかしている場合じゃないの! 」

休憩や皆さんの紹介なんか後でいいの!先ずは撮影でしょう?
休憩って仕事で疲れた人がとるのが相場じゃないの?(笑)
その当時は自然光を使っての室内での撮影のタイムリミットは4時。
撮影にご自宅を提供して下さったO邸に到着したのが2時30分過ぎ……。
簡単な挨拶の後、早く撮影しなければと思っているのに、
優雅にお茶なんかしている場合じゃないです!(笑)
じゃなくても短い日照、姿が見えないクセに刻一刻と傾くお天道様……。
ケーキはどこ?薔薇はどうしたの、薔薇は!?!?!?ケーキは!?!? !?
あぁっ!食器を作ったAさんがお茶をこぼした……やっぱりオッチョコチョイ?(笑)
ハァ……さらに撮影が遅くなるぅ……。

皆さんの優雅さ加減にはビックリするやら呆れるやら……。
ブノワ。さんのこめかみの血管のピクピク……見えませんでした?
デザイナーの男の子はおっとり大人しくて、
威風堂々、絶対的に威圧感タップリな豪華薔薇マダム達を仕切れるタイプじゃないし(笑)
窓の外を見れば、O邸の庭を借りて、薔薇界超人気のOさんを中心に、
他社から新しく出る薔薇の本のための撮影がテキパキと進められている……。

こりゃぁダメだ……自分から動かないと写真撮れない!
デザイナーの男の子に目で合図して……。

 「ホラ、テーブルを窓際に持って行こうか。
  いいの、あっちのマダムのチームは放って置けば!」

コソコソ言っているの聞こえませんでしたか?
申し訳ありませんが勝手に事を運ばせて戴きました(笑)
あれが仕事の人ばかりだったらブノワ。さんの一喝を浴びていたでしょうね(笑)
皆さん、火炎放射器で焼き払われるか、口にガムテープですぞぉ。
こう見えても恐いんですよ、ワタシ。
もう少しで人払いをする所でした……ハイ(笑)

 「どんな風に撮ります?何かスケッチみたいなものありますか?」

撮影前の僕の問いかけにデザイナーの男の子は、
西洋美術館で大好評だったヴィルヘルム・ハマースホイの図録を取り出しました……。

 「あぁ、この人とだったら同じ感覚で仕事が出来る……。」

もう少しでこめかみの血管が切れる寸前の僕の胸に安堵感が押し寄せた瞬間です(笑)
あの短い時間の中で撮影が出来たのも彼の的確な指示のお陰、
確固たるイメージが頭の中にあったから他なりません。
出来上がり、デザイナーの美的感覚の鋭さはページをご覧になれば良く分かります。

撮影終了後、大変だった僕とデザイナーを待っていたのは(笑)
Oさんと明るくお綺麗なお母さまがお作りになった絶品料理の数々。
うぅ〜む、美味い!毎日ここに夕飯を食べに来ようかしら……。
膨らんだこめかみの血管は何処に?口まで出かかった文句は一体?(笑)
心優しいお父さまや、この日のために極上のデザートを作られた若く才気あふれるKさん、
薔薇界超人気のOさんや、わざわざ遠路、薔薇を持って来て下さった、たおやかなMさん、
雁首揃えた……じゃなかった、そろい踏みの美しき薔薇マダム達(ゴリゴリゴリゴリ……。)と、
歓談し、美酒に酔い、御機嫌な宵は更けるのでした……。

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さて、今日のこの1枚目の写真……美しい新品種の「ラ・マリエ」の写真も、
美味しい物にはうるさい豪華薔薇マダム達を絶句させ口を封じ、
一瞬だけど少女時代に戻らせた(笑)極上デザート「マリエ」の写真も使いません。

天の邪鬼なブノワ。さんは出題します。
「New Roses 2009」の中の該当するページの中で、
この美しい薔薇のモチーフはどこに登場するでしょう。
見事、正解の方には……………何もあげません(笑)
「偉い!」と、一言、進ぜましょう。


19. 04. 2009


Benoit。


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# by souslarose | 2009-04-16 00:01 | Under the Rose | Trackback | Comments(26)
2009年 04月 16日
Under the Rose。
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「Under the Rose」、若しくはラテン語で「Sub Rosa」…………….

何れの意味も「薔薇の下で」……すなわち、
「秘密に」「内緒に」「こっそりと」などと言う意味になります。


この慣用句の謂れは諸説ありますが、ローマ神話によると、
恋の神クーピッドが母である愛の女神ヴィーナスの情事の秘密を漏らさないように
沈黙の神ハーポクラテスに薔薇を贈ったことから来ていると言われています。
同じヴィーナスとクーピッドでも異説もあって、
ヴィーナスが軍神アーレスとの情事を息子のクーピッドに知られてしまいます。
夫のヘーパイトスに漏れるのを恐れたヴィーナスは、
沈黙の神ハーポクラテスに頼んでクーピッドが秘密を漏らさないようにして貰います。
そのお礼にヴィーナスがハーポクラテスに贈ったのが赤い薔薇だった……と言うものです。
クーピッドはヴィーナスとアーレスの子供とされる事もありますから、
神話の世界は良く分からないのですけど……。

また、紀元前479年、ギリシャの将軍達は、
ミネルヴァ寺院の傍らの薔薇園の薔薇の樹の下で、
ペルシャ王クルセクルスの軍隊に反撃する作戦を立て、
見事にクルセクルス王の軍隊を撃破。ギリシャ軍を勝利に導きました。
以降、人々にとって「Sub Rosa・薔薇の下で」……この言葉は、
秘密を意味するシンボルになったと言われています。

 「薔薇は下から見上げるのが美しい……。」

そう仰言ったのはかのオースチン氏でしたっけ……。
全ての薔薇には作った人、育てている人それぞれの物語があります。
薔薇は花の女王……限りない物語の数々をここに記します。

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シーズンに先駆けて新しく薔薇だけのブログを始めることにしました。
ご存知のように、僕は薔薇の専門家ではありません。
栽培方法もいい加減、薔薇に対する情熱も他の方々に比べるとまだまだです。
けれど、僕の中に確固として存在する薔薇に対する思い、
薔薇に付いてのあれこれを書いて行けたらなぁ……と、思っています。
「匂いのいい花束。」からお気に入りの薔薇の記事を、
大幅に加筆訂正して載せる事もあるかもしれません。
当座は写真がダブる事もあるかもしれませんがご了承のほどを。


薔薇が好きな方も、そうでない方も楽しめるようなサロン……………。
そんなものが出来ればいいなぁ……思いは大きいです。
これからも一つ宜しくお願いいたしますね。


16. 04. 2009


Benoit。


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# by souslarose | 2009-04-16 00:00 | Under the Rose | Trackback | Comments(58)


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